就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン

就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン[teniteo]

兄弟育児の大切なポイント!兄弟だからこそ味わえる幸せを見つけよう

兄弟育児の大切なポイント!兄弟だからこそ味わえる幸せを見つけよう

兄弟が仲良くしている姿を見ると、親としてとてもうれしくなります。しかし仲良くできるときもあれば、なにかにつけて喧嘩ばかりしてしまうことも。「兄弟育児はどうすればいいの?」と悩むママも多いはず。今回は仲のよい兄弟でいられるためにも、兄弟育児の大切なポイントや、兄弟だからこそ味わえる幸せをご紹介します。

親の子どもに対する接し方を見直してみよう

一番上の子との接し方

将来兄弟がよい関係を築けるかどうかは、親が子供たちにどのように接するかに大きく影響されます。まず一番上の子についての接し方を考えてみましょう。

ママは「子育ての初めて」を一番上の子で経験します。心配から口うるさくなってしまったり、期待をかけてしまったりしがちです。その結果、一番上は親の期待に応えようとする子が多いといわれています。

一番上の子はある日突然弟や妹ができたことで、今まで独り占めしていた親の愛情をとられたような気分を味わうのです。下の子に手がかかるので、甘えたいのに甘えられず我慢してしまう子もいます。下の子ができたとしても、手が空いたときは上の子をたっぷり甘えさせてあげるようにしましょう。

真ん中の子との接し方

次に、真ん中の子との接し方はどうでしょうか?真ん中の子は上の気持ちも下の気持ちもわかり、ちょっと複雑な環境です。

親は一番上の子には口うるさくいいがちで、一番下の子には手をかけがちです。そうするとどうしても真ん中の子は、「放っておかれている」と感じてしまうことが多いようです。

真ん中の子は上の子の立場も、下の子の立場も経験します。そのため、人間関係など上手く立ち回れるようになります。その反面、上に対しても下に対しても不満意識を持つことがあります。ときどきで立場が変わる真ん中の子の気持ちに、親が寄り添ってあげることも必要ですね。意識的に関わりあいを多く取るようにすると、きっと喜んでくれることでしょう。

一番下の子との接し方

最後に、一番下の子との接し方はどうでしょうか?親はどうしても一番下の子を守るように接しがちです。生まれたときから兄弟がいるため、ママを独り占めすることはできません。しかし一番気を使ってもらえる存在であることを感じています。

上の子が怒られている状況をよく見ていて、要領よく振る舞うことが得意になります。一番下ですので甘えられる対象が多く、甘え上手です。その反面責任を持つことや、損をする経験は苦手な傾向だとか。よく自由奔放でやりたいことは粘り強くやるタイプといわれるようです。

甘え上手なため、甘やかしすぎは注意しましょう。ママが上手に上の子をたてることで、一番下の子が兄姉を尊敬するきっかけになりますよ。

兄弟それぞれの個性を尊重しよう

ダメ出しをするような比較はしない

「兄弟は平等に接すること」とよくいいますよね。しかし兄弟といっても、別々の個性をもった子どもなのです。同じように育てていても、違いが出てきます。そのため平等というより、その子その子の個性を尊重して接するようにしてみましょう。そうすることで兄弟同士でも相手の個性を大切にするようになります。

比較することはいけないこととわかっていても、ふとしたときに比較してしまうことはないでしょうか。例えば、「上の子は挨拶できるのに」や、「弟ができるのに、なんでお兄ちゃんができないの?」など。

別の人格なので比べても仕方がないことですが、なにかと比較されてしまうのが兄弟です。親こそその点をしっかり理解し、比較してダメなことを伝えるのはやめましょう。

ひいきはどちらの子どもにも悪影響

兄弟の中でひいきすることは、どちらの子にとっても悪影響をもたらします。親のひいきでお互いに嫉妬や不満が生まれ、兄弟仲が悪くなる原因を作ってしまうのです。また差別をされた体験から生まれる悲しみ苦しみ愛情不足感は、大人になってもコンプレックスとして心にずっと残ってしまうことも考えられます。

親としては同じように接しているつもりでも、子どもにとってはそう感じていないことがあるのです。注意するときに「お兄ちゃんなんだから」という言葉を使ってしまいませんか?これもいわれた本人からしてみると、「ひいき」と感じることがあるのです。

兄弟は性格や行動など違って当たり前です。それぞれのよいところに目を向けて接するようにしましょう。

性別を引き合いに出さない

「男の子なのに泣かない」や「女の子なんだから手伝いなさい」といってしまうことありませんか?「男の子だから」「女の子だから」など、自分ではどうすることもできない性別を引き合いにだして話をすることは、子どもにとって理不尽なだけです。

多くは親の「男の子、女の子はこうあるべき」という思い込みによって、発せられているのではないでしょうか。ほとんどの場合、性別で事柄を分けようとすること自体難しいのです。子どもにとっても「男性、女性はこうあるべき」という固定観念を植え付けてしまいよくないですよね。

ママがなにか注意するときは、その子のためを思っていっているのです。ママの思いが間違った影響をあたえないよう、方法には注意したいものですね。

兄弟がいることの幸せを味わってもらおう

兄弟喧嘩ができる幸せ

28 件

関連記事



人気のキーワード

  • テニ-とテーオ
  • teniteoBRAND