赤ちゃんがママと一緒に寝るには?安全に添い寝するための注意点
赤ちゃんと添い寝するときに注意すること
ママの体勢に気をつけて周囲の環境を整える
例えば、添い寝しながら授乳していると、途中でうとうと寝てしまい、赤ちゃんの口や鼻を塞いだり、ママが覆い被さったりしてしまう危険があるので、注意してくださいね。
また、赤ちゃんの周りには物を置かないようにして、棚やタンスの下など物が落ちるかもしれない場所にも寝かさないようにします。クッションやぬいぐるみは、赤ちゃんの顔を覆ってしまうかもしれないので、寝るときは周りに置かないようにしましょう。
掛け布団は赤ちゃんとママで別々にします。大人用の掛け布団は重すぎますし、ママが引っ張って赤ちゃんが掛け布団から出てしまうかもしれません。
布団で添い寝をする場合
兄弟姉妹と一緒に寝る場合も、赤ちゃんの横で寝かせないようにしましょう。子どもは寝ながらもよく動きますから、赤ちゃんを蹴ったり上に足や腕を乗せたりすることがあります。赤ちゃんの横にはママが寝て、壁となり守るようにしましょう。
布団の下にマットレスを敷いている場合は、ベッドほどではないですが、位置が少し高くなっています。ちょっとした段差でも赤ちゃんには危ないこともありますので、壁際にくっつけるなどして転落を防ぎましょうね。
ベッドで添い寝をする場合
ベッドを壁にくっつけて置けば、赤ちゃんの転落を防止できますね。赤ちゃんの手や足が挟まらないように、隙間なくぴったりとくっつけましょう。赤ちゃんを壁側に寝かせ「壁、赤ちゃん、ママ」と並んで寝るとよいですね。ベッドをうまく壁にくっつけられない場合は、ベッドに柵をつけるという方法もありますよ。
マットの硬さにも注意しましょう。柔らかすぎるなら、硬めのものに変えてもよいですね。硬めのマットは赤ちゃんを窒息の危険から守り、姿勢よく寝かせてくれますよ。
赤ちゃんとの安全な添い寝に役立つグッズ
ママのベッドに乗せられるベッドインベッド
また、赤ちゃんとの距離が近いので、ちょっとした異変にもすぐに気づくことができます。ママとパパの間に置いて家族みんなで並んで寝ることもできますよ。部屋が狭くてベビーベッドが置けない家庭にも便利ですね。
コンパクトなものが多く持ち運びにも便利です。日中のおむつ交換時に活用したり、帰省時の赤ちゃん用スペースの確保に活用したりと、ベッドインベッドとして使う以外にも様々なシーンで役立ちますよ。
片側の柵を外せるベビーベッド
ママのベッドの高さに合う、ベビーベッドを横に設置すれば並んで寝ることができます。ただ、ベビーベッドの柵があると添い寝できませんので、片側の柵を外せるタイプを選ぶとよいでしょう。
片側の柵を外しているだけなら、ママが寝ている間に寝返りを打ってベビーベッドに侵入し覆い被さる危険がありません。
ママも赤ちゃんも自分のベッドで寝ながら、何かあったときはママが隣で寝ている赤ちゃんのお世話をすることができます。もし、赤ちゃんがうつぶせになっていることがあっても、すぐに対応できるので安心です。
顔をふさぐ心配がないスリーパー
スリーパーなら赤ちゃんに着せる服のような感じで、どんなに寝返りを打っても、赤ちゃんが手足をバタバタさせても、顔に被さることがありませんよ。
スリーパーがなくてもママがこまめに赤ちゃんの様子をチェックしていればよいのですが、それはママの負担になりますよね。また、意外にちょっと目を離しただけなのにというときに、赤ちゃんの顔に掛け布団が被さっていることもあります。
体の冷え予防にもなりますので持っていると便利ですよ。
まとめ
添い寝には乳幼児突然死症候群や窒息などのデメリットもありますが、添い寝で得られる親子のスキンシップ効果を考えると、デメリットを心配して添い寝しないのはもったいないかもしれません。
メリットとデメリットを知り、安全に添い寝できる環境を整えて、添い寝をしてみましょう。きっと赤ちゃんとママの大事な時間になりますよ。