添い乳で暴れるのには理由があった!暴れる原因や対処の仕方
赤ちゃんが暴れたときの対処の仕方
背中をトントンして安心させてあげて
赤ちゃんは背中をトントンされるとお腹の中で聞いていたママの心音を思い出し、気持ちがリラックスするといわれています。ストレスや不安で暴れている赤ちゃんを安心させてあげてから授乳してみてください。
背中をトントンすることで赤ちゃんが眠ったときは、そのまま寝かせてあげましょう。大きなおならやゲップが出れば、すっきりした表情でまた母乳を欲しがるかもしれません。
また、背中をトントンしているときは落ち着くのに、授乳しようとすると暴れるときは、お腹がいっぱいなのかもしれません。時間をおいて再度授乳してみましょう。
姿勢を少し変えてみよう
こんなときは赤ちゃんの体を支える場所、赤ちゃんの頭とおっぱいの距離や位置を調節してみましょう。添い乳するときは体ごとママの方を向いているか、頭だけが曲がっていないかに注意してください。
また、横抱きからフットボール抱きに変えるなど、姿勢そのものを変えてもよいでしょう。いろいろな姿勢で授乳すると母乳の飲み残し防止になり、乳腺炎のリスクを下げることができますよ。
ママの体が前屈みになっている、ねじれている状態で授乳し続けると、授乳がつらいだけではなく体を痛める原因になってしまいます。クッションなどを使って楽な姿勢になるよう調節してくださいね。
母乳の量や味を調整してみよう
母乳の量が不足している場合は、赤ちゃんに吸ってもらう回数を増やし、母乳の原料となる水分やタンパク質を積極的に摂りましょう。母乳マッサージや母乳の出をよくするハーブティもおすすめです。
母乳の量が多すぎる場合は、授乳を始める前に少し搾乳して母乳の量を減らしておくとよいでしょう。母乳が勢いよく飛び出して赤ちゃんがむせたり、母乳を吐いたりするのを防ぐことができます。
初乳の時期を過ぎた母乳は、青白くサラサラとしており、味はほんのり甘いという特徴があります。色や味をチェックして、色や味がよくないと感じたら食事内容を見直してみましょう。
まとめ
また、赤ちゃんの体調やママの体質が原因になっていることもあります。不安に感じることや気になることがあるときは、医師や助産師に相談しましょう。
母乳育児にこだわりすぎるとプレッシャーやストレスが大きくなります。母乳不足が原因の場合はミルクに切り替えてもよいですね。