うまく手抜きしながら育児するコツ!全部完璧にこなさなくても大丈夫
家事に育児に仕事、すべてに完璧を求めてプレッシャーを抱えてしまうママは少なくありません。プレッシャーはストレスとなり、ママを追い詰めてしまいます。そこで今回は、家族みんなが幸せに過ごせるように、家事や育児の上手な手抜き術をご紹介していきます。肩の力を抜いてみませんか?
理想のママ像に振り回されないために
理想のママをこなすための作業量と現実
たとえば、「粉ミルクではなく母乳で育てましょう」「紙おむつよりも布おむつを使いましょう」「育児日記を毎日つけましょう」「毎日絵本の読み聞かせをしましょう」など、育児における理想のあり方はさまざまです。
こうした理想像をすべて完璧にこなしているママはどれだけいるのでしょうか?どれも無理せず取り入れられるのであればよいですが、理想像を追い求めすぎて辛くなってしまうママがほとんどではないでしょうか?
結果的に余裕をなくして「理想的な子育てができない私はダメな母親だ」と自分を責めてつらい状態に陥ってしまいます。
楽をするのは悪いことではない
けれど、家事や育児においてママが楽をすることは一概に悪いことではありません。必要なところはしっかりと手をかけて、簡略化できるところは上手に手を抜く。そうすることで、ママの体力や精神的な面で余裕ができますね。
余裕があればイライラすることも少なくなるでしょう。結果的に、子どもやパパにも優しく接することができるようになり、ママも含めて家族みんなにとって嬉しい効果をもたらすというわけです。
肩の力を抜いて笑って育児を
ですが、理想を追求しすぎて無理をし続けてしまうと、それがストレスとなってママに重くのしかかり、やがて限界を迎えてしまいます。場合によっては育児ノイローゼや児童虐待、育児放棄につながってしまうケースもあるでしょう。
「ママはこうあるべき」という理想像に振り回されては本末転倒です。理想を追い求めすぎずにまずは肩の力を抜いて、笑って育児をしながら元気に過ごす「ママ」や「妻」でいてくれることの方が家族にとって幸せなことではないでしょうか?
がんばりすぎない!手抜き育児のコツ
自分に求めるハードルを下げて
そこで、まずは自分に求めるハードルを下げてみましょう。「今日はこれとこれはやったけれど、あれができなかった」と、できなかった部分に目を向けるのではなく、「これとこれができた!」とできたことに目を向けるのです。
完璧主義のママは自分で自分のハードルを高くしてしまいがちなので、そもそもの家事や育児のハードルを下げることで、「できない」というストレスが減り達成感を感じやすくなります。
省エネ育児で体力の温存を
そうならないためにも、「省エネ育児」で毎日を乗り切りましょう。省エネ育児というのは、ときには手を抜いてママ自身の体力を温存するための育児法です。
「いつもは全力で子どもの遊びにつきあいつつ、たまにはお医者さんごっこでママは横たわるだけの患者役に徹する」「たまには市販のベビーフードに頼って、離乳食作りにかけていた時間をほかのことに使う」など、省エネ育児のやり方はさまざまです。
子どもの体調不良など、万が一のときには万全に対応できるように体力を温存しておきましょう。
自分のがんばりを認めて休む時間を持とう
そういった場合には、自分ががんばっているということを認めて休む時間を持ってください。パパなどに協力してもらって、自分の趣味に没頭する、たまにはのんびり寝てみる、小一時間でも1人で外出するなど、家事や育児から少し手を離すことができる時間を持つのです。
日頃、ママたちは精一杯働いているのですから、ママが少しくらい休む時間を持つことは決して悪いことではありません。ほんの少し休息できると、「またがんばろう!」ときっと思えるはずですよ。
先輩ママが成功した上手な手抜き術とは
家事を助けてくれる便利な家電の導入
「ロボット掃除機」「食洗機」「乾燥機付き洗濯機」、この3点はもはや現代の子育てママの三種の神器ともいえます。これらを導入して「本当に助かっている」という先輩ママは多いです。
もちろん、このほかにも便利家電は多数あります。たとえば、掃除機をコードレスにしただけで子どもの食べこぼしに素早く対応できるようになったり、時短調理家電を使えば毎日の食事の支度がグッと楽になったりするでしょう。
ママの助っ人となる便利家電の導入は「手抜き」ではなく、「合理的な家事の効率化」です。空いた時間で子どもともっと遊べるようになりますね。