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赤ちゃんが冬でも寝汗をかいたらどうする?寝汗の対処方法と注意点

赤ちゃんが冬でも寝汗をかいたらどうする?寝汗の対処方法と注意点

赤ちゃんは大人が暑さを感じないときでも汗をかきますよね。寒い冬には頭と体が汗びっしょりなのに足は冷たくなっているなど、どちらを対処すればよいのかわからなくなった経験があるママもいるようです。今回は、赤ちゃんが冬に汗をかく理由や寝汗をかいたときの対処法を紹介します。

赤ちゃんが冬に汗をかく理由を知ろう

赤ちゃんは体温調整が未熟

赤ちゃんの体の機能は、成長とともに少しずつ発達していきます。体温調整機能もまだ未熟で、だいたい2~3年かけて発達していきます。

赤ちゃんの皮膚にはセンサーがあり、外から受ける刺激から保護したり、温かさや冷たさを感じ取ったりしています。皮膚のセンサーからの情報と、深部体温という体の内部の温度の情報が脳に伝わり、赤ちゃんの体温を下げたほうがよいのか上げたほうがよいのか判断しています。

脳の視床下部にある体温調節中枢というところで、体温を一定に保つようにコントロールしています。赤ちゃんはこの機能がまだ未熟なので外気の影響を受けやすく、皮膚のセンサーから受け取った情報により、周りが寒いときは体温が低くなり、周りが暑いときは体温が高くなってしまうのです。

赤ちゃんは大人より汗がたまりやすい

先ほども述べましたように、赤ちゃんの体の機能は発達途中です。そのため汗による体温の調整が必要になります。

赤ちゃんの汗がすごいのは、汗腺の数が影響しています。大人と比べて体がとても小さな赤ちゃんですが、実は汗腺の数はほとんど変わらないのです。ただでさえ代謝がよいのに、赤ちゃんの小さな体に汗腺がたくさんあるのですから、汗びっしょりになるのも想像できますよね。赤ちゃんが触れている布団の面積も狭いので、汗でビショビショになってしまうのです。

大人は夜寝ているときにコップ1杯分の汗をかいているといいますが、赤ちゃんは大人の2倍汗をかくといわれています。布団にしみこんでしまっている分と蒸発している分を考えると、赤ちゃんの寝汗の量のすごさを想像できますよね。

寝汗をかいても心配しすぎないことが大事

夜、いくら布団をかけなおしてあげても、赤ちゃんが布団から手足を出してしまうことがありますよね。この赤ちゃんの行動は、手のひらや足の裏から熱を逃がすためにやっていることなのです。

赤ちゃんは寝ているときにびっくりするくらい汗をかきますが、病気ではないので心配しなくて大丈夫ですよ。体温調節の機能が未熟な赤ちゃんは、汗をかくことで体温を調節することを学んでいるのです。つまり寝汗をかくことは、赤ちゃんが成長するためには必要なステップなのです。

しかし「汗の量が急に増えた」「顔が赤くて元気がない」「汗がベタベタしている」「呼吸が荒くて熱が出ている」状態で汗をたくさんかいているときには、赤ちゃんの体調を確認したり病院で受診したりしましょう。

冬に赤ちゃんの寝汗が気になるときは

汗に気づいたらふきとってあげよう

汗をかくほど暑いとはいえ、そのまま放っておいては風邪をひいてしまいます。寝汗に気づいたときにはふきとってあげましょう。赤ちゃんは寝汗をかいたままの状態を不快に感じるので、なんども目を覚ましてしまう原因にもなります。寝汗をふきとってあげることはママの睡眠時間を確保することにもつながりますよ。

汗を拭き取るときにおすすめなのは、冷蔵庫に入れて冷やした保冷剤をガーゼ地のタオルで包んだものです。体についた汗を、体をクールダウンさせながら優しくふきとってあげましょう。

あらかじめ寝ている赤ちゃんの背中にガーゼや汗取り専用のパッドを入れておいて、汗をかいていたら引き抜いてあげるという方法もありますよ。

服の枚数はママより少なめにすること

冬の夜は寒いので「赤ちゃんが寒がっているかも」と思い、大人と同じ感覚で服を着せてはいませんか?赤ちゃんの服装は、基本的にママが着ている枚数より1枚少なくするとよいですよ。

寝るときの服(パジャマ)は、長時間赤ちゃんの肌に触れていますよね。汗をたくさんかく赤ちゃんには、吸収性の高い綿素材の服を着せるとよいですよ。綿素材は汗を吸収してくれるので肌トラブルが起こる可能性が低くなります。

冬は暖かいフリース素材を着せたいママもいると思いますが、汗を吸収しづらいものが多く、熱がこもるため、たくさん汗をかく赤ちゃんには向いていません。

また、赤ちゃんは布団から手足を出すことで熱を逃すため、靴下は履かせないようにしましょう。

冬にあった布団を選んであげよう

赤ちゃんの布団は吸湿発散性の高いものを選ぶとよいですよ。おすすめなのは、保温性・通気性がよく軽い素材の羽毛布団やウールやキャメルなどの天然素材の比率が高い布団です。合成繊維100%の布団は、汗の吸いが悪く蒸れやすいので、避けるようにしましょう。

室温が15℃くらいの場合は「羽毛布団」や「綿の合い掛け布団」、2枚使用する場合は「綿の合い掛け布団とタオルケット(ガーゼケット)」や「綿の掛け布団とブランケット」の組み合わせがおすすめです。室温が20℃くらいの場合は「羽毛のスリーパーとブランケット」でも大丈夫ですよ。

赤ちゃんが布団を蹴るのは暑がっている証拠。手足を出してあげるなど、布団のかけ方を調整してあげてくださいね。

赤ちゃんの冬の寝汗で気をつけたいこと

赤ちゃんの寝冷えを予防しよう

赤ちゃんの体温は就寝の頃が最も高く、ピークに達している状態ですが、寝ている間にどんどん下がっていき、明け方に一番低くなります。

そんなときに、部屋が冷えていたり寝汗をかいたままで寝ていたりすると、通常の体温の変化以上に体が冷えてしまいます。このように寝ている間に赤ちゃんの体が冷えてしまうことを「寝冷え」といいます。

赤ちゃんは明け方に体が冷えてしまっても、自分で布団をかけることはできません。寝るときには肌着やスリーパーを着せて調整してあげましょう。

また、寝ている間、暖房機器をつけておくのもよいでしょう。しかし部屋が乾燥しすぎてしまうと、喉が痛くなったり肌が乾燥してしまったりします。加湿器と併用して湿度を50~60%に保つようにしてくださいね。

あせもにならないように注意してあげよう

冬でもあせもができてしまう赤ちゃんが多いそうです。大人の感覚で服を着せたり、布団をかけすぎたりという理由があります。

新生児は大人より1枚多く、そこまで活発に動かない2~4カ月の赤ちゃんなら大人と同じくらい、その後は大人より1枚少なくします。これは目安ですので、じっとり汗ばむようでしたら調整してあげてくださいね。

寒い冬にふわふわ起毛のシーツの上で寝ると、暖かくて心地よいですよね。しかしこれは汗を吸わないので赤ちゃんにはおすすめできません。

あせもができやすい場所は、お肉がたくさんついているももやおなか、あごの下など皮膚がくっつく部分、おむつまわりです。汗をかいたときには、これらの部分に注意しながらふいてあげましょう。

寝汗が原因で脱水症状になることも

人の体の60%は水分でできていますが、赤ちゃんは80%と大人より水分の割合が多いといわれています。ですから赤ちゃんの体の水分が減ると大人より大きなダメージを受けてしまいます。

赤ちゃんが冬に起こす脱水症状の原因として、室内の温度が高すぎたり寝汗で大量の水分を失ったりということがあります。

脱水の症状が軽度~中度の場合、おしっこの量と回数が減り色が濃くなります。また食欲不振、便秘気味、不機嫌で泣きやまないなどの症状も現れます。このような場合は涼しい場所で体を冷やして水分をあげましょう。

重度になると、おしっこが出なくなります。また、目がくぼんだり肌が弾力を失って乾燥したり、涙や汗が出なくなったりするので、早めに病院で受診しましょう。

まとめ

寒い冬でも赤ちゃんが寝汗をかく理由や対処法を紹介しました。

ママにとっては快適でも赤ちゃんにとっては不快なこともあります。自分が寒いと思うとついつい「暖かくしてあげよう」と思ってしまいますが、赤ちゃんの体は大人とは違うことを忘れないでくださいね。

また、寝冷えやあせも、脱水症状は、寝汗が原因で起こることがあるので気をつけましょう。

赤ちゃんが快適に過ごすために、服や布団を調整することも大切ですが、赤ちゃんの様子を観察するのが一番です。眠っている赤ちゃんが寝汗をかいていないか、そっと確かめてあげてくださいね。

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