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幼稚園のプレ保育で号泣する我が子!子どもの不安に寄り添おう

幼稚園のプレ保育で号泣する我が子!子どもの不安に寄り添おう

幼稚園や保育園に行く前に、プレ保育に参加していますか?参加している子の中には、ママと離れがたい気持ちから号泣してしまう子どもも少なくありません。ママは不安になってしまうと思いますが、心配しなくても大丈夫ですよ。ここでは、号泣への対処方や基本的なプレ保育について紹介したいと思います。

幼稚園のプレ保育とは?目的や期間について

入園前の幼稚園生活に慣れるための体験期間

プレ保育とは、幼稚園入園前の体験期間のことで「プレ幼稚園」「未就園児クラス」など、園によっても呼び方がことなります。

子どもの性格にもよると思いますが、人見知りや場所見知りをする場合、いきなり幼稚園での生活がスタートしてしまうと、どうしても最初のうちは戸惑うことやストレスを感じることが多くなってしまうようです。プレ保育に通えば、もう幼稚園は知らない場所ではなくなりますし「お集まりの時間」を経験するなど、園での生活に慣れていくことができます。

ママもプレ保育に通うことによって、入園前に園の雰囲気を知ることができ「こんなはずじゃなかった」という失敗も少なくなるでしょう。人気の園では、プレ保育に通うことで入園特別枠をもらえるという所もあるようです。

年少の一年前から入れる園が多い

プレ保育を実施している園でのシステムは本当にさまざまです。親子一緒に通うことができる園もありますし、子どもだけで過ごす園もあります。子どもだけで過ごす場合は、年少の一年前から入れるという園が多いようです。

基本的には4月からスタートになる園が多いようですが、随時、ママが希望するタイミングで参加することができる園もあります。幼稚園に通う頻度も月1〜週5日と園によってさまざまです。中には、当日参加でOKという園もありますよ。

プレ保育園にかかる費用ですが、基本的に無料で材料費のみという園や、入園料、施設維持費、保険料など入園するときに必要な費用に加え、毎月の保育料(月謝)がかかる園もあります。まずは希望する園に問い合わせてみるとよいでしょう。

先輩ママたちの体験談を紹介

それでは、実際にプレ保育を経験したママたちの体験談を紹介したいと思います。

「最初のうちはママにべったりで、私から離れて遊ぶことがありませんでした。園に慣れていくにつれて、ママから離れて先生やお友達と一緒に楽しそうに遊ぶようになりました」

「ほかのママや先生などに育児の悩みを打ち明け、相談にのってもらったり、育児に関する情報交換でき、むしろ私が行ってよかった!と思っています」

「子どもが楽しそうにしている姿をみて、入園前の不安がなくなりました」

「みんなでトイレに行く時間がある園だったので、トイレトレーニングがスムーズに進められました」

子どもの成長を実感することができたり、入園前にママ友ができたり「参加してよかった」という声ばかりでした。

幼稚園のプレ保育で号泣するときの対処法

笑顔で送り出したら先生にお任せしよう

子どもが1人で参加するプレ保育の場合、登園時にママと離れたくなくて号泣する子も少なくありません。「ママー」と泣き叫ぶ我が子を送り出さなければならないママだって、とても辛いはずです。しかし、子どもや先生を信じ、笑顔で手短に送り出してあげましょう。

ママが不安になると「口や顔にださなくても、子どもに伝わってしまうことがある」と感じているママや保育者が多いようです。不安な気持ちを完全に取り除くのは難しいかもしれませんが、なるべく「幼稚園って楽しい所なんだよ、楽しみだね」「幼稚園バスに乗れるんだよ」などと、わくわくした気持ちにしてあげる努力をしてあげるとよいようです。

そして、プレ保育を終えた子どもを迎えてあげるときは、しっかりと抱きしめてあげましょう。

甘えてきたら叱らずに受け止めてあげよう

幼稚園に行くたびに号泣されてしまうと「ほかの子は大丈夫なのに…」などと、ママも不安な気持ちになってしまうこともありますよね。「いつまで泣いているの?しっかりして」「お友だちを見てごらん、泣いてるのは◯◯だけだよ」などと、ついキツイ言葉を発してしまうことがあるかもしれません。

しかし、ママと離れることが不安だという気持ちは、発達段階の子どもにとって必要なステップです。この感情は母子分離不安と呼ばれ、生後8カ月ころから始まりますが、終わる時期や度合いは1人1人違います。

ママは、子どもの「ママと離れたくない」という気持ちに寄り添い、受け止めてあげましょう。子どもの成長や、園生活を続ける中でいずれ解決することなので、焦らなくても大丈夫ですよ。

家での親子の時間を大切にしよう

泣き叫ぶことなく、すんなりと登園してくれる子どもでも、園での生活の中では緊張していたり、我慢していたりします。お家ではすぐにダダをこねても、幼稚園では意外とおりこうさんにしているという子も多いのですよ。

ママはこんな健気な子どもの気持ちを理解し、帰ってきたらぜひ、ぎゅーっと抱きしめてあげてください。

登園を嫌がる子どもの気持ちは「ママと離れるのが不安」なのです、そんな子どもの不安な気持ちを少しでも、和ませてあげるように、親子の時間を今までよりも大切にするようにしましょう。後ほどの記事で詳しく紹介しますが、スキンシップを多くとるようにしたり、積極的に「大好きだよ」「◯◯は大切な存在だよ」ということを言葉にして表現してあげたりするとよいようです。

親子でスキンシップしてプレ保育に慣れよう

ぎゅっと抱きしめてくすぐったりしてみる

幸せホルモンとも呼ばれる「オキシトシン」という脳内物質の話を聞いたことがあるというママも多いのではないでしょうか。このオキシトシンが脳内で分泌されることにより「ストレスが緩和する」「恐怖や不安が減少する」「信頼の気持ちが増える」「社交的になり、人への興味が増す」などという効果があるといわれています。ある研究では、ママが10分程度抱っこしてあげることで、子どものオキシトシンの分泌量が最大になったそうです。

ママと離れてプレ保育に行くのを嫌がる子は、不安やストレスを抱えて帰ってくることでしょう。たくさんぎゅっと抱きしめてあげてくださいね。

遊ぶときにもお医者さんごっこ、くすぐりあいっこなど積極的にスキンシップがとれる遊びを取り入れるとよいでしょう。
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