部屋の臭いが気になるママへ!取れない臭いを消す方法と便利な消臭剤
部屋に入った瞬間「なんか臭うような」と思ったことはありませんか。部屋の臭いの原因は一つではないため、どこから発生しているのか気づかないこともあります。臭いの気になる家で生活したくはないですよね。そこで今回は、臭いの発生しやすい場所や臭いの元に合わせた消臭方法などをご紹介します。
家の中で臭いが気になる部屋と原因
ママの仕事場「キッチン」
シンクの排水口、三角コーナー、ごみ箱、コンロ周りに飛び散った油など、ちょっと放置するだけで色々な臭いが混ざってしまいます。特に生ごみは、1日放置するとすぐに臭いが発生しますので、生ごみを捨てるためのごみ箱はしっかりと蓋のできるものにし、調理後に毎回生ごみを捨てたごみ袋を閉じるようにすると臭いを抑えられますよ。また、食材を切ったときに排水口に流れた切れ端や三角コーナーの残飯などもこまめに処理しましょう。
コンロの周りに飛び散った油は、見えにくいこともあり見逃しがちです。いつの間にか油が酸化して臭くなっているということがよくありますよ。
家族団らんの場所「リビング」
たとえば、カーペットやカーテン、ソファなどは体臭や汗が染みついて臭いを溜め込みやすいです。「直接触れなければ大丈夫」と思われるかもしれませんが、臭いは空気中を漂って日々蓄積されていくものなので油断はできません。
小さい子どものいる家庭だと、いつこぼしたか分からないジュースやお菓子のカスが畳やカーペットに染み込んでいて、何日か経ってから臭いに気づくということもあるでしょう。掃除機をかけたときに「これいつのだろう」というお菓子のカスがソファの下から出てくることもあるかもしれませんね。
こまめに掃除をしても臭う「トイレ」
特に、男の子のいる家庭や、パパが立ったままおしっこをするという家庭は便器の周辺に尿が飛び散りやすいので、臭いが気になったときはその辺りに原因がないかチェックしてみましょう。飛び散るはずがないと思う場所にまで飛び散っていることもありますよ。
また、便器やトイレタンクに常に水を溜めている状態なので、カビが繁殖しやすい環境です。便器の裏側やトイレタンクにカビが発生していないかも見落とさないようにしましょう。
それぞれの部屋に合った臭い取りの方法
キッチンは油と生ごみの処理が肝心
たとえば、コンロ周りに付着しやすい油汚れは、時間が経つと臭いが強くなるだけでなく、固まって落としにくくもなります。調理後に毎回すぐに拭く習慣をつければ掃除も簡単ですよ。こまめに掃除をしていれば水拭きだけでも十分ですが、時々は食器用洗剤やキッチン用の洗剤などを使って掃除するとよいでしょう。
生ごみの臭い予防は、早めにごみ袋を閉じることも大切ですが、あらかじめごみ袋の底に新聞紙を入れておき水分を吸収させるのも臭いの軽減に役立ちます。
リビングは布製品の臭いに注目
なんとなく部屋全体の臭いが気になるなというときには、そういった布製品の臭いを取ると解決することが多いですよ。洗濯できるものなら思い切って丸洗いすることをおすすめします。洗濯すれば染みついた臭いだけでなく、汚れも取れるのですっきりするでしょう。また、洗濯できないものは消臭スプレーを活用してみるのもよいかもしれませんね。
部屋にこもった臭いはなかなか消えないので、定期的に換気することも大切です。換気をするときは、空気の流れがよくなるように2カ所以上の窓を開けると効率がよくなりますよ。
トイレは飛び散り汚れにも策を講じて
便器や床、壁などを毎日掃除していても、隅々まで掃除が行き届いていないと臭いが発生することがあります。便器の手前や両サイドはもちろん、便器の後ろ側やドアなどもトイレ用の洗剤を使って念入りに掃除しましょう。毎日掃除するのが大変なら、週に一度は細かいところまで掃除する日を決めて実行するだけでもキレイな状態を保つことができますよ。
トイレにそのまま流せるお掃除シートを活用して、トイレに行ったついでにサッと拭き掃除をしたり、そもそもトイレの床に物を置かないようにしたりするという工夫もおすすめです。
子どもがいても安心して使える消臭剤
臭いを消す効果をもつ「重曹」
そこで、子どもがいる家庭でも安心して使える消臭剤をいくつかご紹介します。まず一つ目は重曹です。人に対して安全性が高いだけでなく、環境に対しても優しいということで、すでに掃除に活用しているママも多いかもしれませんね。
重曹はアルカリ性の性質を持っているため、中和作用が働く酸性の性質を持つ臭いの消臭に効果的です。たとえば、ソファやカーペットについた汗の臭いや生ごみ臭に効果を発揮します。また、雑菌の繁殖を抑える作用もあるので、キッチンの排水口や三角コーナー、ごみ箱などに振りかけておくと、悪臭の予防にもなるでしょう。