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幼児期に芸術的センスを育てる!才能の伸ばし方や行ってみたい美術館

幼児期に芸術的センスを育てる!才能の伸ばし方や行ってみたい美術館

芸術は見て触れて感じるだけでも効果がある

1~6歳の芸術鑑賞が効果的

子ども連れで劇場やコンサート、美術館に行くのは、なかなか難しいことのように感じられますよね。しかし、幼児期の子どもが本物の芸術に触れることは、大人が思っている以上の素晴らしい経験になるようです。

1~6歳の子どもは五感がひときわ敏感なのだそうです。この時期、五感を通して触れたあらゆる情報は脳にインプットされ、鮮やかな経験、知識として蓄積されていきます。

映像で見るだけでは分からないことが、実際にその目で見て、触って、聞くことで分かり、その情報量は映像の比ではありません。子どものころのこうした経験は、ときに子ども自身の一生のテーマや目標になることがあります。

最近は子ども向けのコンサートや劇場公演がありますので、機会があればぜひ行ってみましょう!

美術絵本は手軽な絵画鑑賞になる

子どもだからといって、ゴッホやピカソの絵画が理解できないと思ってはいけません。子どもだからこそ、自由な感性で絵画を受けとめ、理解することができるのかもしれません。

ただ、有名絵画は世界中で展示されているため、気軽に鑑賞に行くこともできませんよね。美術館では静かにすることも求められるため、行くのをためらうママもいるはずです。

そこで、美術本、美術絵本を子どもと一緒に鑑賞してみてはいかがでしょうか。いつもの絵本と違う重厚な雰囲気の美術本は子どもの好奇心をかきたてます。キャラクターが名画をナビゲートしてくれる美術絵本なら子どもも親しみやすいでしょう。

きっと絵画をじっと見つめる子どもの真剣な表情に、ママの方がびっくりしてしまいますよ。

幼児期の音楽は感じて楽しむ

クラシック音楽を聴くとき、ママならじっと座って優雅に耳を傾けるのが正統な作法だと思うはずです。しかし、子どもは音楽を聴くと自然とリズムをとって体を揺らしたり、踊ったりすることがありますよね。

これが子どもにとっての自然な行動で、感じたままの音楽を楽しみ、表現したといえます。このとき、子どもは五感を使うとともに感性をも磨いています。感性が豊かだと、想像力や創造力が養われ、心で感じたことを自分なりの方法で表現できるようになります。

豊かな感性が育まれれば、子どもの人生がより感動的で鮮やかなものになります。もし、子どもが参加できるコンサートなどがあれば、できるだけ子どもの自由な表現を制限しないようにしましょう。

子どもとアート鑑賞!行きたい美術館3選

横浜美術館 子どものアトリエ

「子どものアトリエ」は小学校6年生(12歳)までの子どもを対象とした、アートへの興味や実践の入り口となるような企画です。絵の具、紙、粘土などを使って自由に創作する場が提供されているほか、様々なワークショップや展示会が開催されています。

なかでも絵の具コーナーは4月〜11月の晴れた日、アトリエの中庭一面に張り巡らされた紙に豪快にお絵描きを楽しむことができます。

このイベントに参加するには申込みが必要で、開催日の1週間前から公式ウェブサイトで受け付けています。

【開催日・時間】
日曜日(月に3回程度)詳しくは公式ホームページで確認してください。
10:00~11:30(最終入場は11:00まで)

【参加費】
小学生以下 無料
保護者   100円

森美術館 おやこでアート

森美術館では親子でアートを体験したり、学べるプログラムが企画されています。「おやこでアート」もその中のプログラムの一つです。

0歳〜6歳の子どもとその親、妊婦さんが対象となったイベントで、開館前の30分間が貸し切りで鑑賞できます。小さい子どもがいると、ほかの人に迷惑にならないか心配でゆったりとした気持ちで鑑賞することは難しいものですが、このイベントに参加すれば安心して鑑賞することができるでしょう。

美術館スタッフがいくつかの作品について解説してくれるツアーも開催されるので、興味がある方は参加してみてくださいね。参加には申込みが必要です。森美術館の公式ホームページから予約することができます。

東京都美術館「とびらボード」

「とびらボード」とは、磁気で描くタイプのお絵描きボードで、何度も消したり描いたりすることができます。東京都美術館では、この「とびらボード」を美術館観覧中に貸し出すイベントを定期的に開催しています。

中学生までの子どもに貸し出され、対象となる展覧会は主に特別展です。東京都美術館は中学生までは特別展の観覧料も無料な上、毎月開催される「家族ふれあいの日」には子どもに同伴する、東京都在住の保護者2名までが一般料金の半額で鑑賞することができます。

とびらボードに描いた絵を印刷して持ち帰ることができるワークショップ「とびらボードでGO!」というイベントも開催されているようなので、日程や詳細は東京都美術館の公式ホームページで確認してくださいね。

まとめ

子どもの芸術的センスを伸ばすポイント、子どもと一緒に楽しめる美術館のイベントなどを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

子どもの芸術的センスを育むためには、アートを鑑賞したり、作品を作ったり、子どもと一緒に楽しむことが大切だということが分かりました。そのために、美術館などで開催されているイベントに参加してみたり、お家で汚れても大丈夫な環境を整えて、お絵描きなどをしてみたりしましょう。

アートを通して、親子のコミュニケーションがさらに円滑になるとよいですね。
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