保育園の持ち物はすぐなくなる?名前付けのポイントや便利グッズ
子どもを保育園に預ける準備で特に大変なのが、持ち物への名前付けです。洋服や下着などは数も多いし、お弁当箱、ビニール袋など素材もバラバラですよね。特に洋服は季節ごとに変わる上、傷んだりサイズが大きくなると買い替えて何度も名前付けが必要になります。そんな大変な名前付けのポイントや便利グッズを紹介します。
保育園の持ち物、どれに名前付けするの?
保育園に持って行くものすべて
保育園では同じくらいの月齢、年齢の子どもたちが集まりますので、好きな色や興味を持っているキャラクターも似通ってきます。お友達の持ち物を気に入って、悪意なく取ってしまうことも取られてしまうこともあり得ますし、何人もの子がまったく同じ物を持っているということも十分考えられます。
先生もすべての園児の持ち物を把握することはできませんので、トラブルにならないように、細かい物でもすべてに名前を付けるようにしましょう。
保育園に着ていく服や靴下、下着まで
月齢の小さいクラスのうちは1日に何度もお着替えをしますし、もう少し年齢が大きくなると今度は動きまわって汗をかいたり汚れたりします。洋服や靴下、下着類は必要な枚数も多くなる上に、何度も洗濯を繰り返すことで、せっかく付けた名前がだんだん滲んだり消えてしまうこともあります。
1度名前を付けたからといって安心せず、見やすく残っているか時々確認しましょう。
園指定のルールを確認しよう
園によっては子どもの持ち物とは別に、園共同で使用する物の提出が必要な場合もあります。例えば雑巾、ビニール袋などの日用消耗品や、園のイベント行事の際に使用する新聞紙、空き箱などの材料です。無記名での提出を指定されていないか確認しましょう。
またおむつは、1枚1枚に名前を付けなければいけないのか、購入した状態の外袋に名前があればいいのかなども園によってルールが違います。名前を付ける場所を指定する園もありますので、分からない場合はうやむやにせず、きちんと園に確認するようにしましょう。
持ち物に名前付けする時のポイント
誰が見ても一目で分かる場所に付ける
洋服は洗濯タグに名前を付けるのが無難ですが、スペースがない場合は裾の裏側がいいと思います。
靴は中敷きがおすすめです。誰の靴か分からないときに中敷きに名前が付いていれば、手に取ったときすぐに分かります。
靴下は商品によって最初から足の裏の部分に記名欄がデザインされている物もありますが、もしない場合でもつま先の部分に名前を付けておいた方が、履くときに何度も延ばされる履き口より長く持っていいと思います。
子どもが自分のものと分かるマークを付ける
新幹線が好きな子は新幹線、うさぎが好きな子はうさぎといった具合に、ワッペンやスタンプなどでマークを付けた持ち物を実際に子どもに見せて「これが自分の物だよ」と覚えられるように教えてあげましょう。
このときポイントなのは、マークを統一することです。乗り物が好きだからといって、新幹線、機関車、車といった具合にバラバラにせず、その中でも特に好きな乗り物に統一しましょう。だんだん子どもが自分の持ち物を自覚できるようになりますよ。
持ち物に名前付けする時の便利グッズ
お名前スタンプは手軽で簡単
一方でオーダータイプだと、平仮名、漢字、アルファベット、縦書き、横書きと表記に種類があり、各サイズも豊富にあります。インクの色を、定番の黒だけではなく薄い色も購入しておくと、濃い色の布にも使えて便利です。
油性ペンで書くことと比べて初期費用はかかりますが、ポンと押すだけなので作業時間は大幅に短縮できますし、何より手書きよりも見た目がきれいです。
お名前シールは貼るタイプが便利
アイロンタイプは洋服など布製品向きで、100円ショップでも簡単に手に入ります。あとはフロッキーのようなオーダーする物もあります。フロッキーは立体的な文字が貼り付けられる上に伸縮性もあるので、タオルのような起毛した素材に適しています。
一方貼るタイプは、防水、撥水加工されているタイプが用途も広く便利です。お弁当箱やコップ、歯ブラシなど水洗いする物や、レインコートのような熱に弱い素材にも向いています。また最近ではアイロン不要で布製品に貼るだけのタイプもあります。洋服などのタグの部分にぎゅっと貼るだけで簡単な上に、そのまま洗濯から乾燥までできるので、便利でおすすめです。