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赤ちゃんの背中スイッチをオフしたい!ママの切実な望みを叶える方法

赤ちゃんの背中スイッチをオフしたい!ママの切実な望みを叶える方法

抱っこで赤ちゃんを寝かしつけ、ふとんに寝かせた途端に赤ちゃんが起きてしまう「背中スイッチ」は、赤ちゃんと生活するママの大きな悩みのひとつではないでしょうか。何度も背中スイッチが反応してしまうと疲れて泣きたい気分になることもありますよね。今回は、赤ちゃんの背中スイッチをオフにする方法を紹介します。

まずは背中スイッチについておさらいしよう

そもそも赤ちゃんの背中スイッチとは?

赤ちゃんを抱っこで寝かせてホッとしたのもつかの間、ふとんに寝かせた途端に赤ちゃんが起きてしまうことがありますよね。この現象を、背中にスイッチがついているようだと考え、面白おかしく使われるようになった言葉が「背中スイッチ」です。

しかし2016年に、理化学研究所の研究で「背中スイッチ」ではなく「お腹スイッチ」だったと発表されたのをご存じでしょうか?

実は、赤ちゃんをふとんに寝かせたときに背中のスイッチがオンになるのではなく、ママとお腹が離れたときにお腹のスイッチがオンになっていたというのです。

ママからお腹が離れたときに、落ちそうな感覚で心拍数が上がったり、背中や股関節が伸びたりすることがスイッチとなっているとのことです。

背中スイッチが発動する期間

背中スイッチに悩まされるママは、背中スイッチが終わる時期が待ち遠しいですよね。

赤ちゃんの背中スイッチが発動し始めるのは、生後数週間~1カ月くらいです。月齢が低いうちはスイッチの感度が高く、徐々に鈍っていきます。背中スイッチが無くなる時期は、生後4カ月~1歳くらいと、個人差があるようです。

背中スイッチは、身体を動かしたり生活リズムが整ったりすることで無くなっていくそうです。ハイハイしたり歩いたりして活動的になると疲れてぐっすり眠れるので背中スイッチが鈍くなりますし、お昼寝が午前に1回、午後に1回など、生活リズムが整えば、決まった時間に寝るようになります。また、ママが試行錯誤して赤ちゃんを眠りに誘うコツをつかむためではないかともいわれています。

背中スイッチが入ってしまう原因

背中スイッチが入る原因には、いくつかの説があります。

新生児期でしたらモロー反射の影響かもしれません。光や音などの刺激によって手足が動き、目覚めてしまうのです。眠りの浅さも影響します。人は浅い眠りと深い眠りを繰り返しますが、生後3カ月の赤ちゃんの間隔は50~60分と短いため、眠りが浅いときに動かしてしまっている可能性があります。

また、赤ちゃんの背骨はC字形をしています。抱っこではC字形を保ちますが、ふとんの上に寝ると伸びてしまうのです。

それから、赤ちゃんは大好きなママから離れたくありません。ふとんに降ろされると、ママの体温や鼓動、声、匂い、揺れなど、お腹の中に近い感覚が一瞬で無くなります。それを敏感に察知するからともいわれているのです。

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背中スイッチを作動させないためのコツ

赤ちゃんを頭から置くと成功率が高い

赤ちゃんをふとんに寝かせるとき、自然に考えるとお尻から置きますよね。頭から置くと、その一瞬、頭が体より下にある状態になってしまいます。重いお尻を先に置いて、頭は最後にゆっくり置くと考えるのは、ごく普通のことですよね。

しかし、背中スイッチを押さないためには頭から置く方が成功率が高いようです。

まず、ママと赤ちゃんの体をくっつけたままふとんに近づいて頭を置きます。そしてお尻は、優しくポンポンしながら置くとよいようです。それでも敏感に察知する赤ちゃんには、そのまま少しの間、お尻の下の手を外さずにじっとしていましょう。赤ちゃんの寝息を聞いてぐっすり寝たのを確認してからそっと手を引くと、成功率は高くなりますよ。

寝かしつけ前に赤ちゃんをおひなまきにする

お腹の中にいるときから、赤ちゃんの背骨はC字形をしています。生まれてから体の発達とともに徐々にS字形になっていきますが、生後3~4カ月ごろまではC字形が落ち着くようです。

赤ちゃんの柔らかい筋肉では重力に抵抗するのが難しく、あお向けに寝ると重力で背骨がまっすぐになってしまいます。おひなまきをすれば、C字形を保つことが可能ですし、ふとんに寝かされたときのモロー反射を防ぐ効果もあります。

70年ほど前までの日本は、イジコと呼ばれる桶のようなものに毛布や布でくるんだ赤ちゃんを入れておくのが習慣でした。こうすると赤ちゃんが機嫌よく静かにしていてくれたようです。海外では、紀元前の遺跡からも、赤ちゃんを布で包んでいたことが分かるものが出土されています。

クッションとセットで寝かしつけをする

赤ちゃんの背中スイッチをオフにするには、肌触りや姿勢を変えないようにする工夫をすると効果的です。赤ちゃんの背中は、ママの温かい腕の中から冷たいふとんに置かれるのを敏感に察知しますよね。つまり、背中に当てられているものが変わらなければ、スイッチがオフになると考えられます。

やり方は簡単です。クッションを使う場合、クッションの上に赤ちゃんを寝かせて、クッションごと抱っこして寝かしつけます。そして赤ちゃんが寝たらそのままふとんに下ろすだけです。

おくるみやタオルでもよいのですが、薄いものではうまくいかないことがあるので、平たいクッションや折りたたんだタオルケットなどがおすすめです。しかし、赤ちゃんと一緒に抱っこしたときに安定しないものは避けましょう。

背中スイッチを切ってくれる神アイテム

背中スイッチの救世主「おやすみたまご」

「おやすみたまご」は、赤ちゃんのC字形を自然に保つことができる構造のクッションで特許を持っています。

クッションの中にビーズが入っいますが、伸縮する生地と伸縮しない生地を組み合わせ、赤ちゃんの重みで中のビーズが流れすぎないように工夫しています。また、赤ちゃんがクッション内に埋もれてしまわない安全設計になっています。

細かいビーズを使っているため、そっと押しただけで簡単にC字形を作ることができます。ボコボコせずによい肌触りですし、ビーズクッション特有のビーズ同士が擦れあう音がしないので、赤ちゃんが安眠できるようになっているのです。

また、独自の伸縮性パイル生地の肌触りが寝心地をよくしてくれます。もちろんカバーは洗って清潔に保つことができますよ。
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