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こいのぼりの洗い方。汚れたこいのぼりをきれいにして保管しよう

こいのぼりの洗い方。汚れたこいのぼりをきれいにして保管しよう

こいのぼりを上手にしまうコツとポイント

竿先の金具部分も手入れしよう

こいのぼりの竿先にくるくる回っている金具部分は、回転球と矢車と呼ばれるもので、ステンレス以外にもブリキが使われています。ブリキはそのままだとサビて2、3年でボロボロになってしまいますが、しっかり手入れをすることで長持ちします。

まず金具部分を乾いた布でよく拭いて、汚れを拭き取ったら回転部分にサビ防止用の油をさします。このときこいのぼりの生地に油が垂れないように注意しましょう。それから布に油を染みこませて、表面や裏側なども全体的に塗るとサビの防止になります。

油はフッ素樹脂を含むタイプを使うと表面に膜ができて、水をよく弾きますし汚れの付着を防ぐ効果もありますので汚れても簡単に掃除することができるようです。

湿気の少ない晴れた日にしまおう

こいのぼりは素材によってはしっかり乾燥していないと、カビがついて変色やシミになることがありますので、湿気がつかないように、しまう日は湿気の少ないよく晴れた日にすると安心です。

洗濯後に干してしっかり乾いてからきれいにたたんで、乾燥剤を添えて大きめの風呂敷や柔らかい布などにゆるく包んでしまいましょう。1度しまうと1年近くは出さないと思いますので、しわにならないようにきれいにたたむことを忘れないようにしましょう。

保管場所は湿気が少ない場所にしないと、しっかり乾燥させた効果がなくなりますので、日の当たらない高い場所に保管します。タンスの上やクローゼットの上にしまって晴れた日に時々空気の入れ替えをするといいでしょう。

こいのぼりの修理と寿命 

こいのぼりが壊れてしまった場合は自分で修理するのは難しいです。購入したお店やメーカーに問い合わせしてみましょう。メーカーのアフターサービスで受付しているところもありますので、費用はかかりますが専門の人に依頼するとできる限りの修理はやってもらえるでしょう。

金具や矢車などが壊れた場合はパーツが別売りしていますので、壊れたパーツだけを購入して自分で交換することも出来ます。インターネット通販で探すと見つけやすいのではないでしょうか。

こいのぼりは素材によって寿命が違い、ポリエステル素材のものは特別な圧力で発色定着されていますので、5~8年で色褪せが始まり、ナイロン素材のものは定着処理がされていますので3年ほどで色褪せが始まることがあります。

まとめ

こいのぼりを初めて飾った時には、ここまでお手入れが大変だとは考えもしませんよね。意外にデリケートなので長く使うためには使ったあとのお手入れが重要です。

こいのぼりを飾る期間や飾り方、雨の日は中にしまっているなど環境によって状態は変わってきますが、思い出がたくさん詰まっているこいのぼりです。自分でできる範囲で洗濯したりきれいに保管したり、修理したりしながら寿命よりもできるだけ長く使えるようにしたいですね。

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