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冬のランニングは危険がいっぱい!知っておきたいポイントと注意点

冬のランニングは危険がいっぱい!知っておきたいポイントと注意点

大人から子どもまで楽しめるランニングは、難しいテクニックを必要としない手軽な運動として知られています。しかし、無理をしたり準備を怠ったりすると思わぬケガや事故にもつながります。子どもと一緒に冬のランニングをするときの注意とポイントを押さえて、楽しい体調管理につなげましょう。

冬のランニンング前の注意点やポイント

親子で一緒にウォーミングアップ!

冬は気温が低いため、運動をする前のウォーミングアップを怠るとケガや故障につながりやすくなります。とくに起床後すぐにランニングをする場合は、入念にウォーミングアップをしましょう。

ウォーミングアップの定番は筋肉を伸ばすゆっくりとしたストレッチと思われがちですが、エクササイズの前は体を温めるためのダイナミックストレッチ(体を動かしながら行うストレッチ)を行う必要があります。

走る前に親子で、ラジオ体操のような軽快な動きを取り入れたウォーミングアップをしましょう。体が温まり筋肉がほぐれたらランニングをスタートさせてくださいね。

走り終わったら、今度はゆっくりとしたストレッチを行いクールダウンするのを忘れずに。

路面の状態を確認しておく

ランニングの楽しみの一つが、どんなルートで走るかですね。景色を楽しみながら、という側面もありますが路面の状態によってルートを決めているランナーも多いのではないでしょうか。

走りやすさは、足への負担や疲労度にも関わってきます。ぬかるみや砂利道よりも、なるべく平坦な道の方が走りやすいですね。

冬は地域差もありますが、雪が降って積もることがあります。雪が溶けて凍結した道は滑りやすく、転倒の恐れがあり危険です。

朝はとくに気温が低く、凍結や霜が降りているなどの路面悪化が考えられますので、走る前に路面の状態を確認する機会を設けておくとよいですね。雪用のランニングシューズもありますが、路面の状態によっては無理をしないようにしてくださいね。

走る前に自分と子どもの体調確認をする

体を動かすことは体調管理に欠かせませんが、準備不足や不調の中で運動することは逆に体調を崩す原因になります。子どもと一緒にランニングをする場合は自分だけでなく、子どもの体調確認も怠らないようにしましょう。

子どもはとくに自分自身で体調が悪いことに気が付かない、またはうまく説明できないことがあります。ママは「大丈夫?」と聞くだけでなく、普段の様子と比べてなにか異変があるときは無理をさせずに休むように促しましょう。

具体的に体調管理をしたい場合は、走る前に体温と体重を計測します。体温が普段よりも1℃高い場合は不調の可能性がありますので休みます。

体重はランニング後にも量り、脱水を防ぐため減った分の水分を補給するように心がけましょう。

冬のランニング中の注意点とポイントとは

子どもと一緒にしっかり水分補給をしよう

冬は寒いため運動をしていても汗をかきにくいですね。しかし、表面上では汗をかいていないようでも、体からは水分が失われています。

呼吸をしていて息が白くなることがありますが、これは息の中の水蒸気が冷たい外気に触れて水滴に変わるためです。このように、呼吸をするだけでも水分は排出されていますので、喉の渇きを感じなくても定期的に水分補給をするようにしてくださいね。

走る距離や時間にもよりますが、運動中に水分補給をする場合は30分に1回が目安になります。たくさん飲む必要はありませんので、口に含む程度でもこまめに水分補給をしましょう。

脱水を防ぐために、ランニング前後には必ずコップ1杯程度の水を飲むようにしてくださいね。

ウェアを重ね着して体温調節を行おう

ウォーミングアップを入念に行っても、外で走るのは結構寒いものです。ただ、たくさん着こむと動きにくいだけでなく、走り進めていくうちに暑くて脱ぎたくなってしまいますね。

なにを着たらよいかは冬のスポーツの悩みどころではありますが、ウェアを重ね着して体温調整ができるようにしておくのがよい方法です。このとき、なるべく薄手で軽量なものを重ね着しておくと、脱いでもかさばらずコンパクトに携帯することができます。

ウィンドブレーカーや保温作用のあるアンダーウェアなど、薄手でも冬の寒さを防げるウェアがたくさんあります。親子でおそろいのウェアを用意するなど、スマートに着こなして冬のランニングを楽しみましょう。

低体温症に十分に気をつけて走ろう!

寒い日に外でじっとしていると、体がガタガタと震えて手足の感覚もなくなってきます。体は震えることで体温を上げようとしますが、それが続くと体力を消耗し徐々に体温が下がり35℃以下にまでなることがあります。

これが低体温症と呼ばれる状態です。ランニングをしていれば体が温まるので低体温症とは無縁のような気がしますが、低気温の中で風を受けて走ることで体温は奪われています。

とくに体脂肪が少ない痩せ体型の人や子どもは注意が必要です。雨や汗で濡れた衣服に冷たい風が当たることで急激に体温が下がることがありますので、雨や風の強い日のランニングは控えましょう。

ランニング中に寒さを強く感じるときはすぐに走るのをやめ、体を温めるようにしてくださいね。

子どもを気づかい楽しくランニングする方法

交通事故に注意してランニングを

ランニング用の道が整備された河川敷や公園があればベストですが、ない場合やそこに到達するまでの道に車道があれば十分注意しなければいけませんね。子どもと一緒に走る場合はとくに、交通事故に注意をする必要があります。

どうしても親子で横並びに走りたくなってしまいますが、道が狭い場合や車の多い場所などではママが先に立って走った方が安全です。ただ、後ろの子どもがはぐれてしまったときに気が付かないこともあるため、適度に振りむいて声掛けをするか、パパと3人で子どもを挟んで走るようにフォーメーションを組むのもよいですね。

また、車からもランナーを確認しやすくするため、派手な色のウェアや反射板を身につけるように工夫し、交通ルールもしっかり守るようにしましょう。
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