赤ちゃんを連れての便利なタクシー利用。気をつけることは?
タクシーを利用したい赤ちゃんとのお出かけ
産後のママや赤ちゃんの健診で
たとえば、ママや赤ちゃんは1カ月健診で病院に行きますよね。産後、初めての外出という場合もあり、その際にタクシーを利用するママもいます。
生まれて間もない赤ちゃんはデリケートです。とくに、暑い夏や寒い冬は、体温調節機能が未熟な赤ちゃんを外気と室内の気温差から守ることが大切です。タクシーだと、外気に触れる時間が少ないので赤ちゃんへの負担が少ないのです。
また、電車やバスなどを利用すると、流行りの感染症にかかる可能性も高まります。混んでいると、赤ちゃんの機嫌や周囲への迷惑なども気になりますね。タクシーはそういった点を気にする必要がなく、ママも安心ですよ。
お宮参りなどのイベントに
もし、自宅の近くで行う場合はベビーカーや抱っこ紐などで現場へ向かうことができます。しかし、遠方だとそういうわけにはいきません。
赤ちゃんを連れてのお出かけは、着替えやおむつ、ミルクなどの荷物が増えます。電車やバスだと、持ち運ぶだけでもママやパパの負担になります。さらに、ママが着物を着ると赤ちゃんを連れての移動は大変ですよ。
お宮参りなどのイベントでは、タクシーを利用して移動の負担を減らしましょう。ドア・ツー・ドアですむので、成長してからの七五三などにも便利ですよ。
保育園や幼稚園の送迎に
しかし、自宅から近い保育園といっても、徒歩で通うには時間が掛かることもありますね。そこで、季節に合わせてタクシーを利用するというママもいますよ。
たとえば、夏の暑い時期、ベビーカーに乗っている赤ちゃんは地面から距離が近く熱を受けやすいので、体調を崩す原因になりかねません。タクシーで通園すると、母子ともに車内で快適に過ごせますね。
また、赤ちゃんが生まれたばかりのときに、上の子の幼稚園の送迎に利用したというママもいます。色々な場面で上手にタクシーを使えるとよいですね。
子育てに協力的なタクシー会社
全国子育てタクシー協会「子育てタクシー」
子育てタクシーのドライバーは、(社)全国子育てタクシー協会が認めた優良会社で、協会指定の養成講座や保育実習を修了した人のみだそうですよ。
子育てタクシーは会員登録をして利用するサービスです。健診や買い物の送迎などの外出をサポートするコース、子どもの送迎をしてくれるコース、陣痛時に病院まで送ってくれるコース、夜間対応のコースがあり、様々なニーズに合ったサービスが受けられます。
赤ちゃん連れの外出でも安心して利用でき、ママの強い味方になってくれますよ。
日本交通「EDSキッズタクシー」
会員登録をするとアプリ上で予約ができます。クレジットカードを登録しておけば、降車時の支払いの手間がないため、子どもだけでの乗車や赤ちゃん連れの移動に人気があるそうです。
東京のほか、日本交通の関連会社で埼玉や大阪でも対応しているそうですよ。
エリアによっては、子どもの送迎時にアプリで移動中の位置情報を確認できたり、乗降車時に登録しているママの元に通知が届いたりするシステムがあります。
アプリを使って、予約や移動中の居場所を確認ができる点は、子育てママにとって便利で安心できるサービスですね。
第一交通グループ「ママサポートタクシー」
陣痛時には、バスタオルや防水シートを用意して来てくれますし、料金の支払いが困難な場合には、後払いにも対応してくれるサービスの徹底ぶりです。陣痛時の送迎など、妊婦さんの乗車にしっかりと対応できるよう、助産師による研修指導を受けたドライバーが対応してくれるので安心ですね。
通常のタクシー料金でありながら、プレママはもちろん、子どもの急な発熱や健診のための移動など、赤ちゃんや小さな子どもを育てるママのサポートをしてくれるサービスですよ。
まとめ
そんなときは、タクシーを利用してみましょう。馴染みのタクシー会社を作っておくものよいですし、ご紹介した子育て応援タクシーを利用してみるのもよいでしょう。
これまでタクシーの利用をしたことがなかったママも、今後は赤ちゃん連れでの移動にタクシーを活用してみてくださいね。