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育児中の睡魔を解消したい!原因や方法と三つのツボについて

育児中の睡魔を解消したい!原因や方法と三つのツボについて

襲ってくる睡魔と必死に戦いながら、子育てをしているママも多いのではないでしょうか?忙しいママでも簡単にできる睡魔の解消方法や、押すだけで眠気が覚めるツボがありますよ。今回は育児中の睡魔の原因や、おすすめの解消法を三つのツボとあわせてご紹介します。

ママが日中に睡魔に襲われる原因

赤ちゃんのお世話など育児による疲れ

産後のママは身体がしっかり回復しないまま慣れない赤ちゃんのお世話が始まり、心身ともに疲れています。

とくに新生児のうちはなかなかまとめて寝てくれず、ママも思うように休めません。そこに夕方の黄昏泣きや夜泣きが始まると、赤ちゃんを抱っこする時間が長くなり体力的に辛くなります。

赤ちゃんがやっと寝てくれても、掃除やパパの夕飯作りをしているとママが休む時間はありません。疲労感や睡眠不足から、授乳をしながら眠ってしまうこともあります。

また、疲れが溜まりイライラしてしまうママもいるようです。赤ちゃんのお世話中に集中力が低下しないよう眠気覚ましも大切ですが、赤ちゃんが寝ている間はママも横になるなど少しでも休むようにしましょう。

夜間の授乳による睡眠不足

新生児のころは一度にたくさんミルクを飲めず、ママのほうもまだ母乳の出が安定していません。そのため授乳間隔が定まらず、授乳回数が多くなります。

赤ちゃんによって個人差がありますが、通常2~3時間ごとに授乳する必要があり、それは夜間も同じです。赤ちゃんが泣くたびに起きて抱っこや授乳をしていると、ママはほとんど眠ることができないまま朝を迎えることも少なくありません。

寝不足が続くと睡魔に襲われるだけではなく、精神的なイライラや、頭痛を引き起こすことがあります。夜は腹持ちのよいミルクを与え授乳回数を少なくする、週末の夜間はパパに哺乳瓶で授乳を手伝ってもらうなど、ママが睡眠時間を確保できるよう工夫しましょう。

女性ホルモンの減少によるもの

昼間の睡魔は、産後の慣れない赤ちゃんのお世話からくる疲れや睡眠不足だけが原因ではありません。

妊娠を機にエストロゲンとプロゲステロンという女性ホルモンの分泌が増えます。これらの女性ホルモンは妊娠の継続や産後の母乳分泌を促すために、出産に向けてどんどん増えていきます。

しかし、産後は女性ホルモンの分泌が急激に減少します。女性ホルモンの大きな変化によって自律神経が乱れ、様々な体の不調を引き起こします。眠いのにぐっすり眠れない、いつも眠気があるなどの症状が現れる場合もあります。

女性ホルモンの分泌が増える生理前や生理中は眠くて仕方がないという女性も多いですよね。これらのことからも分かるように、女性ホルモンの分泌は睡眠にも影響を与えるのです。

育児中に睡魔に襲われたときの解消法

眠気覚ましのガムやお菓子を食べる

眠気覚まし対策でまず思いつくのは、ガムやタブレットを食べることではないでしょうか。ガムやタブレットは、ミント系の刺激のあるものが眠気覚ましには効果的です。また、ガムを噛むという行為が脳に刺激を与え、眠気を軽減する作用がありますよ。

そのほかに睡魔に襲われたときは、チョコレートを食べるのもおすすめです。チョコレートには覚醒作用のあるテオブロミンが含まれ、眠気覚ましに効果があります。

ミント系のガムや、ダークチョコレートは眠気覚ましに高い効果を期待できますが、カフェインや覚醒作用があるため食べる量や時間に注意してくださいね。

母乳育児中でカフェインが心配な場合は、おせんべいなどの硬い物を噛んで眠気を覚ます方法もありますよ。

眠気対策グッズを使用

眠気対策グッズは子育て中のママが気軽に使えるものがよいですね。熱が出たときに使う冷却シートは、眠気覚ましに使うこともできますよ。

人間は体温が高くなるとリラックスして眠くなります。赤ちゃんを抱っこしていると温かくなり、ウトウトしてしまうこともありますよね。

そのようなときは、冷却シートを首筋や足のつけ根、わきの下など太い血管が通っているところに貼ると効果的です。もし冷却シートがなければ、保冷剤や冷たいタオルで代用できますよ。

一瞬で目を覚ましたいときは、メンソール系の目薬がおすすめです。さした途端にスーッとすっきりします。眠気対策には場所を取らずコスパもよい、冷却シートやメンソール系の目薬を常備しておきましょう。

眠気覚ましの軽めのストレッチ

食べ物や目覚まし対策グッズのほかに効果があるのが、軽い運動です。育児中のママでも、ストレッチなら好きなときに家で気軽にできるのではないでしょうか。

抱っこなどで同じ姿勢を取ることが多いママは、筋肉が硬くなり血行不良になりやすい状態です。血行不良になると眠くなるので、ストレッチで筋肉をほぐし血行を促しましょう。

手をまっすぐ上に伸ばし身体全体を上に引っ張る伸びのポーズ、首や肩回し、手や足をブラブラするストレッチは血行がよくなりおすすめです。屈伸運動も繰り返すうちに身体が温まり、目が覚めます。

空いた時間にこまめにストレッチを行うと、眠気覚ましだけではなく肩こりや腰痛なども和らいでいることに気づくはずですよ。

睡魔を解消する三つのツボを知ろう

眠気覚ましのツボと言えばまずココ「中衝」

眠気を覚ますツボを覚えておくと、いつでもどこでも気軽に押すことができます。即効性も期待できるものもありますので、ぜひ試してくださいね。

まず、眠気覚ましのツボといえば中衝(ちゅうしょう)です。中衝は手の中指の人差し指側、爪のつけ根から2~3mm下あたりにあります。このツボをもう一方の手の人差し指と親指で、15~60秒押しましょう。

中衝を押すときは、左右両手行います。深呼吸しながら、少し痛みを感じる程度に押すのがポイントですよ。

このツボは眠気を覚ますだけではなく、心を落ち着かせてくれます。寝つきが悪い、眠りが浅いなど、不眠の改善も期待できます。イライラしたときや、気持ちが落ち着かないときなども押してみてくださいね。
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