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1歳のねんねトレーニングのメリットは?成功する方法や注意点を紹介

1歳のねんねトレーニングのメリットは?成功する方法や注意点を紹介

子どもが夜泣きをすると、パパやママは寝不足になって辛いですよね。子ども自身も、夜泣きすることで十分に夜中の睡眠が取れず、日中の活動に影響があるかもしれません。1歳を機に、ねんねトレーニングで親も子も質のよい睡眠を目指してみましょう。この記事では、成功するためのポイントや注意点を紹介していきます。

ねんねトレーニングで親子で質のよい睡眠を

赤ちゃんの睡眠が深くなり朝まで眠れる

ねんねトレーニングとは、親の抱っこや添い寝、添い乳などがなくても、子どもがひとりで眠りに就けるよう習慣づけることをいいます。また、ひとり寝ができるようになるだけでなく、質のよい睡眠を目指すことも目的の一つです。

寝かしつけは育児の中でも大仕事の一つですよね。苦労しているママも多いでしょう。できるだけ早く寝てほしいために、伝家の宝刀のごとくおっぱいを出してしまうママも少なくないと思います。

しかし添い乳で寝かせると、夜中に子どもが授乳のために何度も起きてしまい、結果ママは寝不足になりがちです。ねんねトレーニングに成功すると、赤ちゃんの睡眠は深くなり、朝までぐっすり眠ることができます。夜中に子どもが起きなければ、ママもしっかり眠ることができますね。

睡眠がしっかり取れていると集中力が増す

幼児期の子どもにとって、睡眠は心や体の発達の上でも重要な意味を持ちます。「全米睡眠財団」によると、1歳児の理想的な睡眠時間は11~14時間とされています。お昼寝が1~2時間だと考えると、夜は9~12時間くらいは眠らせたいところですね。

睡眠時間が足りなかったり、眠りが浅かったりすると、日中眠たくなって機嫌が悪くなるかもしれません。夜の眠りがしっかりと取れていれば、朝起きたときもグズることなく、すっきりと目を覚ましてくれますよ。

また、深い睡眠を取ることによって体調もよくなりますし、日中の機嫌もよく、遊びにも集中できるようになるでしょう。睡眠の質が上がれば、子どもの発達にもよい影響を与えることができるのです。

パパとママも夜泣きの寝不足から解放される

子どもの夜泣きがひどい場合、ママだけでなくパパにも影響があるでしょう。寝室が同じであれば泣き声で熟睡できないですし、別室でもママが起こしに来たり、寝不足でイライラしているママに当たられたりするかもしれませんね。

夜泣きの原因がはっきりと分からないため、これといった解決策もなく、子どもの成長をただ待つのみ…と諦めているパパやママもいるでしょう。夜泣きする赤ちゃんは寝ること自体が苦手であるため、生活リズムを整えることで改善できる場合もあります。

その解決策の一つがねんねトレーニングです。生活リズムの一つに規則正しい睡眠を組み込むことで、いずれ夜泣きが治まっていくでしょう。子どもの夜泣きがなくなれば、ついにパパとママも睡眠不足から解放されますね。

1歳のねんねトレーニングの方法とは

泣いてもすぐ駆けつけず見守る方法

ねんねトレーニングを始める時期は、生後6カ月ごろが適しているといわれています。授乳回数が徐々に減り、離乳食を開始することで生活リズムが安定し始める時期だからです。

生後6カ月で始めると、比較的早くひとり寝ができるようになるといわれていますが、1歳で始めても決して遅いことはありませんよ。これから生活リズムを定着させていく段階なので、十分に間に合います。

ねんねトレーニングの方法は、いたってシンプルです。眠るための準備が整ったら、寝室に子どもを連れて行き、ママは「おやすみ」の合図で部屋を出ます。子どもが泣いてもすぐに駆けつけずに、しばらく様子を見ましょう。最初は3分程泣いたところで部屋に入り、徐々に離れている時間を長くしていきます。

授乳や抱っこをせず寝かしつけをする方法

寝かしつけのときに子どもが大泣きすると、近所迷惑が気になるという場合もありますよね。なだめるために抱っこや授乳をしたくなりますが、ぐっとこらえましょう。子どもをあやす際は、背中や胸をトントンしたり、頭や顔を撫でながら優しく声を掛けたりして落ち着かせます。

根負けして抱っこや授乳をすると、「泣いたら抱っこしてもらえる!」「もうママと離れたくない!」と子どもが思ってしまうでしょう。せっかく頑張ってきたねんねトレーニングも振り出しに戻ってしまう可能性があります。

寝かしつけの際は抱っこや授乳をせず、子どもが眠たくなるまで読み聞かせやお話でしのぎましょう。子どものねんねトレーニングですが、ママにとっても試練になりますね。

寝る前に毎日同じ入眠儀式の習慣をつける

ねんねトレーニングを成功させるためのコツは「入眠儀式」にあります。入眠儀式とは、寝る前の習慣としている行動のこと。0歳代からすでに実践しているというママもいるでしょう。

〈代表的な入眠儀式〉
・絵本の読み聞かせ
・子守唄
・お話
・人形遊び
・背中トントン
・足のマッサージ
・リラックスできる音楽を聴く

このように特別な何かをしなくても、「歯を磨いて、おむつを替えて、電気を消して、横になっておやすみと言う」など、単純で簡単なことでも十分ですよ。大切なのは「毎日同じことを同じ時間にする」という点です。

赤ちゃんは単調な習慣を身につけることによって、無意識のうちに眠りへと誘われていきます。

1歳でねんねトレーニングをする注意点

日中は外で体をよく動かして遊ぶ

1歳になると徐々に歩けるようになり、子どもの世界はぐっと広がります。好奇心を掻き立てられるものがたくさんあって、外で遊ぶことがよい刺激になるでしょう。

ねんねトレーニングでは、夜スムーズに眠りに就けるように、日中の外遊びが重要になります。走り回るなどの激しい運動をしなくても、太陽の光を浴びるだけで体は十分に疲れます。歩けるようになったら、1日1回はお散歩に出かけてみてください。

まだ歩けなくても公園で遊ぶことはできますね。滑り台やシーソーや砂場遊びなど、ママと一緒に楽しみましょう。雨の日も室内で体を動かすことは可能です。インターネットで、自宅でできる親子体操を検索して実践してみると楽しいですよ。
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