マタニティ期でも日焼け止めを塗ってよいの?選ぶポイントと人気商品
何かと肌トラブルが起こりやすいマタニティ期は、できる限りのケアをして肌荒れを防ぎたいものですね。日焼け止めは美肌の大敵である紫外線を防ぐためにも必要ですが、マタニティ期に塗ってもよいものなのでしょうか?今回は、マタニティ期における日焼け止めの選び方や、おすすめの日焼け止めをご紹介します。
目次
- マタニティ期こそ日焼け止めを塗ろう
- 妊娠中は肌トラブルが起こりやすい
- 紫外線の影響を受けやすく日焼けしやすい
- 普段よりシミやそばかすができやすい
- 慎重に選びたいマタニティ期の日焼け止め
- 紫外線吸収剤が使われていないものを選ぼう
- スプレーやミストタイプは避けよう
- 迷ったら赤ちゃん用の日焼け止めを使おう
- マタニティ期に日焼け止めを使うポイント
- SPFやPAの数字に惑わされないように
- 季節やシーンに合わせて使い分ける
- 日焼け止めを塗るタイミングにも注意
- 【先輩ママに聞きました】妊娠中にどのような日焼け止め対策をしましたか?
- 「市販の日焼け止めを塗った」と回答したママの体験談
- 「日焼け止め対策を利用しなかった」と回答したママの体験談
- 「日差しの強い時間に出かけなかった」と回答したママの体験談
- マタニティ期でも安心して使える日焼け止め
- 天然由来の原料アロベビー「UVモイストミルク」
- 化粧下地にも使えるヴェレダ「エーデルワイス」
- スキンケアまでできるママバター「UVケアクリーム」
- まとめ
マタニティ期こそ日焼け止めを塗ろう
妊娠中は肌トラブルが起こりやすい
妊娠をすると女性の体内では、プロゲステロン(黄体ホルモン)という女性ホルモンが活発に分泌されるようになります。プロゲステロンは生理前にも分泌が増えるホルモンで、生理前特有の肌荒れの原因にもなるといわれています。
つまり、妊娠前と比べてホルモンバランスが変化してしまうのです。そのため、肌トラブルが起こりやすくなるというわけです。さらに、つわり症状などによって食べ物の好みが変化し、栄養バランスが乱れてしまうことも要因の一つだと考えられています。
紫外線の影響を受けやすく日焼けしやすい
妊娠をしているゆえにプロゲステロンの分泌が増えているママは、紫外線の影響をとても受けやすくなっています。そのため微量の紫外線にも敏感に肌が反応してしまうので、日焼けをしやすい状態なのですね。
なお、妊娠中のママの7割にできるとされる肝斑の根本的な原因は、ホルモンバランスの影響だといわれていますが、実は紫外線で悪化することが分かっています。妊娠中に受ける紫外線の影響が大きいということが分かりますね。
普段よりシミやそばかすができやすい
そもそもメラニン色素は、肌細胞を紫外線によるダメージから守るために存在します。肌の健康を考えれば必要な存在ではあるのですが、やはり見た目に気になるシミやそばかすは防ぎたいですよね。
簡単にできる紫外線対策として、日焼け止めによる紫外線対策がおすすめですよ。微量の紫外線にも反応してしまうマタニティ期は、特にシミやそばかすができやすいので、油断せずに日焼け止めを塗りましょう。
慎重に選びたいマタニティ期の日焼け止め
紫外線吸収剤が使われていないものを選ぼう
紫外線への反応性が高いため、それが肌に刺激となって肌荒れを引き起こす場合があるようです。一方、「紫外線散乱剤」は単純に紫外線を跳ね返す働きをするため、低刺激とされています。
マタニティ期には肌状態が敏感であるため、「紫外線吸収剤フリー」や「紫外線吸収剤無配合」、「ノンケミカルサンスクリーン」などと表示されている紫外線吸収剤不使用の日焼け止めを選ぶことをおすすめします。
スプレーやミストタイプは避けよう
さらに、スプレーで空間に広がった日焼け止めを吸いこんでしまう心配もあります。成分がナノ化されているものは体内に吸収される可能性があるため避けた方がよいともいわれています。
乳液やクリーム、ローションタイプに比べて塗る手間はありませんが、その効果や危険性に疑問が残るためできるだけ使わない方がよさそうです。
ただ、体内に吸収された日焼け止めについての危険性は明確にされているわけではありません。使ってしまったからといってあまり過剰に心配する必要はないでしょう。
迷ったら赤ちゃん用の日焼け止めを使おう
赤ちゃんの肌というのは、大人の皮膚に比べて約1/3の厚みしかなく、とてもデリケートなのです。そのため赤ちゃん用の日焼け止めをはじめとしたスキンケア用品は、ほとんどのものが低刺激性にこだわって作られています。
赤ちゃん用の日焼け止めなら無添加や低刺激性タイプになっているので、肌が敏感な状態のマタニティママにも安心して使えるというわけです。
マタニティママも、赤ちゃんと同様に敏感で肌荒れが起きやすい状態であるため、できるだけ肌に負担のかからないものを選びたいですね。