子どもとの添い寝は暖かいだけじゃない!嬉しい効果と卒業する時期
添い寝卒業に向けて環境作りの工夫をしよう
子どもの好きなぬいぐるみを枕元に置く
そんなとき、お気に入りのぬいぐるみがあれば安心感を得られ寝やすくなるのではないでしょうか。普段から遊びに使っているぬいぐるみを枕元に置いたり、ぬいぐるみと添い寝するような感じで寝られたりするとよいかもしれません。
ぬいぐるみには精神状態が落ち着き癒し効果も期待できると「ぬいぐるみセラピー」という心理療法も注目されています。また、ただ触れたり見たりするだけでなく、話を聞いてもらう存在としても役立つでしょう。
子どもに合わせた快適な室温に調節
冬季の室温…20~23℃
夏季の室温…26~28℃
が望ましく、外気との差は2~5℃を推奨しています。しかし、子どもによって快適に寝られる室温は違う場合もあるでしょう。寝つきが悪そうなら、エアコンの設定温度を少し低めにしてみてもよいかもしれません。
子どもはママが「ちょっと肌寒いかな?」と感じる温度が丁度よい場合も多いです。また、湿度によっても快適さが違ってくるので、夏は除湿機能を活用したり、冬は加湿器などを利用したりして50~60%に調節しましょう。
寝るまでの流れを毎日同じにする
例えば、「夕食は18:00に食べて、それからお風呂に入り、20:00には寝る」という生活を毎日繰り返します。そうすると「お風呂に入ってしばらくしたら寝る時間なんだな」と分かってくるでしょう。友人ママの3歳の子どもも毎日同じ時間に寝かしつけを頑張っていたら、自分から「ママもう寝る時間だよ」と言うようになったそうです。
また、朝起きる時間も寝つきのよさに影響します。休日だからと、いつもより遅い時間におきるのではなく、家族みんなで早起きをして規則正しい生活リズムにしてくださいね。
添い寝の卒業はいつごろがよいの?
4~5歳からはひとり寝の準備に入ろう
子どもは4歳になると、おしゃべりが上手になっていたり、トイレをひとりでできたりするかもしれません。5歳であれば、もう立派に一人前ですね。4~5歳になり、なんでも自分でやってみるという自立心が芽生えてきたら、ひとり寝の準備に入ってもよい時期です。
ひとり寝を始めることは、社会性を身につけることにつながります。ママ依存の添い寝を卒業して、自分という人間、ママという人間を見つめ直しましょう。個人を意識することは、社会性を発達させる土台になります。
まず上の子と一緒に寝てみるのもおすすめ
ママとの睡眠は優しさに包まれてかけがえのないものですが、子ども同士で寝ることも、ママとは違った楽しさがあります。ママとはできない内緒の話や、兄弟姉妹だからこそ共感できる感覚が子どもの絆を強いものにするでしょう。
上の子が下の子と寝ることで、兄として、姉としての自覚を再認識できますし、下の子はそんな上の子を見て「兄、姉がいてよかった」と、信頼関係を築くきっかけにもなります。
たくましく成長していく子どもたちを見て、添い寝を卒業してよかったと思える日がきっと来るでしょう。
子どもの個性に合わせて少しずつ挑戦しよう
寝つき方には色々なタイプがあります。絵本を読んで寝る子、数を数えながら寝る子、布団を抱きしめながら寝る子など、個性は様々です。まずはママが一緒に横になり、子どもがどうしたら寝つけるか、色々と試してみましょう。
子どもに最適な寝つき方を確認したら、少しずつ添い寝をやめ、子どもがひとり寝をしようとするときを待ってみてください。決して焦らず長い目で見ることが必要ですよ。
まとめ
その時間を、ママの愛情をたくさん注ぐ時間として使ってください。添い寝はママからの愛情です。愛情を受けて育った子どもは、きっと素晴らしい大人に成長していくでしょう。
子どもの成長に応じて、添い寝を卒業する時期が来ます。子どものひとり寝は大人に近づく一歩なので、暖かい目で見守りたいですね。