年子の教育費は出費がかさむ？より賢く捻出するためのテクニック

2018,9,24 更新

教育費のピークは大学在学中と考える

子どもの大学進学を見据えて貯蓄するならば、大学在学中が教育費のピークになるということを、念頭に置く必要があるでしょう。一般的な私立の文系大学なら、学費は4年間で約400～500万円、理系なら約500～600万円かかります。

さらに、自宅から通うなら交通費、1人暮らしするなら下宿費用なども必要です。生活状況に応じて、学費とは別に年間50～100万円程度は準備しておきたいところです。

大学生になれば、子ども自身がアルバイトなどで稼ぐこともできますが、それを期待しすぎると本業である学業に支障をきたしてしまう恐れもあります。年子の子どもが2人とも大学に在学している期間は、パパママにとっても一番のふんばりどきといえそうです。

子どもの成長とともに収入を増やす努力を

子どもたちが進学する学校によって、かかる費用は大きく変わってきます。例えば幼稚園から大学まですべて国公立に通った場合の教育費用は約1,000万円。すべて私立に通った場合は約2,500万円と、大きく差があります。

また、医科歯科系の大学では、在学する6年間で2,000万～3,000万円必要になることも。子どもの成長とともに、希望する進路を見極め、収入を増やしていく努力をしていきたいですね。

子育てがひと段落したと感じたタイミングで、ママが職場復帰するなどして、無理のないかたちで貯蓄していけるのが理想です。パパと相談しながら、子どもたちの将来の選択肢を狭めないようにやりくりしていけるとよいですね。

まとめ

子どもが生まれて、喜びとともに、将来の子育て費用に不安を感じるパパママも少なくないと思います。子ども1人育てるのに何千万もかかると聞くと、年子を育てていけるのか心配になりますよね。

しかし、早期に目標を決めて、計画的な貯蓄を始めることで、焦らずコツコツとゴールに近づいていくことができます。必要な資金が見えてくれば、無理な貯蓄や無駄な出費を抑えることにもつながるでしょう。子どもたちの将来のために、家計に合った貯蓄方法が見つけられるとよいですね。