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子どもが冬にかかりやすい病気!流行する感染症とその予防法

子どもが冬にかかりやすい病気!流行する感染症とその予防法

子どもが冬にかかりやすい病気といえば、インフルエンザやRSウイルス感染症、乳幼児嘔吐下痢症などです。これらの感染症を予防するには、うがいや手洗い、こまめな換気が基本です。また、人混みはできるかぎり避けるとともに、外出の際にはマスクを着用しましょう。さらに、早めに予防接種をするとより効果的です。

子どもが冬にかかりやすい病気とその特徴

冬になると猛威をふるうインフルエンザ

毎年冬になると猛威をふるうインフルエンザ。特に、小さな子どもを持つ親として高熱などの症状の強いインフルエンザは心配です。

インフルエンザは、インフルエンザウィルスによって感染します。ウイルスにはAソ連型、A香港型、B型などの種類があり、毎年流行するタイプは異なります。

インフルエンザは、一般的には1日~3日の潜伏期間後に発症します。突然40℃前後の高熱が続き、頭痛や嘔吐、下痢などの症状が現れたりするのが大きな特徴です。高熱は1週間程度続くこともあり、一度熱が下がっても再び高熱になることもよくあります。

ときには、気管支炎や肺炎、中耳炎、熱性痙攣やインフルエンザ脳症などの合併症をともなうこともあるので、注意が必要です。

乳幼児は注意が必要!RSウイルス感染症

風邪症候群の中で最も多いのがRSウイルス感染症です。4~5日の潜伏期間を経て39℃程度の発熱とともに鼻水や咳などの症状が現れます。症状が悪化すると、気管支炎や肺炎を併発することもある怖い病気です。

RSウイルス感染症は、ほかのウイルス感染症と違って特に乳幼児がかかりやすいのが大きな特徴です。乳幼児の半分近くが最初の冬の間に感染し、2歳になる頃にはほぼすべての乳幼児が感染するといわれています。

3歳以上の幼児では軽度で終わることが多いのですが、2歳以下の乳幼児では咳などの呼吸器系の症状が悪化することがあり、特に6カ月前後の乳児の場合、胸やお腹をへこませながら息をするなど、呼吸困難のような症状になることがあります。

脱水症状の危険性がある乳幼児嘔吐下痢症

乳幼児嘔吐下痢症とは、6カ月から2歳頃の乳幼児に多くみられ、冬から春の時期に流行する感染症のことをいいます。原因の多くがロタウイルスによるものです。

乳幼児嘔吐下痢症は2~3日の潜伏期間が過ぎた後に激しい嘔吐と下痢が続きます。灰色や白っぽくて酸っぱい臭いのする水っぽい便が特徴です。下痢の症状は3日~8日程度続くことが一般的ですが、乳幼児の場合は1週間以上の長期にわたることもよくあります。

激しい嘔吐や下痢のほかに発熱をともなうことも多く、特に乳幼児は脱水症状になりやすいので注意が必要です。唇がかさついたり、おしっこが出にくくなったりして、ぐったりとして苦しそうな呼吸のときは脱水症になっている可能性があります。

家で取り組める病気への対策や予防法

帰宅したらうがいや手洗いを徹底する

免疫力が低い乳幼児を感染症から守るためには、うがいや手洗いを欠かすことができません。うがいや手洗いは、細菌やウイルスを体内に侵入させないための最も基本的な予防法です。まずはパパやママが見本をみせてあげましょう。

細菌やウイルスは、病気になった人の鼻水や唾液などがついたものに触れることによって体内に侵入することがあります。そのため、帰宅したら石鹸を使って30秒以上手洗いをする習慣をつけてあげることが大切です。

また、感染症予防に効果のあるうがいは乳幼児にとっては難しく、上手にはできないですよね。2歳頃になればブクブクうがいやガラガラうがいができるようになるので、日頃の歯磨きのときなどに練習をしてできるようにしてあげるとよいですよ。

部屋の湿度を50%ぐらいに保つ

子どもが冬にかかりやすい病気を予防するためには、室内の湿度と温度を適切に保つことが大切です。

寒くて乾燥した部屋の中は、細菌やウイルスにとって最も適した環境です。湿度を50%以下になると活発に活動し、感染しやすくなります。湿度を50%、部屋の温度を20度程度に保つことが理想です。

部屋の湿度を50%ぐらいに保てば、ウイルスは活発に活動できなくなります。加湿器などを使うのが一番便利ですが、やかんに水を入れて沸騰させたり、洗濯物や濡れたタオルを部屋に干したりするだけでも効果があります。

部屋を乾燥させないためには、暖房器具の使い方も工夫をしましょう。特にエアコンや電気ストーブは乾燥しやすいので、加湿しながら使うようにするとよいでしょう。

1時間に1回程度のこまめな換気をする

部屋の換気は、感染症予防にはとても効果的です。窓を閉め切った状態にしておくと暖房器具や衣類から出るほこりなどで部屋の空気が汚れ、感染症にかかりやすい環境になってしまいます。

換気をするときには、空気の取り入れ口と出口が対角線になるように窓を開ける工夫が必要です。冬の季節は外の空気が冷たいため、つい閉め切った状態になりがちですが、1時間に1回程度は室内の空気を入れ換えるようにしましょう。

部屋に窓が一つしかないときには、窓を中央に移動させて左右から空気が入るようにしてみてください。また、扇風機などの電化製品を使う方法もあります。部屋の窓を開けたときに扇風機などを窓に向けて回すだけで空気が循環し、より効果的な換気ができます。

病気にかからないための外出時のポイント

感染症が流行しているときは人ごみを避ける

インフルエンザなどの感染症は、潜伏期間中や初期のときは本人が感染をしている自覚がないまま外出することがよくあります。冬の時期の人が集まる場所ではウイルスに感染している人がいる可能性が極めて高いといえます。ですから、感染症が流行している時期はできるだけ人混みを避けるようにしましょう。

感染しやすい場所としては、電車やバスなどの交通機関内、図書館や公民館などの公共施設内、スーパーやショッピングセンターが考えられます。

そして、乳幼児が最も感染しやすい場所は、何といっても保育園や幼稚園です。これらの園ではインフルエンザ対策をしていることが多くありますが、体調に不安がある乳幼児は、早めに休ませてもよいかもしれません。

外出時は必ずマスクを着用する

インフルエンザなどの感染症は、咳やくしゃみとともに大量のウイルスが空気中に飛び散ることで感染します。そのため、人が多い場所に出かけるときにはマスクを着用するようにしましょう。

マスクを着用するときには、付け方も大切です。できれば不織布のマスクを使い、鼻の周りに隙間ができないようにします。不織布のマスクはガーゼマスクと比べて細菌やウイルスをブロックする効果が高く、使い捨てが基本ですので、衛生的でおすすめです。

また、どうしても人混みに出かけなければならないときには、子ども用のマスクを利用する方法もあります。子ども用のマスクは種類が多く、かわいいデザインのものもあります。普段マスクをつけたがらない子でも、喜んでつけてくれるかもしれません。

流行する前に早めの予防接種を

感染症を予防するためには、予防接種が効果的です。インフルエンザの予防接種は60%~70%の確率で発症を予防できると科学的に証明されています。

また、予防接種には重症化を防ぐ効果も期待できます。特に5歳未満の乳幼児は重症化する可能性が高いので、受けておいた方が安心できます。「我が子は丈夫だから大丈夫」という考えは危険です。

予防接種の効果は、接種をしてから約6カ月程度だといわれています。インフルエンザの流行のピークが12月~2月ですから、流行する前の10月頃の接種をおすすめします。

予防接種の回数は、13歳以上の方は原則1回、13歳未満の方は2回となっています。1回接種よりも2回接種の方が高い効果が得られることが理由のようです。

まとめ

子どもが冬にかかりやすいインフルエンザやRSウイルス感染症、乳幼児嘔吐下痢症などの感染症は、ウイルスが原因の病気です。高熱や下痢、嘔吐などの症状が現れるのが大きな特徴で、免疫力が低い乳幼児にとってはとても辛い思いをします。

今回は、家で取り組める病気への予防や対策、病気にかからないための外出時のポイントをまとめてみました。これらの病気への正しい知識をもとにしっかりと予防し、我が子が元気に冬を乗り切れるようにサポートをしてあげましょう。

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