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幼稚園の登園時に子どもが号泣!理由と対処法を知って笑顔で送ろう

幼稚園の登園時に子どもが号泣!理由と対処法を知って笑顔で送ろう

【対応編】登園で号泣するときの対策法

ママは笑顔で子どもに対応する

ママが「今日も泣くのかな」と不安な気持ちでいると、子どもは敏感に感じとります。ママの不安な顔を見て「ママが不安なんだから幼稚園は怖いところなのかな」と子どもまで不安になってしまうかもしれません。

子どもが安心するように、ママは笑顔でいたいですよね。楽しいことを考えたり、話したりするようにすると自然に笑顔になります。

幼稚園の用意をしながら「今日は◯◯ちゃんの好きなお遊戯の日だね」「今日も◯◯君と楽しく遊べるといいね」など、ワクワクするようなことを話すのもよいですし、一緒に好きな歌を歌いながら登園するのもおすすめです。

幼稚園に着いた途端に泣き出す子もいると思いますが、ママは笑顔で対応し送り出すよう心がけましょう。

担任の先生にフォローしてもらう

朝は先生が登園してくる子どもたちを迎えたりして忙しいため、登園後は自由時間のようになっている幼稚園が多いですよね。

まだ幼稚園に慣れていないと、自由時間をどのように過ごせばよいのか困ったり、引っ込み思案の子どもだと、みんなのところへ入っていき遊ぶことが難しかったりして、ママと別れるのが不安で泣いてしまうことがあります。

先生から子どもに声をかけてもらうなど、フォローしてもらえるように頼みましょう。できれば、遊びの提案やお友だちのところに連れていってくれると、すんなり入って行けそうです。

先生にさりげなくフォローしてもらえると、子どもにとっても「先生は自分の味方で安心できる存在」だと認識できるきっかけになるかもしれませんね。

必ず迎えに来ることを子どもに伝える

泣かれてしまうと「あとですぐ迎えに来るよ」などといっていませんか。子どもは「ママすぐ迎えに来るって言ったよ!」と泣き続け、ママを待ってしまうことがあります。

子どもを泣き止ませるためと、安易なことはいわないように気をつけましょう。まずは、少しでも気を紛らわし、楽しい気持ちになるように、幼稚園で習った歌や楽しかったことなどを話してみてください。

そして、「幼稚園が終わる時間になったら迎えにくるからね」「バス停で帰ってくるのを待ってるよ」ときちんと伝えてくださいね。

最初のころは「早く幼稚園が終わらないかな」などと考えるかもしれませんが、段々と幼稚園に行くことに慣れ、楽しく感じるようになりますよ。

【アイテム編】登園で号泣するときの対策法

持ちものを好きなキャラクターにする

幼稚園の持ちものを子どもの好きなキャラクターにするのは、幼稚園へ行くことへのモチベーションを上げるのに効果的です。

登園バッグや上履き入れ以外にも、タオルやコップなど、幼稚園で使うものを好きなキャラクターで揃えるとよいですよ。

登園前に行き渋りをしたときは「あれ?このコップで大きいお兄ちゃんみたいにお茶を飲むんじゃなかったっけ?」と言ってみたり「今日はタオルを何回使うかな?」と給食や外遊びあとなどの手洗いをする回数を、子どもと一緒に数えてみるのも楽しくなりそうです。

また、キャラクターのキーホルダーを幼稚園バッグにつけたり、登園用の靴を用意したりするのも、特別感があり喜ぶのでおすすめですよ。

幼稚園を題材にした絵本を登園前に読む

幼稚園を題材にした絵本は数多くあります。幼稚園を紹介するような内容の絵本、幼稚園での過ごしかたやお友だちが出てくるお話の絵本、そして、幼稚園に行きたくなくて泣いてしまう子どもたちが主人公の絵本もあります。

そのような絵本を一緒に読みながら、ママは「この子も行きたくないんだね」「さみしいけど頑張ってるね」「ママも離れるのは寂しいけど、幼稚園は楽しそうだよね」とたくさん共感してください。

子どもは「そうそう。こんな気持ちなの!」とママに分かってもらえたような気がして、気持ちが落ち着くかもしれません。

ほかにも、違う内容の本を何冊か用意して、絵本を通して幼稚園の話を親子でしましょう。一緒に書店や図書館に行って選ぶのも素敵ですね。

子どもの好きなお菓子やシールで励ます

ぐずってどうにもならないときには、ご褒美作戦を試してみてください。

ご褒美といっても小さなお菓子で十分です。「幼稚園から帰ってきたらカードつきのお菓子が待ってるかもね~」「元気に幼稚園に行けたら今日のおやつは好きなものを選べます!」と聞けば、その気になってくれるかもしれません。

また、「幼稚園に着いたらよいものをあげるね」とママはこっそりシールを持参し、幼稚園に着いたら差し出しましょう。名札の裏やカバンのポケットにいれておけばなくしません。

ママが簡単な「幼稚園カレンダー」を作ってみるのもおすすめです。幼稚園から帰ってきたら、今日の日付のところにシールを貼ります。

これならもので釣ることに抵抗のあるママでもできるのではないでしょうか。

登園時に泣いた子どもは実際どうしてる?

お迎えに行くまで泣き続ける日々

登園時に子どもが号泣してしまうと、ママが立ち去った後どうしているだろうとママも心配になりますよね。そこで、登園時に泣いていた子どもがどうしているのか、いくつか例をあげてみていきましょう。

まず、ママがもっとも心配しているのが「お迎えに行くまで泣き続けている」ことではないでしょうか。実際にはそれほど多くはありませんが、4月の幼稚園が始まったばかりのころはそうした子どももいるようです。

お弁当も食べず、外遊びもせず、ひたすら泣き続ける子どもに先生は優しく接してくれているはずです。心配になっても、泣き続ける日々にはいつか終わりが来ます。中には3カ月以上泣き続けて、退園を考えたママもいますが、今では元気に幼稚園に通っているそうです。

ママが見えなくなったら切り替え完了

前にご紹介したとおり、登園のときに泣いてしまってもすぐに泣き止む子も多いですよ。幼稚園内の出来事なので、ママが実際に見ることができず心配は募りますが、ママが見えなくなったらケロッとしているケースが多いそうです。

知人の子どもは、幼稚園の先生から「ママが見えなくなると『よし』と言って笑顔で遊び始めますよ~」と知らせてもらったそうです。子どもにとっては、泣きながら別れることがママへの愛情を表現する一つの儀式になっていたのかもしれませんね。

登園後の様子を知りたい場合は、先生に聞いてみましょう。別れてからどれくらい泣いているか、楽しく遊べているか、子どもの様子が分かれば安心できますよね。どんなに泣いても、お迎えのときに笑顔であれば楽しく過ごせているはずです。

幼稚園大好き「帰りたくない」が始まるかも

泣きながら登園する日々が続くと「笑顔で幼稚園に行ける日が本当に来るのだろうか?」と不安になりますよね。ママと別れるときに泣いている場合、純粋にママと別れることが寂しいだけなので、幼稚園が嫌いというわけではないことが多いでしょう。

そのうち、ママと離れる寂しさよりも、幼稚園で起こることへのワクワクの方が勝るようになってきます。そうなれば、ママの方を振り向きもせずに、幼稚園に駆け込むようになることもありますよ。ママの方がちょっと寂しい気持ちになってしまうかもしれませんね。

幼稚園が大好きになって「帰りたくない!」と、今度はお迎えのときに泣き出してしまう子もいるほどです。あんなに待ち望んだ笑顔の登園も、こうなるとなんだか複雑な気持ちになりますね。

まとめ

子どもが幼稚園に行きたくなくて号泣する理由は年齢によって違ってきます。年少のときは「ママと離れたくない」「お家にいたい」ということが多くても、年中以降は「お友だちとケンカしちゃった」「先生に叱られた」「お遊戯がやりたくない」など複雑になってくることも。 

先生は子どもたちのことがよく分かっていますし、保育のプロですので、相談しながらそのつど対処していきましょう。

近所に同じ幼稚園のお友だちがいれば、手を引いて一緒に行ってもらうのも効果抜群だそうですよ。
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