幼児期に芸術的センスを育てる!才能の伸ばし方や行ってみたい美術館
芸術は見て触れて感じるだけでも効果がある
1~6歳の芸術鑑賞が効果的
1~6歳の子どもは五感がひときわ敏感なのだそうです。この時期、五感を通して触れたあらゆる情報は脳にインプットされ、鮮やかな経験、知識として蓄積されていきます。
映像で見るだけでは分からないことが、実際にその目で見て、触って、聞くことで分かり、その情報量は映像の比ではありません。子どものころのこうした経験は、ときに子ども自身の一生のテーマや目標になることがあります。
最近は子ども向けのコンサートや劇場公演がありますので、機会があればぜひ行ってみましょう!
美術絵本は手軽な絵画鑑賞になる
ただ、有名絵画は世界中で展示されているため、気軽に鑑賞に行くこともできませんよね。美術館では静かにすることも求められるため、行くのをためらうママもいるはずです。
そこで、美術本、美術絵本を子どもと一緒に鑑賞してみてはいかがでしょうか。いつもの絵本と違う重厚な雰囲気の美術本は子どもの好奇心をかきたてます。キャラクターが名画をナビゲートしてくれる美術絵本なら子どもも親しみやすいでしょう。
きっと絵画をじっと見つめる子どもの真剣な表情に、ママの方がびっくりしてしまいますよ。
幼児期の音楽は感じて楽しむ
これが子どもにとっての自然な行動で、感じたままの音楽を楽しみ、表現したといえます。このとき、子どもは五感を使うとともに感性をも磨いています。感性が豊かだと、想像力や創造力が養われ、心で感じたことを自分なりの方法で表現できるようになります。
豊かな感性が育まれれば、子どもの人生がより感動的で鮮やかなものになります。もし、子どもが参加できるコンサートなどがあれば、できるだけ子どもの自由な表現を制限しないようにしましょう。
子どもとアート鑑賞!行きたい美術館3選
横浜美術館 子どものアトリエ
なかでも絵の具コーナーは4月〜11月の晴れた日、アトリエの中庭一面に張り巡らされた紙に豪快にお絵描きを楽しむことができます。
このイベントに参加するには申込みが必要で、開催日の1週間前から公式ウェブサイトで受け付けています。
【開催日・時間】
日曜日(月に3回程度)詳しくは公式ホームページで確認してください。
10:00~11:30(最終入場は11:00まで)
【参加費】
小学生以下 無料
保護者 100円
子どものアトリエ | 子どものアトリエ | 教育・創作体験 | 横浜美術館
子どものアトリエは小学校6年生(12歳)までの子どもたちを対象とした創造の場です。「自分の目で見て、自分の手で触れ、自分でやってみること」を造形美術の基本と考え、子どもたちが自立心を育み、心身ともに健やかに成長してゆくことができるよう、遊びを通したさまざまな造形体験を提供しています。
森美術館 おやこでアート
0歳〜6歳の子どもとその親、妊婦さんが対象となったイベントで、開館前の30分間が貸し切りで鑑賞できます。小さい子どもがいると、ほかの人に迷惑にならないか心配でゆったりとした気持ちで鑑賞することは難しいものですが、このイベントに参加すれば安心して鑑賞することができるでしょう。
美術館スタッフがいくつかの作品について解説してくれるツアーも開催されるので、興味がある方は参加してみてくださいね。参加には申込みが必要です。森美術館の公式ホームページから予約することができます。
おやこでアート ファミリーアワー | 六本木ヒルズ - Roppongi Hills
夏の恒例イベント「六本木ヒルズ キッズワークショップ 2018」の公式ウェブサイトです。7月14日(土)~ 8月26日(日)の間「未来を担う子どもたちに、本物の場所で本物の体験を提供する」という趣旨の下、80種類、400講座以上が開催されます。
東京都美術館「とびらボード」
中学生までの子どもに貸し出され、対象となる展覧会は主に特別展です。東京都美術館は中学生までは特別展の観覧料も無料な上、毎月開催される「家族ふれあいの日」には子どもに同伴する、東京都在住の保護者2名までが一般料金の半額で鑑賞することができます。
とびらボードに描いた絵を印刷して持ち帰ることができるワークショップ「とびらボードでGO!」というイベントも開催されているようなので、日程や詳細は東京都美術館の公式ホームページで確認してくださいね。
とびらボード|東京都美術館
東京都美術館の特別展では、中学生までのこどもたちに磁気式のお絵かきボード「とびらボード」を無料で貸し出しています。 「とびらボード」は、消したり描いたり自由自在。展示室内で気に入った作品をじっくり観察して、スケッチにチャレンジしてください!
まとめ
子どもの芸術的センスを育むためには、アートを鑑賞したり、作品を作ったり、子どもと一緒に楽しむことが大切だということが分かりました。そのために、美術館などで開催されているイベントに参加してみたり、お家で汚れても大丈夫な環境を整えて、お絵描きなどをしてみたりしましょう。
アートを通して、親子のコミュニケーションがさらに円滑になるとよいですね。