寝不足ママの睡眠環境を改善するには？原因や生活習慣見直し方法

2019,3,1 更新

睡眠前のリラックス音楽は有効な場合も

布団に入ってから、音楽を聴いて寝るという人もいますよね。実は、一般的には睡眠時に音楽を聴きながら眠ることは、睡眠の質を下げるといわれているのです。

しかし、寝つきが悪かったり、眠りが浅かったりする理由には、ストレスも大きく影響しています。そのため、心身のリラックスを考えて、穏やかな音楽を聴くことは、人によって安眠に効果的である場合もあるのです。

音楽を聴くときは聴きながら眠るのではなく、眠る準備がすべて整い心と体が落ち着いたタイミングがよいですよ。ソファなどにゆったり座って聴いてみましょう。睡眠の質を高めるためには、小さめの音量で流し、歌詞つきの音楽よりクラシックやヒーリングミュージックなどがおすすめです。

睡眠の質に影響する枕を正しく選ぼう

安眠グッズに「枕」は欠かせないものですよね。合わない枕を使用していると、睡眠時に呼吸がしづらくなったり、肩や首がこったり寝違えたりして、睡眠の質の低下につながってしまいます。どのような枕を選ぶかが、睡眠の質を左右するといってもよいでしょう。

枕を選ぶときは、高さに気をつけてください。性別や体格など個人差はありますが、直立したときの姿勢が横になってもそのまま保てる高さかどうかが、一つの判断基準です。さらに枕の素材や硬さなど、自分の好みに合い「眠りやすい」と感じる枕を選ぶことも大切ですよ。

最近では、オーダーメイドの枕を作れるところもあります。専門家に相談して、自分の好みと体に合った枕を作ってみるのもよいですね。

まとめ

寝不足が続くと、イライラしやすくなったりすぐ疲れてしまったり、子育てにも悪影響が出てしまうことがあります。質のよい睡眠は、生活の質も高めてくれるもの。「寝不足は仕方ない」と思わず、睡眠環境や生活習慣を見直して睡眠改善をしてみましょう。

改善策の一つとして、嗅覚に働きかけるのもよいですよ。嗅覚は、自律神経やホルモンをコントロールする視床下部に直接働きかけることができ、安眠と深い関係があります。そのため、リラックス効果のあるラベンダーやカモミールの香りを寝室に漂わせるのもよいかもしれませんね。