人生設計の考え方とは？将来を予測することで慌てない家計管理を

2018,12,21 更新

貯めどきと貯金しにくい時期を知ろう

年度ごとに家族の年齢や状況を記載していくライフプラン表を見れば、貯めどきや貯金しにくい時期も一目瞭然です。

一般的に子どもが保育園や幼稚園に入園する前や小学生の間が一番の貯め時といわれます。しかし、きょうだいがいて入園と入学の時期がかぶってしまう場合は入学金や準備物などで一時的な出費が増え、貯めるのが難しくなってしまいますよね。

きょうだいの年齢差などは各家庭で違いますので、ライフプラン表を書くことによって自分の家庭ではいつが貯めどきでいつが貯金しにくい時期なのかをはっきりと知ることができますよ。

前もってその時期をきちんと知っておくのと漠然としか把握していないのとでは、貯蓄スピードにも差が出てくるのではないでしょうか。

見える化することで家計管理の意識が高まる

これまでご紹介したようにライフプランを立てると、子どもの入園や入学がある時期は避けてほかのライフイベントをいれるように考えることができたり、貯め時や貯金しにくい時期がわかったりと、今後の見通しが立ち、家計管理がしやすくなります。

「いつ」「どのくらい」費用が必要なのかをはっきりと把握することで「今年は貯めどきだからしっかり家計管理をしよう」など意識を高めることができますよ。そうすれば、より気を引き締め、家族のために計画的にお金を使っていけそうですね。

ただなんとなく貯金していくのではなく、見える化することで家計の将来像がはっきり見えてくるので、ぜひライフプランの作成に取り組んでみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回ご紹介したように、ライフプラン表の作成は将来に向けた資金などの目標を設定するために大切なことです。日々過ごしていく中で変化するそれぞれのライフスタイルに合わせて何度でもプランを変更することもできます。

自分の人生設計を考えることによって日々の漠然としたライフスタイルに意識を持ち、将来を見据えることで先の見えない未来への不安も解消されるのではないでしょうか。

これから家族でより幸せな人生を送っていくためにライフプランで立てた目標や夢の達成を目指し、充実した生活を送ってくださいね。