家庭菜園で野菜を組み合わせよう!相性のよい野菜、悪い野菜
注意が必要!相性の悪い組み合わせ
相性が悪いとどんなことが起こるの?
例えば、生育が旺盛な野菜の隣にゆっくりと育つ野菜を植えると、あっという間に生育が旺盛な植物にスペースを奪われ、日光を遮られたり、土の中の養分を奪われたりして、どんどん弱っていってしまいます。
植物は根っこの張り方にも特徴があり、まっすぐ下に伸びていく植物や、放射状に伸びていく植物などがありますよね。根っこの張り方が同じタイプの植物同士も、養分の取り合いになってしまうので避けたほうがよいでしょう。
そのほかにも、相性の悪い組み合わせ同士を植えると、害虫が増えてしまうことがあります。
養分と取り合いに「トマトとじゃがいも」
また、隣同士に植えるときだけではなく「連作障害」にも注意が必要です。土の中の養分が偏ってしまい、同じ植物を好んで寄ってくる虫が増殖しやすくなるため、同じ植物を同じ場所で何度も育てていると、連作障害が起こるといわれています。そのため、じゃがいもを植えた後にトマトやなすを植えることや、その逆もよくありません。
ナス科の野菜は連作障害が出やすいといわれているので、同じ場所にナス科の野菜を植える場合は、数年間別の科の野菜を植えるとよいでしょう。
力尽きてしまうかも「なすとピーマン」
さらに、ピーマンに近い野菜である唐辛子、ししとう、パプリカなども悪い組み合わせなので、気をつけましょう。
ピーマンはしっかりと根を張る植物です。そのため、根の張り方が弱いきゅうりなどと一緒に植えることもおすすめできません。きゅうりがピーマンに負けてしまい、生育が悪くなってしまうことがあるでしょう。
まとめ
家庭菜園をしている多くのママは農薬を使用していないようです。そのため、病気や虫の被害に悩むこともあるでしょう。コンパニオンプランツを実践することによって、このような悩みを改善できるかもしれませんよ。逆に、相性の悪い組み合わせもあるので注意が必要だということが分かりました。
安心でおいしい野菜を作って、子どもの「おいしい笑顔」をみることができたらよいですね。