ハーブティの効果、効能を紹介!効果別おすすめハーブティや飲み方
さまざまな種類があるハーブティは、美味しいだけではなく心と体に嬉しい効果も期待できる飲み物です。最近は、自宅でハーブティを楽しむ人も増えましたね。今回は、ハーブティの効果や効能を紹介します。リラックスしたいとき、リフレッシュしたいときなどぜひ試してみてください。
ハーブティを美味しく!効果的な飲み方
ハーブティを生活リズムに取り込んだ飲み方
効果を感じやすくするためには、常にハーブティが体の中をめぐっている状態を作ることが必要です。そのため毎日大体500ml~1Lを目安に、数回に分けてハーブティを飲んでみましょう。
ハーブティを習慣的に飲むと、体の中から変化が訪れます。効果が出やすい体作りをする1カ月目。リズムが整い始める2カ月目。少しずつ体の変化が感じられる3カ月目。そして確実に効果を得ていく4カ月目以降。このようにハーブティは、長期的に生活リズムに取りこんだ飲み方をすることで、効果が実感できるのです。
ハーブティの効果に期間はある?
ハーブティには、体の中の不純物を取り除くデトックスの役割もあるため、習慣的に飲むことで体調が整い効果が現れやすい体を作ることができます。このような状態であれば、数日間症状に合わせたハーブティを飲み続けるだけで、効果が数カ月持つこともあるそうです。
また、その人の体質や普段飲んでいるハーブティの種類などによっても、効果の期間に違いが出てきます。そのため、効果が持続する期間というのは、人によってさまざまなのです。しかし、「普段からハーブティを飲み続けている人は効果が持続しやすい」ということはいえるのではないでしょうか。
ハーブティ、飲みにくいときのコツ
苦みを強く感じるときは、「はちみつ」を入れてみてください。はちみつの優しい甘みでハーブティがとても飲みやすくなりますよ。また紅茶のようにミルクを入れてみても、まろやかな口当たりになります。特にカモミールはミルクと相性がよいので、試してみてくださいね。
香りがきつく感じられるものは、冷たい水出しで楽しんでみましょう。アイスティにすることで、香りやくせがやわらぎ飲みやすくなります。ハイビスカスティやマロウティは、色がとてもきれいでアイスティにおすすめですよ。
効果別ハーブティ〜リラックスしたいとき〜
安眠効果が期待できるカモミール
まずは、安眠効果が期待できる「カモミールティ」。カモミールには多くの種類がありますが、ハーブティとしては苦みの少ないジャーマンカモミール(一年草)が主に使用されているそうです。
カモミールティには、ストレス・不安・不眠などを緩和し、リラックス効果があります。寝つきがよくないときに温かくして飲むと、よく眠れるようになりますよ。カモミールは緩やかに効くので、眠る1時間~2時間前に飲むと、最大現に効果を感じることができるでしょう。安眠効果以外には、胃腸を整える効果やホルモンバランスを整える効果も期待できます。
鎮静作用や抗菌・殺菌作用もあるラベンダー
代表的な効能としては、緊張をほぐすリラックス効果でしょう。神経の緊張・不眠・不安・頭痛・イライラなどを緩和し、リラックスを促します。これによって副交感神経が活発に働き、自律神経を整え免疫力を高める効果も期待できますね。
また、精神的神経的な不調を和らげるだけでなく、痛みを和らげる鎮静作用もあるため、肩こり・筋肉痛・生理痛にもよいハーブティです。さらに抗菌や殺菌作用もあり、皮膚の炎症や手荒れなどさまざまな肌トラブルにも効果が期待できますよ。
ビタミンCたっぷりローズヒップ
また、ローズヒップティには、リラックス効果もあるのです。女性ホルモンのバランスを整える働きにより、気分の浮き沈みを押さえて気持ちを朗らかにしてくれます。栄養バランスもよいので、妊娠中の栄養補給としても飲用することができますよ。
さらに、きれいな色と香りによってもリラックス効果が得られるハーブティです。リラックスしたいと思うときは、体が疲れているサイン。そんなときは栄養満点のローズヒップがピッタリですね。
効果別ハーブティ〜すっきりしたいとき〜
胃腸の改善によいミント
ミントといえば、あの「スーッ」とした清涼感が特徴ですよね。これは「メントール」という成分によるものです。メントールは、気分をすっきりさせてくれるだけでなく、胃腸の改善にも高い効果を発揮します。食べ過ぎや飲みすぎのときに飲むと、消化を助け胃の不調を和らげてくれるのです。消化器官の炎症を抑える効果や、腹部の筋肉の緊張を和らげる作用により、胃けいれんを抑える働きもありますよ。
そのほかには、アレルギー症状や炎症の鎮静・痛みの緩和・口臭予防などもあります。口がさっぱりするので、食後に飲むのがおすすめです。