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合鍵をほしがる姑にママはどう対応する?上手な断り方や鍵の回収方法

合鍵をほしがる姑にママはどう対応する?上手な断り方や鍵の回収方法

合鍵を持っている姑の中には、当然のように留守の間に家に入る人もいます。そのような姑には悪気がないので、ママが困っていることがわかりません。しかし、身内でも勝手に家の中を見られるのは、よい気持ちがしませんよね。そこで、姑に合鍵がほしいといわれたときの断り方や鍵を返してもらう方法をご紹介します。

姑と合鍵にまつわるママたちの悩み

留守中に家事をしていくありがた迷惑な姑

留守中に家事をしていく姑に困っているママもいます。姑本人は、忙しい嫁を手伝うという善意の心でしているだけなのかもしれません。

しかし、洗濯物を畳まれると下着を、料理のために冷蔵庫を開けられると食生活の様子を見られてしまいます。身内といえども独立した家族なので、プライバシーは守りたいですよね。

それに家事のやり方や物の置き場所を変えられると、ママはかえって家事がやりにくくなることも。しかし、姑にはそういう嫁の気持ちがわからないことがあります。

姑が、雨が降ればご近所の洗濯物まで取り込むような、昔の密な付き合い方を当然と思っている場合です。けれども中には、「嫁が息子に不自由な生活させるのがかわいそうで家事をする」という気持ちが透けて見える姑もいます。

子どもの昼寝中に姑がいきなり入ってきた

子どもの昼寝中に、ママは一緒に休んで疲れを取ったり、貴重な自分の時間を楽しんだりすることがありますよね。口を開けて熟睡していたり、お菓子を食べながら録画したドラマを観て笑っていたりするかもしれません。

ほかの人には見られたくない姿ですよね。しかし、そこにいきなり姑が入ってきたらびっくりします。

インターフォンを鳴らしてくれるならまだしも、合鍵を持っているからといって音もなく入ってこられるのは、抜き打ちチェックみたいです。姑はなぜそんなことをするのでしょうか?

姑は、息子の家は自分の家という認識で、ときどき様子を確認しにいかなければと考えているのかもしれません。「息子が仕事しているのに、いい気なものね」などと嫌味をいわれたママもいるそうですよ。

合鍵がほしいと姑が泣いて懇願してくる

ある姑は、「娘夫婦は合鍵を渡してくれたのに、息子夫婦は渡してくれない」と嘆くそうです。万が一に備えて合鍵を持ちたいという理由ならば理解できますが、その姑は、たびたび娘夫婦の留守中に家に上がり、家事をしているというのです。

それを知った息子の嫁であるママは、勝手に家に入られるのを避けたくて合鍵がほしいという姑をのらりくらりとかわしていました。すると姑から「私は信頼されていない」と泣かれて困ったといいます。

幸いパパがしっかりと断ってくれて、姑は渋々あきらめたそうです。姑は、嫁が信頼してくれない以上に、息子が自分の手から離れていくのが泣くほどつらかったのかもしれませんね。合鍵を渡していたら、過干渉に苦しめられた可能性が高そうです。

姑に合鍵がほしいといわれたときの断り方

防犯上の理由で渡せないと残念そうに断る

姑に合鍵がほしいといわれたら、防犯上の理由で渡せないことを強調するとよいですよ。ポイントは合鍵を渡したくないという姿勢を見せず、残念だけれども事情があり渡せない、というスタンスを取ることです。

実際に、賃貸では家主に無断で合鍵を作り、契約者以外に渡してはいけないことになっています。持ち家の場合、基本的には持ち主の判断になりますが、住宅メーカーから「防犯上、今以上の合鍵が作れないといわれた」ということもできます。

嘘も方便ですが、「家の近くで鍵を落として、どろぼうに侵入されたケースもあるので重々注意してくださいといわれてしまった」といえば、姑は要求しづらいです。「小さな子がいるので、決まりを守って後悔しないようにしたい」といういい方もできますね。

特殊な鍵なので合鍵は作れないことにする

最近では防犯のために合鍵を作るのが難しいこともあります。そのことを強調するのも一つの方法です。

たとえばピッキングしにくいディンプルキーの場合は、合鍵を作るために専門の機械が必要です。その機械があったとしても、鍵表面がメーカー独自の仕様の場合は取り寄せになります。

不正な合鍵を作るのを防ぐために、完全登録制になっている鍵もあります。この鍵もメーカーに直接依頼しないと合鍵が作れないので、手間も時間もかかり、料金も高くなってしまうのです。

ですから「防犯対策がしっかりしていて、合鍵が作れない特殊な鍵なんです。」とお断りすることもできます。絶対に作れないことはないのですが、角が立たないようにするには少し誇張して話すことも必要かもしれません。

自宅の鍵とは別の鍵を渡す

姑が、しつこく何度も合鍵がほしいといってくる場合は、昔の家の合鍵など、家以外の使われていない鍵を渡します。そのとき「緊急用としてお渡しするので、ふだんこの鍵は使わないようにお願いします」とはっきり約束しましょう。

そして、留守中に姑がきた場合、鍵が開けられないのでお怒りになると思います。そのときはまず、「間違って実家の鍵をお渡ししたかもしれません」などといって、丁寧に謝ります。

次に、「けれども、緊急のとき以外は使わないというお約束だったのですが…」と残念そうにお話しすれば、姑はそれ以上、合鍵を渡してほしいといいにくいはずです。けれども少々気が引けるやり方といえるかもしれません。

どうしても諦めてくれないときの最終手段として使うとよいですね。

すでに姑に合鍵を渡してしまったときの対策

緊急時以外は使用しないと約束してもらう

長いお付き合いになる姑とは、あまり波風を立てたくはありません。しかしすでに合鍵を渡してしまい、干渉が多くて困っている場合は、してほしくないことをしっかりと伝える必要があります。

できれば伝えるのはパパにします。息子にいわれると、姑はそれ以上反論できない場合が多いです。特に、「ママは神経質すぎる」など姑を擁護するパパとは、事前に夫婦でよく話し合うことが必要です。

しかしママは、姑を責めるいい方は避けましょう。どんな息子も母親を悪くいわれるのはつらいものです。

「パパを育てたお母さんとして姑を心から尊重したいから、留守中に家に上がり込まれるような、べったりの関係にはなりたくない」などと説明できるとよいですね。お付き合いは腹6分目ともいわれます。
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