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つらい生理痛を和らげる方法とは?自宅でできるケアや体作りを紹介

つらい生理痛を和らげる方法とは?自宅でできるケアや体作りを紹介

ただでさえ気分が沈みがちな生理のときに、痛みがともなうとさらに憂鬱になってしまいますね。生理痛の原因は体質によるものと一言で片づけられるものでもないようです。もしかしたら生活改善することで生理痛を和らげることができるかもしれません。さらに、生理痛に負けない体作りの方法もご紹介します。

生理痛がつらいときに自宅でできる対処法

子どもとできるストレッチで血行をよくする

つらい生理痛に耐えているとき、どうしても自宅に閉じこもって動かないようにしてしまいがちですね。しかし、生理痛の原因の一つに血行の悪さがあります。体を動かすことで血行がよくなり、冷えが解消されると生理痛が和らぐことがありますので試してみましょう。

体の末端は血行が滞りやすいので冷えが気になる部分です。長座をして背筋を伸ばし、足首をくるくる回しましょう。この姿勢を取るだけでも、太ももの裏がストレッチされますよ。

あぐらをかいて膝を床につけるようにパタパタと動かします。腕をクロールのようにぐるぐる回して泳ぐ真似も楽しいですね。

ストレッチには色々な方法がありますが、子どもと一緒にできるものも多いので遊び感覚でやってみましょう。

ツボは押すだけではなく温める方法も

ツボは東洋医学の代表的なものとして広く知られています。ツボを刺激することによって、血の巡りをよくしたり痛みを和らげたりする効果があるとされています。

ツボというと親指でギューッと押すというイメージがありますが、温熱療法といって温める方法も有効です。お腹が痛いとき下腹部のツボを押すのは勇気がいりますが、温めるのであれば気持ちよくできそうですね。

生理痛を和らげるツボはおへその下、正中線上の指2本分下の「気海」、同じく4本分下の「関元」、さらにその指1本分下に「中極」があります。温める時間は3~5分、生理が始まりそうな1週間くらい前から習慣にしておくとよいそうです。

手や足にも生理痛に効くツボがありますので調べてみてくださいね。

痛いときは無理せずに休もう

生理痛は痛みとの闘いでもありますが、身体的なものだけでなく精神的にもつらいときがありますね。生理の期間にメンタルが崩れることはよくあることです。イライラしたり泣きたくなったり怒りっぽくなったりするママも多いのではないでしょうか。

そんなとき「また怒ってしまった」と自己嫌悪に陥るのはよくありません。ストレスや「やらなくては」という重圧から解放されるためにも、多少は開き直って「生理なんだから休む」と自分を納得させてしまうのも一つの方法です。

痛みが激しいときは、最低限の家事や育児だけやってあとはパパに頼むか、後回しにしてしまいましょう。家族にも「ママは休暇中!」と宣言して助けてもらうようにすると気が楽になりますよ。

生理痛を和らげる食べ物や控えたい食べ物

食べやすく体を温めてくれるメニューとは

生理痛のときは食欲が減退気味、食事を作る気力も湧かないママもいるかもしれませんね。そんなときは簡単にできて、生理痛も和らげてくれるメニューで乗り切りましょう。

生理痛は血行不良によって痛みが増している場合があるので、体を温める食材や料理にするのがおすすめです。さらに離乳食のとりわけができる調理法なら一石二鳥ですね。

たとえばスープやおかゆはお鍋一つでできる簡単メニューです。野菜たっぷりのミネストローネやたんぱく質が摂れる鶏がゆはいかがでしょうか。離乳食分を取り分けてから大人用に味つけすればOKなので簡単ですね。

ママの分には体を温める生姜やネギなどをトッピングしましょう。また、ホルモンバランスを整える豆腐なども積極的に摂りたい食品です。

夏でも冷たい飲み物は控え体を温めるものを

温かいスープを飲むと体が温まるのと同様に、冷たい飲み物や食べ物を食べると体が冷える原因になります。生理痛があるときは、冷たいものは控えて温かい飲み物を積極的に飲むようにしましょう。

ただし、コーヒーや紅茶などカフェインが含まれているものは、体を冷やす可能性があるので控えます。カフェインが微量に含まれているものの、食物繊維やポリフェノールが含まれるココアは体を温める効果の高い飲み物です。鉄分も豊富で生理中にはピッタリですが、甘さは控えめにしましょう。

ハーブティーならジンジャーやカモミールが体を温めてくれます。生理痛を緩和する食べ物の中にもあったように、女性ホルモンと同じ働きをする大豆イソフラボンを含む豆乳を温めて飲むのもよいでしょう。

気分転換のスイーツは食べ過ぎに注意

ストレスやイライラを感じたり疲れたりすると甘いものが欲しくなりますね。確かに幸せな気分をもたらしてくれるスイーツですが、白い砂糖は体を冷やすといわれているので食べ過ぎると生理痛が悪化してしまうかもしれません。

クッキーや洋菓子など定番となったおやつには、砂糖だけでなくバターなどの脂肪分も多く含まれています。過剰な脂肪分は血液をドロドロにし、血行不良を招くことがあるため注意が必要です。

気分転換と思って食べたスイーツで逆に生理痛を悪化させないためにも、精製された白砂糖ではなく有機砂糖やはちみつ、てんさい糖などで作られたスイーツに変えてみましょう。また、脂肪分を控えるためにはなるべく加工が少ないもの、ドライフルーツや焼き芋などを食べるのがおすすめです。

生理痛を和らげる体作りをしよう

骨盤がスムーズに動くようにしよう

骨盤は体の中心にあり、子どもを授かったママなら骨盤がいかに不思議で大切な部分であるか身をもって体験したはずです。赤ちゃんが産道を通るとき、骨盤は体の中で唯一形を変えて動くことができる骨です。そのため、日常生活や産後に骨盤のゆがみが起き、体調が崩れることも考えられるのです。

生理痛もその一つで、骨盤のゆがみや骨盤周辺の筋肉の柔軟性が落ちていることで生理痛が重くなることがあります。骨盤周辺をスムーズに動かし、股関節を柔軟にして生理痛を少しでも緩和しましょう。

股関節周りの柔軟性を高めるポーズに「カエル足」があります。仰向けに寝て両足の裏を合わせて膝を開きます。膝を床に近づけるように力を抜いてリラックスしましょう。
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