2歳児の髪の毛をママがカット!男女別の切り方とおさえたいポイント
2歳児の髪の毛のカットはどうしていますか。美容室ではおとなしく座っていることができなかったり、人見知りでカットを嫌がったりするかもしれませんね。そのような場合は、自宅でカットしてみてはいかがでしょうか。今回は、男女別の切り方とおさえておきたいポイントをご紹介しますね。
2歳児のヘアカット準備と工夫すること
自宅でのヘアカットに必要な道具
では、自宅でヘアカットをするためにはどのようなものがあるとよいのでしょう。
まず、はさみが必要です。ハサミは髪全体をざっくり切る「散髪用ハサミ」と、毛先や毛量を整える「すきバサミ」の2種類を用意しましょう。
そのほかにも、くし、ヘアクリップ、霧吹きなどがあるとよいですね。いずれも安全なベビー用が販売されています。今後も自宅でヘアカットをすることを考えると、道具をそろえておいてもよいですね。
また、カットクロスやレジャーシート、新聞紙があれば、髪の毛が衣類につかず後片づけが簡単です。
庭やお風呂場は後片づけがしやすい
庭でのヘアカットは、切った髪の毛を掃き掃除でさっと集めることができるので、短い時間で片づけができますよ。掃き残しがあっても目立たないところもよいですね。
お風呂場でのヘアカットは、切った髪の毛をシャワーで流してしまえばあっという間に片づけが終わります。髪の毛シートを貼るなどして排水口が詰まらないように気をつけましょう。
部屋でヘアカットをすると、部屋中に髪の毛が散らばって後片づけに時間がかかることがあります。しかし、庭やお風呂を利用すると後づけが簡単なのでストレスがありませんよ。
じっとできない子どもの髪を切るための対策
活発な2歳児の髪を切るのは美容師さんでも難しいといいます。カット中に突然振り向いたり、体を動かしたりするので危ないからです。ですからカット中は、子どもが何かに集中できるように好きなテレビ番組やDVDを見せたり、お気に入りのおもちゃを手に持たせて落ち着かせたりするなどの対策をしましょう。
またママが子どもに声をかけながら髪を切ってもよいですよ。「チョキチョキするね」「すてきな髪型になってきたよ」と状況を伝えると、子どもはヘアカットに興味を持ち、短時間なら動かないでいてくれるかもしれませんよ。
男の子の髪の毛をカットする手順とポイント
2歳の男の子のヘアカットの手順
カットの仕上がりの長さを決めたら、霧吹きで軽く髪の毛を濡らします。いよいよ散髪用ハサミで切り始めますが、多少短くなっても最後にすきバサミでバランスを整えるので大丈夫ですよ。
まず襟足を2~3等分し、カットします。襟足から耳上までの髪をまっすぐ切ります。耳上まで切れたら、もみあげと耳上をつなぐ直線を切ります。反対側も同様です。もみあげは長めに残して、後から調整すると失敗が少ないですよ。
次に前髪も希望の長さでカットします。そして前髪の端ともみあげをつなぐようにまっすぐカットします。
最後に全体の毛先をすきバサミで整えます。さらにバランスを見ながら、頭頂部の毛量をすきバサミで調整したら完成です。
ヘアカット成功のコツはハサミの使い方
散髪用のハサミには、指を入れる穴の片方に突起がついています。突起がある方の穴に薬指、もう一方に親指を入れ、小指を突起に添えます。そうすると薬指と小指が軸となり、親指でハサミを動かしてスムーズにカットができます。
髪をまっすぐにカットをする基本は、髪に対してハサミの刃を90度にあてることです。そのためには、ママの目線をできるだけ子どもの頭や刃先と同じ高さに合わせます。ハサミの刃が寝てしまっていると、髪をまっすぐに切ることはできません。ハサミの角度を確認しながらカットしましょう。
バリカンを使って手早く切る方法も
自宅でのヘアカットに慣れていないママが、ハサミで髪をバランスよく短髪にすることは難しいかもしれません。ヘアカット初心者のママは、バリカンを使うと手早く簡単に髪の毛を整えることができるでしょう。
バリカンには、家族で使うことができる物や赤ちゃん専用の物などが販売されています。年齢や仕上げたい長さに合わせてアタッチメントを調整しましょう。
使い方は簡単で、バリカンを頭に対して垂直にあて、頭頂部に向かって撫でるようなイメージで全体的にカットします。時間が短縮され、子どもへのストレスも少ないですよ。