ママが悩む5歳の友だち付き合い。困った行動や心配を解消する方法
ママを不安にする友だちとの関わり方
友だちの輪に入れない。うまく遊べない理由
ママは、一つのできごとだけで判断せず、どんなときに輪に入れていないのか、担任の先生の情報も聞きながら考える必要があるでしょう。うまく遊べない理由がわかれば、対処法がわかります。
子どもの苦手分野を克服することが、うまく遊ぶコツになることもあるでしょう。文字を書く練習をしたり、スポーツの習い事を始めてみたりすることで、自然と友だちの輪に入れるようになるかもしれませんよ。
友だちと遊ばないのは輪に入らない性格かも
大切なことは、自分の子どもがどのような性格なのか、ママが寄り添い、理解することです。親子とはいえ別の人格なので、たとえママが社交的な性格だとしても、子どもも同じような性格とは限りません。
しかし、我が子が友だちの輪に入っていない姿を見ると、つい心配になってしまいますよね。本当は輪に入りたいのに入れないのか、もしくはそもそも輪に入りたくないのか、ママは見極める必要があるでしょう。子どもに「1人でどんなことしていたの?」と聞いてみるのも、よいかもしれません。
友だちがいないのではと心配しているママへ
心配になると思いますが、先輩ママに聞いてみると、「ひとりぼっち」発言は、意外にも4、5歳くらいの子どもによくある話のようです。たまたまその日は気の合う友だちと遊べなかったとか、ひとりの時間が長かったとか、理由は様々ですが、「ひとり」という部分のみママに伝えてしまうこともあるようです。
また、そもそも「一人遊び」が好きという子どももいるでしょう。そういう場合は、無理にお友だちの輪に入らなくてもあまり気にしすぎなくてもよいですよ。
日常生活の中で親が心がけたいこと
子どもの適応能力はのんびりと育てる
せっかく慣れたクラスでも、進級してクラスが変わるとそばにいる友だちの顔ぶれも違うので戸惑っているのかもしれません。
「馴染むのに時間がかかっているのかも」と感じたら、できるだけのんびりと見守りたいですね。「早く友だちを作りなさい」というように無理強いしないようにしましょう。どうしてほかの子どもと遊ばないのか、叱るのも禁物ですよ。
子どもの意思や性格を尊重した育児を心がけたいですね。
子どもが自信を持てるように意識する
普段から子どもが自信を持てるような育児を心がけましょう。たとえば子どもが何かにチャレンジして失敗したとしても、「でもここまではすごく上手にできていたよ」というように、できた部分に注目して褒めるのもよいですね。
子どもが自分に自信を持てるようになると、自然と新しい社会に飛び込むのが怖くなくなり、積極的に友だちと触れ合えるようになります。自分に自信があれば、公園で見つけた知らない子どもともコミュニケーションがとれるようになりますよ。
ママやパパとの信頼関係を育てる
「ママとパパはあなたの味方だよ」というように子どもに言い聞かせていれば、子どもは何があっても「ママやパパが守ってくれる」と感じて、安心して社会に飛び込んでいけるはずです。
ママとパパのことを信頼していれば、友だち関係で何かトラブルが起きたときもきっと打ち明けてくれることでしょう。将来子どもが思い悩んだときに子どもの力となれるよう、今のうちからしっかりとした信頼関係を築いておきたいですね。
信頼関係を育てるためになるべく子どもと対等に接し、子どもの話は最後まできちんと聞くなど、普段から積み重ねていきたいですね。
まとめ
ほかの子はどうなのか、うちの子は大丈夫なのか…ママの心配は尽きないと思いますが、子ども同士の人間関係トラブルは、成長の過程や個性であることが多く、ほとんどのママが一度は悩むことといえそうです。あまり過敏になりすぎず、子ども自身が居心地がよいと感じる環境を見つけられるとよいですね。