子育て中に夫婦喧嘩が多い原因。夫婦一緒に楽しむためにできること
産後なぜか増えてしまう夫婦喧嘩。赤ちゃんが産まれると夫婦で過ごす時間が減ってしまいますよね。そんな時期の夫婦でのかかわり方や喧嘩が起こってしまう原因、パパに理解して欲しいことなどをまとめました。ぜひパパと読み、これからの夫婦関係や育児方針などの参考にしてみてください。
産後に夫婦喧嘩が増える!その理由は?
何と言っても睡眠不足がつらすぎる!
産前は仕事をしていたママでも、休日はゆっくり休み、好きなときに起きることができていましたが、赤ちゃんが産まれると自分の時間もなく、ゆっくり休むことができなくなってしまいます。夜ぐっすりと寝てくれる赤ちゃんもいますが、ほとんどの赤ちゃんは昼夜関係なく、2~3時間おきに授乳をしなくてはならないので、ママの休む時間はほとんどない状態です。
睡眠不足になると、疲れやストレスが溜まりますよね。そのうえ、自分の時間がほとんどないので、ストレスは溜まる一方です。そのストレスの行き先が夫に行ってしまい、夫婦喧嘩になってしまうのです。
パパへの愛情の優先順位が急落するから
一時的な順位急落ならよいですが、愛情が戻らなくなってしまうケースもあるそうです。なかには20年以上たっても夫婦関係が修復できないという家庭もあるのだとか。これは気を付けたいですよね。
ここで大事なことは、産後からパパに育児に参加してもらうことです。そうすることで、お互いに大変さやありがたみを感じることでしょう。ただ、パパは外で長時間働いてきていることを忘れてはいけませんね。
マイナスな「第一次感情」がたまりやすい
育児の疲労やストレスを我慢しながら、1人で家事をしたり赤ちゃんのお世話をしたりしていて、パパに早く帰ってきてほしいのになかなか帰ってこなくてイライラ…帰ってきた途端に怒り爆発なんてことありませんか?
これは、第一感情が溜まっているサインです。産後はホルモンバランスの乱れの影響もあり、情緒不安定になりやすい傾向にあり、第一感情がたまりやすいのです。これをパパに理解してというのも難しいことだと思いますが、ママは、1人での育児をしている不安やストレスを理解してほしいだけなのですよね。
子育てでパパに理解してほしいこと
産後の回復に時間がかかるということ
病院でも説明があったかと思いますが、産後の回復には長い時間がかかります。産後2週間は安静が必要です。回復が順調ならば、4週目ころから無理のない程度の外出が大丈夫になります。日常の家事は5週目くらいから行ってもよいということです。
産後1カ月くらいはママの身体が回復するための大切な期間なのです。このことをパパに理解をしてもらい、ちょっとした気遣いや育児のお手伝いをしてもらえると助かるということをきちんと伝えることが大事なのではないでしょうか。
家にいるけど休んでいるわけではないこと
年中無休の育児はなかなかの重労働です。とくに産後はママも休みたいのに赤ちゃんのお世話で休めず、ごはんもゆっくり食べることができないことが多いです。赤ちゃんが泣き止まなくてどう対応していいのか困ってしまったりと、24時間神経も休めない状態ではないでしょうか。
育児に加え、家事もしなくてはならないので息つく暇もないですよね。家事がおろそかになってしまうこともあると思います。そんな状況で「毎日家にいるんだから家事くらいきちんとやって」とパパにいわれてしまえば、ママの怒りは頂点に達してしまいます。
初めての育児を24時間体制でやっている
里帰りができれば、育児経験者のおばあちゃんに赤ちゃんを見ててもらい、ママは少しでも休むことができますが、里帰りができない家庭はパパが仕事でいない間、ママ1人での育児です。
赤ちゃんの生活リズムが整わないうちは夜中に何回も起きるので、24時間体制育児になりママの気が休まるときがありません。また母乳が思うようにでなかったりと、母親としての責任感で精神的に不安定になってしまうこともあります。