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赤ちゃんの寝息が大きくて心配!考えられる原因と病気の可能性

赤ちゃんの寝息が大きくて心配!考えられる原因と病気の可能性

赤ちゃんの寝息が気になるときの対処法

喉の構造の問題なら体勢を変えてみる

気道が狭くなってしまうと、いびきをかきやすくなってしまうので、気道を確保するような体勢にして寝かせてみましょう。

仰向けに寝かせると、舌が沈下してしまうことがあります。横向きにして眠れば、舌が気道を塞ぐことがないので、いびきをかかなくなるようです。

高すぎる枕を使うことでも同様に気道が狭くなってしまうことがあります。今使っている枕よりも低いものや、今よりも少し固めの枕に変えてみるのもよいでしょう。また、枕の使用をやめてみてもよいかもしれません。赤ちゃんには枕は必要ないという専門家もいるようです。

今使っている枕を見直してみたり、寝るときの体勢を変えてみたりして様子を見てみて、それでも改善しない場合は、ほかの可能性も考えてみましょう。

鼻詰まりの場合は鼻水を取り除く

鼻が詰まっている場合は、鼻水を取り除きましょう。赤ちゃんはまだ鼻をかむことができないので、ママが吸引器などを使って取ってあげる必要があります。吸引器は、自動で吸い取ってくれるちょっと大きめの機械から、ママが専用のチューブを使って口で吸ってあげるタイプのものなどがあります。

そのほかにも、鼻詰まりの症状を緩和する方法を紹介します。

お風呂に入っているときは、鼻詰まりがよくなることがありますよね。同様に、お部屋を加湿することで鼻詰まりの症状が緩和されることがあります。目安としては、湿度が60%になるように管理しましょう。

低めの枕などを使ってなだらかな傾斜を作り、なるべく上体を起こして寝かせるようにします。こうすることでさらに気道が確保できます。

扁桃腺やアデノイド肥大は手術になる場合も

扁桃腺やアデノイド肥大が原因の場合、症状が軽ければ経過観察となりますが、症状が重いと手術になります。その目安となるのが、合併症が生じているか、睡眠時の酸素量、X線での画像診断、鼻からのファイバースコープ診断です。

睡眠時の酸素量は、病院で睡眠時の酸素量を計測する機械を貸し出してくれるので、自宅で寝ているときに計測することができます。この計測結果に問題がある場合も手術が必要と診断されることが多いようです。

手術は、3歳頃になってから行われることが多いようですが、重篤な場合は、3歳以下でも手術をすることがあるようです。手術は通常全身麻酔を使って行われ、扁桃腺とアデノイドを摘出します。目安として1週間〜10日くらいの入院が必要とされています。

まとめ

今回は赤ちゃんのいびきの原因や、医療機関を受診する前のチェックポイントなどを見てきました。

ただの風邪で一時的にいびきをかいているのか、赤ちゃんの喉の構造が未熟なためにいびきをかいているのか、アデノイドの肥大やアレルギー性鼻炎などが原因でいびきをかいているのか、小児科や耳鼻科の先生でさえ診断が難しい場合もあります。

症状が改善しない場合は、睡眠の専門医を受診するなど、複数の医療機関を受診してみることをおすすめします。
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