幼児がぐずる原因とは?親の対応を工夫してぐずりを減らそう
幼児のぐずりは毎日となるとチョット疲れてしまいますよね。赤ちゃんの頃とは少し違い、自己主張がでてきますので、全て叶えてあげたいけれど、なかなかそうもいかないのが現実でしょう。今回は、そんな幼児のぐずりを少しでも上手く付き合っていくヒントを紹介していきます。
幼児のぐずりの原因といつまで続くのか
幼児はなぜぐずるの?
幼児のぐずりの原因は、自己主張が出てきて、自分のこだわりや、自分でやりたいことができるからです。もちろん、まだまだ親に甘えたい時期でもあります。
しかし、まだ自分でやりたくてもできないことが多いので、そのジレンマがぐずりとなって出てきます。自分でやりたいので、親が一緒に手伝おうとすると嫌がります。
でも、やっぱりできなくて悔しくて泣いてぐずってしまいます。親子でどうしたらよいか分からなくなる日もあるでしょう。感情のコントロールもまだ未熟なので、泣くしか手段がないのかもしれませんね。
ぐずりはいつまで続く?
個人差はありますが、大体3~4歳くらいが目安になります。個人差で片付けられてしまうと困ってしまいますが、子どもの性格によるものが本当に大きいです。手のかかる子、手のかからない子、いろいろなタイプがいます。
ママ友の話では、同じお腹の中から出てきたとは思えないほど、2人の兄弟で手のかかる子と手のかからない子がいます。同じように育てているはずなのに、本当に不思議だと言っていました。
体調がすぐれない時のぐずり
例えば、熱が下がった後に中耳炎になる場合があります。中耳炎は夜中に症状が表れるときもありますので、いきなり痛がったり泣いたりした場合は中耳炎を疑ってみましょう。
さらに、病気が治った後も、体力が落ちていたりストレスなどが理由で、何となく機嫌が悪かったりするときもあります。病気が治ったのにとママは不安になるかもしれませんが、甘えさせながら気長におさまるのを待ってみましょう。
ぐずりだした時の対処法とポイント
怒らずに肯定的に子どもの話を聞こう
いつも余裕をもって接したいものですが、ママも人間なので難しい時もありますよね。難しい場合は、何か用事をしながらでもよいので、子どもの話を聞いてみましょう。話を聞いてもらえることで、子どもも少しずつ落ち着いていくでしょう。
例えば、いつまでもぐずぐずいっている子どもに怒りそうになった時は、子どもに危険が及ばないのを確認して、いったんその場を離れる方法があります。
ちょっと別室に移ったり、ベランダで外の空気を吸うだけで、少し落ち着いたりできるでしょう。気分転換してから子どもに向き合うことで、怒らずに済めば少しは気が楽ですよね。
子どもの気持ちに共感してあげよう
なので、代わりに気持ちをいろいろと代弁してみてください。子どもの気持ちに寄り添って共感することで、少しずつ落ち着いてくる可能性があります。
ママ友の話では、自分で服を脱ぎたいけどできなくて、ママが手伝おうとすると拒否されたそうです。まずは「自分で服を脱ぎたいんだね」といってみました。少し見守ってから、一緒にやってもよいかなどの提案をしてみると、すんなり聞いてくれたそうですよ。
共感することで、ママに自分の気持ちを受け止めてもらえたことが分かると、子どもは少しずつ落ち着くことができるでしょう。
スキンシップで安心させ言い方を教えよう
例えば、兄弟姉妹やお友達とおもちゃを取り合いになったとします。「僕の!」「私の!」「いやだ!」とケンカになることはよくある話ですよね。まだまだ、順番待ちや譲り合いができるようになるには、少し時間が必要です。
ケンカに負けて、ぐずぐずになった時は抱っこしながら「『貸して』って言えるといいね」や「『待っててね』と言ってみよう」など、コミュニケーションの取り方を優しく教えてあげましょう。
こんな時のぐずりはどう対応したらいい?
朝の起床時にぐずるとき
ほかには、お布団まで迎えに来て欲しかったり、抱っこもしくはおんぶでリビングまでつれて行って欲しいと上手にいえずにぐずぐずいっている場合がありますよ。
お着替えする時にぐずる場合は、ママが用意した服ではなくてほかのお気に入りの服が着たいことを、上手く伝えられずにぐずぐずしている恐れがあります。まずは「そっかぁ、お着替えしたくないんだね」と共感してみましょう。
それから、どうしてお着替えしないのか尋ねてみてください。ぐずぐずが落ち着いて、理由をいえるようになるとよいですね。