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子育て中でもダイエットがしたい!押さえたいポイントや実践法

子育て中でもダイエットがしたい!押さえたいポイントや実践法

産後太りを解消したい、ダイエットがしたいと思っていても子育てで忙しくしていると難しいですよね。ダイエットが長続きしないというケースも多々あります。そこで今回は、子育て中のママのダイエットが長続きしない理由や先輩ママの体験談、ダイエット中に抑えておきたいポイントやダイエット法についてお話しします。

まず本当にダイエットが必要か考えて!

適正体重を大幅にオーバーしている

妊娠中は体重が大きく増えるので、これまで適正体重を保ってきたママは少々焦ってしまうかもしれません。ただ、産後は多くのママがダイエットに励みますが、まず本当にダイエットが必要なのか考えてみましょう。

もしもママの体重がもともと適正体重をオーバーしていた、妊娠中に体重が増え過ぎて適正体重を大幅に超えてしまったのであれば、肥満が及ぼす健康へのリスクを考え正しいダイエットが必要です。

肥満度はBMI【体重(kg)÷(身長(m)×身長(m))】で求めることができ、この値が25以上だと肥満と判断され生活習慣病などのリスクが高まります。ちなみに、適正体重はBMI22といわれていて、身長160cmのママなら56.32kgになります。

理想の体重にとらわれ過ぎている

自分の適正体重を計算してみると、それほど太ってはいないと気がつくママもいるのではないでしょうか。ただ、日本は痩せ願望が強く、テレビや雑誌で見かけるモデルやタレントたちの体型が美しいと思ってしまいがちです。

実際に適正体重以外に「美容体重」「モデル体重」などと呼ばれる値も計算されています。モデル体重などはBMI17で痩せに分類され、160cmのママなら43.5kgが理想とされています。

この体重は病的にも見えるスタイルで、健康を維持するにもギリギリの体重だといえます。このように、理想の体重にとらわれていると痩せることが正しいと勘違いしてしまい、ダイエットの呪縛から逃げられなくなってしまうこともあるので注意しましょう。

体重で美しさは決まらない

自分が一番美しく見える体重は人それぞれ違います。それなのに、モデルといわれる人たちは多くの女性の体型とはかけ離れたスタイルで雑誌やショーに現れます。

「洋服が一番きれいに見えるように」これがモデルたちの存在意義ですが、モデルたちが着ているサイズの服を着られる女性がどれほどいるのでしょうか。少し前は痩せすぎのモデルを使わないように呼びかける運動もありましたが、最近では標準体型以上のプラスサイズモデルの起用を推進する動きも活発になっています。

それでもダイエットが必要だと感じるなら、無理せず、自分の一番美しく、健康的に動ける体重を目指してくださいね。そのダイエットが一生続けられる方法であるかをよく考えて、意識や習慣から変えていきましょう。

ダイエットができない、長続きしない理由

完璧や頑張り過ぎで断念してしまう

「完璧にやり遂げる」「精一杯努力する」のがよいことだと思い過ぎていませんか?もちろんそれは素晴らしい姿勢ですが、前提にそのことが好きという強い思いがなければ辛いことが多いかもしれません。

たとえば、お菓子を一切断ってきたのに、一日だけと思いドカ食いしたらその後なし崩し的に食べてしまうのは、大好きなお菓子をずっと我慢してきたので、きつすぎて反動で心が折れてしまうからです。目標に至る過程での失敗を許せず、結果を急ぐとダイエットに失敗するばかりか「自己肯定感」まで低くなってしまいます。

たとえ短期集中ダイエットで目標を達成できても、きつい食事や運動を長くは続けられません。その後で我慢の反動が出て、リバウンドしやすくなるでしょう。

ダイエットの時間を確保できない

育児は一日中続きます。ゆっくりお風呂でマッサージしたり、スポーツジムに通ったり、ダイエットに合った食事を自分だけのために作る時間を取れないのが現実ですよね。

時間だけではなく、子どものおむつやミルク、体調などをママはいつも気にしているので、なかなか自分をケアする余裕がもてないかもしれません。時間を使ったり制限が多くて気を使ったりするダイエットではなく、育児しながら続けられる方法を選ばないと、長続きしづらいのです。

子どものお世話で一日くたくたになった後、ランニングを何kmもするなどということはよほど体力と気力がないと続きません。睡眠時間まで削り、険しい顔つきで子どもと接すれば、子どもがママのことを心配するかもしれません。

「無意識」に食べてしまうことがある

ダイエットは、長期間かけて太りやすい生活や食習慣を改善するものと考えた方が成功しやすいです。無理な食事制限で急いで痩せた体は、リバウンドすると筋肉が落ちたままで脂肪だけが増えます。

筋肉が落ちると代謝も落ちて痩せにくい体になってしまいます。「つい」「もったいなくて」「ご褒美で」と「無意識」に食べてしまうのは、カロリー上で帳尻を合わせればよいとだけ考えて、健康的に痩せる食習慣を意識していないからかもしれません。

息抜きも必要ですが、息抜きのたびに食べていては痩せられません。ママは食事中でも子どもに意識が向いて、食べている気がしないことがありますよね。けれども、子どもだけでなく、できるだけママ自身の栄養バランスも意識して食事ができたらよいですね。

【先輩ママに聞きました】ダイエットのモチベーション維持になったことを教えてください。

忙しい子育ての合間にダイエットも成功させるには、モチベーションの維持がとても大切です。先輩ママたちどうやって心折れることなくダイエットをしているのか聞きました。※テニテオ調査(n=100)

「定期的に体重計にのる」と回答したママの体験談

  • 朝とお風呂に入る前に計るようにしています。 間食をやめる。野菜中心の食生活にしました。 体重は減りましたが、体型が崩れました。垂れたというか下の方に肉がついた? なので、最近は補正下着をつけるようにしています。
  • 定期的に体重計に乗って体重を把握することで、食べ過ぎたら調節するなど、融通を効かせたり自分を奮い立たせられるから。

「美容や健康面で明確な目標を持つ」と回答したママの体験談

  • 小さい子供が居ると体力勝負、健康第一なので無理はできないし毎日時間を確保するのが難しいので子供と一緒に体操をしたり、毎日の送迎や公園遊びの鬼ごっこなどに一緒に参加したりして体を動かす習慣づけをしています。
  • 筋トレアプリを利用して、子供の昼寝中などに行っています。なかなか外に出て運動することが出来ないので家でできる筋トレやヨガを行っています。 着圧のスパッツを着用してます。

「痩せたら着たい服を買う」と回答したママの体験談

  • イベント事があればそれまでに痩せてる自分を想像してそれを目標に夜だけ糖質制限とジョギングをしています。子供が小さいので運動できる時間がないので一緒に買い物に行く時は長距離でも歩いていきます。
  • 理想の体型になった自分を想像して、3食きちんと食べて、間食を控えて、2歳の子どもと雨の日以外は外で遊ぶようになったら、自然と体重は落ちていました。

■編集部コメント

忙しい中でも体重計にのって現状を把握しようとしているママが多く見られました。これならお風呂に入る前に乗ったり朝起きたら乗ったりと習慣にできそうですね。

自分にかける時間が少ないママは長期戦でのダイエットになります。自分だけのモチベーションアップの目標や習慣を見つけて気長に頑張りましょう。

続いてのコーナーでは子育てママがダイエットをするときに押さえたいポイントを紹介します。
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