夫婦喧嘩をすると後が気まずい!健全な夫婦喧嘩と仲直りのポイント
まわりから「仲がよいすてきな夫婦」といわれていても夫婦喧嘩をすることはありますよね。夫婦喧嘩はしたくてするものではありませんし、その後が気まずくなったと感じるママは多いのです。しかし夫婦喧嘩は健全な証拠と考えるママもいますよ。今回は健全な夫婦喧嘩とその後の仲直りのポイントを考えてみましょう。
気まずくならない夫婦喧嘩をしよう
パパとママの間には愚痴と不満がたまるもの
ママ友や家族に話を聞いてもらうことで消化することができるのならば、力を借りるのも一つの方法です。しかし話を聞いてもらっているうちに愚痴や不満がエスカレートしてしまう危険性があるので、冷静な気持ちでいることを心がけましょう。
ささいなことがきっかけの夫婦喧嘩でも、本当の原因は別のところにあるかもしれません。ずっと相手に伝えることなくためていた愚痴や不満が、ちょっとしたことで感情に現れて大きな夫婦喧嘩に発展するという可能性がありますよ。
ガス抜きのための健全な夫婦喧嘩は必要
そうなる前に、気になったときにさらっとパパに不満を伝えたり、穏やかな口調で話し合ってみたりするのはいかがでしょうか。パパが嫌な気持ちになって反論してきて喧嘩になったとしても、大喧嘩に発展する前の健全な夫婦喧嘩はガス抜きのために必要なのです。
また健全な夫婦喧嘩は子どもや家族を巻きこむことなく、夫婦で解決できる場合がほとんどです。夫婦関係のメンテナンスと考えるとよいですよ。
怒りの感情をコントロールして深刻化を回避
「アンガーマネジメント」という言葉を聞いたことはありますか。これは怒りなどのネガティブな感情をコントロールするテクニックで、大企業の社員研修やスポーツ選手の間で取り入れられています。
そのなかの一つに6秒ルールがあります。人の怒りの感情は長くて6秒だといわれていて、この6秒の間に反射的に相手にいい返したり、行動したりするため喧嘩になってしまうのです。イラっとしてから6秒待つことでママの怒りの感情はピークを過ぎ、深刻化せずに済みますよ。
パパもママも夫婦喧嘩後の対応が大事
自分の気持ちに向き合うことで冷静になれる
そのような場合はいったん喧嘩をやめて自分の気持ちに向き合い、冷静になることが大切です。喧嘩は自分の気持ちを受け入れてもらえないことにショックを受けている状態なので、そのことに自分で気づいてあげると冷静になることができますよ。
なぜイラっとしたのか、あのときどうしたかったのかなど細かく自分の感情を分析することで、夫婦喧嘩の収束にむかって話し合うことができるでしょう。
先に謝ることで気まずい空気を緩和しよう
また、夫婦喧嘩のときなぜそのような行動をしたのかや、もっとこうすればよかったなどのママの考えをパパに伝えることは大切です。それとともにパパに対してとった態度で不快な気分にさせてしまったことなどを素直に謝りましょう。
ママが先にパパに謝ることでパパの気持ちも落ち着き、自分の悪かった部分を受け入れることができるでしょう。お互いが歩み寄り、夫婦喧嘩の収束に向かうとよいですね。
相手の気持ちをしっかり受け止めよう
パパの気持ちをしっかりと受け止めるには、ママが冷静な気持ちでパパの話を聞くことが大切です。パパの話の途中でママが反論したり、パパの話を遮ったりすると、収まりかけていた夫婦喧嘩に再び火がついたり、仲直りにさらに時間がかかったりしますよ。
ママはいいたいことがあっても我慢して、パパが不満に思っていることをすべて話すことができる時間を作りましょう。ママが話の聞き役になってパパの気持ちを受け止めることで、パパのネガティブな感情が落ち着きますよ。
夫婦喧嘩後にやってはいけない発散方法
食でストレス発散!やけ食いすること
ストレスを感じたときに「やけ食い」をした経験はありませんか。やけ食いは多くの人が無意識でしてしまいがちなストレスの発散方法です。
やけ食いをして満腹になることで心が満たされたと感じるかもしれませんが、その満足感は脳が勘違いをしているだけで一時的なものです。質より量を求めるやけ食いは体にも心にもよいことはありません。
時間がたって冷静になるとやけ食いをしたことを後悔するでしょう。