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幼児が喜ぶ秋の遊びを知ろう!遊び方と遊びがもたらす嬉しい効果

幼児が喜ぶ秋の遊びを知ろう!遊び方と遊びがもたらす嬉しい効果

外に出て声の主を探してみよう

秋の虫が鳴くのは、多くはオスがメスに求愛行動をしているときです。天敵のいる昼を避けて夜に鳴きますが、涼しい時期には昼に鳴くこともあるようです。

今回紹介した虫は、主に草むらや河川敷に多く見られます。スズムシは警戒心が強く陰に隠れています。コオロギは石を裏返すとたくさん出てくることもあります。ウマオイは都市化が進んだ場所より林の残る場所にいるようです。

秋はまだ蚊がいるので虫対策をしましょう。暑くなければ長袖長ズボンがよいですよ。スズムシは、虫よけの匂いを嫌うので気をつけましょう。

夜は暗いので、虫の声が聞こえても見つけるのが大変ですよね。そんなとき、ランタンや懐中電灯が役立ちます。ランタンくらいの明るさであれば虫は逃げないので大丈夫ですよ。

見つけた秋の虫を飼育してみよう

【スズムシ】
・虫かごに雑菌の少ない園芸用の土を5cm入れる
・枝や石で隠れる場所を作る(穴の多い熱帯魚の流木などがよい)
・週に1回霧吹きをかける(スズムシに直接かけない)

(エサ)
きゅうりやナス(洗って小さく切り、土に触れないように棒に刺す)、鰹節や煮干しの粉末(共食い防止)

【コオロギ・マツムシ】
・虫かごに小バエ防止シートと草を敷く
・虫が出入りしないようネットで蓋をする
・フンや虫の死骸は軽く片づける
・フンが溜まり過ぎたら中身を入れ替える
・環境を変えないよう、手の掛け過ぎはNG

(エサ)
白菜、キャベツ、にんじん、ピーナッツ、市販の虫や金魚のエサ、昆虫ゼリー、煮干し、鰹節

五感を刺激する秋の遊びは幼児期にぴったり

幼児の想像力や自主性を育む

外に出ると、室内とは比べものにならないほどたくさんの情報が入ってきます。

公園までの道のりで、白い車が何台あるか探したり電信柱の数を数えながら歩いたりと、目に入るものすべてを使って遊ぶことができます。

また、自然は子どもの五感を刺激します。

季節ごとに変わる景色は視覚を刺激し、虫や鳥の鳴き声が聴覚を刺激します。木や土の匂いは嗅覚を、花の蜜を吸ったり木の実を食べたりすることで味覚を、土や草を触ったり動物に触れたりすることで触覚を刺激するのです。

木の枝や落ち葉を食材に見立ててままごとをしたり、虫や鳥や花を見つけて観察することもできます。ママが遊びを考えると、子どもも自分で考えるようになり、創造性や自主性を育むことができますよ。

幼児の身体や脳の発達を促す

外に出ると自然と、体を使う遊びが増えます。たくさん歩いたり走り回ったり、自然の中や遊具で、足場の悪い場所を歩いたり登ったりすることで、体力や身体能力を高めることができます。

また「リーンリーンって声がするね。スズムシかな?」「赤い紅葉が落ちてるよ。きれいだね」など、見つけたものの話をすることで言葉を覚えることができます。「キンモクセイだ。いい匂いがするよ」と匂いと名前をセットで伝えると覚えやすいといわれていますよ。

手先を使うと、前頭前野が発達して脳の働きがよくなります。砂遊びや昆虫に触れることはよい刺激になることでしょう。

また、足裏を刺激することでも脳が発達します。秋の始めは地面の熱さが引くので、裸足で遊ぶのによい季節ですね。

生活リズムが整って夜の睡眠がスムーズに

外で思いきり体を動かすと、子どもはぐっすり眠れるようになります。疲れて昼寝をたくさんしてしまって、夜眠れなくなるということもあるかもしれませんが、朝決まった時間に起きることや、昼寝は15時くらいまでに起きることを定着させると、夜眠れるようになってきます。

夕方寝てしまう場合は、夕食を早めにすませて早く寝るという方法もあります。ママも早い時間に夕食を食べる方が太りにくくなるので一石二鳥ですね。

また、夜泣きがひどい子どもを、1日1回外で思いっきり遊ばせると、夜泣きが緩和されることもあるので、ぜひ試してみてください。

夜きちんと寝て朝同じ時間に起きると、子どもの生活リズムが整うのでママの生活も落ち着きますよ。

まとめ

子どもが喜ぶ秋の遊びと効果について紹介しました。

木の実の工作は一部を紹介しましたが、ほかにも色々な人形や動物を作ることもできますよ。手作りのおもちゃで人形ごっこをするのも楽しいですし、作ったものをインテリアにすることもできますね。

虫の声を聞いたり四季を意識して楽しむことができるのが日本人の感性です。この楽しみを子どもにも伝えていきたいものですね。

自然と触れ合う遊びは子どもの成長によい影響があります。秋にはぜひ、秋限定の遊びを楽しんでくださいね。
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