2人目のお風呂はどう入れる?コツや気をつけるポイントを紹介
子どもとお風呂に入るときのお役立ちグッズ
バウンサーやハイローチェア
大きめのマットを敷いて下の子を寝かせておく方法もありますが、寝返りしてしまう心配もあります。その点、バウンサーやハイローチェアならベルトで固定できるので安心です。
メッシュ素材のバウンサーなら夏は通気性がよいですし、冬にはブランケットなどを敷いてあげると寒い思いをする心配もありません。
バスチェアを使って一緒にお風呂
ただし、バスチェアに座ったままだと体が冷えてしまうので、小まめにかけ湯するなどの工夫は必要です。もし、バスチェアからずり落ちやすい場合は、赤ちゃんの下にタオルを敷いてみてくださいね。
お風呂で楽しめるおもちゃ
そこで、上の子が入浴中に退屈してしまわないように、お風呂タイムが楽しくなるようなおもちゃを用意するのもおすすめです。
水分を利用して浴室の壁に貼り付けて遊ぶおもちゃや水鉄砲など、水やお湯を使う遊びは、いつもならお部屋ではできないことなので、子どもも夢中になって遊んでくれますよ。
お風呂上りに便利なバスローブ
そこで、ママがサッと着られるバスローブが便利です。バスタオルを体に巻き付けるよりも動きやすく、体の水分もしっかり吸収してくれます。バスローブを羽織っていれば、子どものお風呂上がりのケアを優先しても、ママが湯冷めしてしまう心配がなくなります。
子ども用のバスローブもあるので、親子で用意しておくのもよいですね。
子どもとお風呂に入る際に気を付けること
危険なものは排除する
そこで気を付けたいのは、子どもの手の届く範囲に危険なものは置かないことです。ママのムダ毛処理用のカミソリやパパの髭剃りなどが置きっぱなしになってはいませんか?少し目を離したすきに、浴室に置いてあったカミソリで子どもがケガをしてしまった、というのも実際に起こった話です。
子どもが小さいうちは、手にしたものをなんでも口に入れてしまうので注意が必要です。シャンプーやボディーソープなどは子どもを洗うときには必要なものですが、使わないときは誤飲などを防ぐために、子どもの手が届かない場所に置くことをおすすめします。
下の子が自分で立つことができるようになると、足を滑らせて転倒する心配も出てきます。浴室の床が滑りやすい場合は転倒防止のために浴室マットを敷くなどの対応をすると安心ですね。
水の事故に気を付ける
消費者庁の報告によると、家庭内での1〜4歳児の事故死の約3割は浴室で起きているそうです。小さい子どもの場合では、口と鼻がつかる数cm程度の水深でも呼吸困難で溺れてしまうので、お湯が張られた浴槽は非常に危険であることを認識しなくてはなりません。
気を付けたいのは、ママが頭を洗っている間に子どもを湯ぶねに入れておく場合です。難しいかもしれませんが、できるだけ子どもから目を離さないように気を付けたいですね。
大人であれば、水が溜まっている場所で転倒しても、すぐに起き上がり顔を出せばよいと判断できますが、小さな子どもでは頭が重いために起き上がれなかったり、パニックになったりしてそのまま溺れてしまう恐れがあります。
入浴が終わったらすぐにお湯を抜く、防災用にお湯をためておく場合は浴室のドアにカギをかけるといった対処をしましょう。浴室は本来、リラックスできる場所ですが子どもにとっては100%安全な場所というわけではないことも頭に入れておきたいですね。
まとめ
また、浴室は予想以上に事故の起こりやすい場所なので、細心の注意が必要となります。事故やケガに気を付けながら、子どもたちと最高のコミュニケーションが図れるバスタイムを楽しみましょう。