ファーストシューズ選びは慎重に!大事な赤ちゃんの足を優しく守ろう
寝返りやはいはいをしていた赤ちゃんがいつの間にか自分の足で歩きだすと、子どもの成長はあっという間だなと感じますよね。これから自分の足で歩いていく赤ちゃんのために用意してあげたいのがファーストシューズ。この記事では、ファーストシューズの役割や履かせる時期、おすすめのファーストシューズをご紹介します。
ファーストシューズの役割と履かせる時期
ファーストシューズの大事な役割
もう一つの重要な役割は「足の成長を助けること」。大人の足と違って、赤ちゃんの足はまだ骨が柔らかく未発達です。そんな柔らかい赤ちゃんの足に、固い素材でできていたり、サイズが合わない靴を無理に履かせてしまうと、足の成長に支障をきたします。
赤ちゃんの成長スピードは早いので、服を買うときは少し大きめを選ぶかと思いますが、赤ちゃんの大切な足のためにも、靴はぴったりサイズを選んであげるようにしましょう。
海外と日本は履かせる時期が違う
ですが、日本は家の中では靴を履きません。日本は家の中で、赤ちゃんにとって一番歩きやすい裸足で歩く練習ができる環境が整っています。
赤ちゃんが伝い歩きを始めたら、すぐにファーストシューズを購入したくなりますよね。ここは慌てずに、まずは家の中でしっかりと歩けるようになるまで練習しましょう。
靴の購入はそれからでも十分間に合います。いよいよ外で練習するときに、赤ちゃんの足にぴったりの靴を選んであげましょう。
早すぎる準備は要注意、その理由
友人ママは、子どもが10カ月になったときに2、3歩歩いたのが嬉しくてファーストシューズを買いました。ですが、お外ではまだ歩ける状態ではありません。いざ履かせるときには1歳2カ月で、1度も履かせることなくサイズアウトしてしまっていたとのことです。
こうならないためにも、ファーストシューズは履かせる直前に購入するようにしましょう。また、赤ちゃんの足は3カ月に0.5~1cm成長するともいわれています。靴を履き始めた後も、3カ月に1回はサイズを見直し、もし小さくなっていればぴったりのものに買い替えてあげましょう。
ファーストシューズはいつから必要?用意するベストなタイミング - teniteo[テニテオ]
赤ちゃんがつかまり立ちやつたい歩きをし始めたら、ファーストシューズについて考える方もいるのではないでしょうか。デリケートな赤ちゃんの足のためにも、納得のいく一足を選んであげたいですよね。そんなときにぜひ押さえておきたい大事なポイントをまとめてみました。
ファーストシューズを選ぶときの注意点
足に合わない靴の危険性
大きすぎる靴はバランスがとりにくいため転倒してしまう危険性がありますし、つま先を圧迫してしまう靴だと、足が変形する原因にもなりかねません。
また、普段から大きいサイズの靴に慣れてしまうと、ぴったりとした靴が窮屈に感じてしまい嫌がるように。すると、スキーやスケートの靴などのぴったりした靴を履けなくなり、そういったスポーツを楽しめなくなることもあります。
そうならないためにも、日ごろから緩すぎずきつすぎず、ぴったりの靴を履かせてあげましょう。
赤ちゃんの足のサイズの測り方
自宅で測る場合は、紙に垂直に交わるT字を書き、縦線と横線の交わるところに赤ちゃんのかかとの中心部、一番出っ張った部分がくるように立たせます。
縦線上に人差し指がくるようにし、一番長い指と縦線が交わる長さが赤ちゃんの足長です。座っているとサイズが変わってしまうので、必ず立たせた状態で測りましょう。
この足長よりも0.5~1cm大きなサイズの靴を選ぶとよいです。購入するときは、実際に履かせてみて脱ぎ履きさせやすいかも確認しましょう。
勘違いしやすいセカンドシューズとの違い
ファーストシューズは名前の通り、赤ちゃんが初めて履く記念の靴です。軽くて柔らかい素材でできていて、履かせやすいものが多いです。また、「玄関に飾ると幸せが訪れる」「親以外からプレゼントされると縁起がいい」などのジンクスもよく知られています。
セカンドシューズは、赤ちゃんが安定して歩けるようになったら履かせる靴です。軽くて柔らかいファーストシューズとは違い、靴底がしっかりしていて、滑り止めが付いているものが多いです。
ファーストシューズが小さくなってきたり、歩く距離が長くなってきたときに、2番目の靴として買うママが多いようです。