1歳のねんねトレーニングのメリットは?成功する方法や注意点を紹介
子どもが夜泣きをすると、パパやママは寝不足になって辛いですよね。子ども自身も、夜泣きすることで十分に夜中の睡眠が取れず、日中の活動に影響があるかもしれません。1歳を機に、ねんねトレーニングで親も子も質のよい睡眠を目指してみましょう。この記事では、成功するためのポイントや注意点を紹介していきます。
ねんねトレーニングで親子で質のよい睡眠を
赤ちゃんの睡眠が深くなり朝まで眠れる
寝かしつけは育児の中でも大仕事の一つですよね。苦労しているママも多いでしょう。できるだけ早く寝てほしいために、伝家の宝刀のごとくおっぱいを出してしまうママも少なくないと思います。
しかし添い乳で寝かせると、夜中に子どもが授乳のために何度も起きてしまい、結果ママは寝不足になりがちです。ねんねトレーニングに成功すると、赤ちゃんの睡眠は深くなり、朝までぐっすり眠ることができます。夜中に子どもが起きなければ、ママもしっかり眠ることができますね。
睡眠がしっかり取れていると集中力が増す
睡眠時間が足りなかったり、眠りが浅かったりすると、日中眠たくなって機嫌が悪くなるかもしれません。夜の眠りがしっかりと取れていれば、朝起きたときもグズることなく、すっきりと目を覚ましてくれますよ。
また、深い睡眠を取ることによって体調もよくなりますし、日中の機嫌もよく、遊びにも集中できるようになるでしょう。睡眠の質が上がれば、子どもの発達にもよい影響を与えることができるのです。
パパとママも夜泣きの寝不足から解放される
夜泣きの原因がはっきりと分からないため、これといった解決策もなく、子どもの成長をただ待つのみ…と諦めているパパやママもいるでしょう。夜泣きする赤ちゃんは寝ること自体が苦手であるため、生活リズムを整えることで改善できる場合もあります。
その解決策の一つがねんねトレーニングです。生活リズムの一つに規則正しい睡眠を組み込むことで、いずれ夜泣きが治まっていくでしょう。子どもの夜泣きがなくなれば、ついにパパとママも睡眠不足から解放されますね。
1歳のねんねトレーニングの方法とは
泣いてもすぐ駆けつけず見守る方法
生後6カ月で始めると、比較的早くひとり寝ができるようになるといわれていますが、1歳で始めても決して遅いことはありませんよ。これから生活リズムを定着させていく段階なので、十分に間に合います。
ねんねトレーニングの方法は、いたってシンプルです。眠るための準備が整ったら、寝室に子どもを連れて行き、ママは「おやすみ」の合図で部屋を出ます。子どもが泣いてもすぐに駆けつけずに、しばらく様子を見ましょう。最初は3分程泣いたところで部屋に入り、徐々に離れている時間を長くしていきます。
授乳や抱っこをせず寝かしつけをする方法
根負けして抱っこや授乳をすると、「泣いたら抱っこしてもらえる!」「もうママと離れたくない!」と子どもが思ってしまうでしょう。せっかく頑張ってきたねんねトレーニングも振り出しに戻ってしまう可能性があります。
寝かしつけの際は抱っこや授乳をせず、子どもが眠たくなるまで読み聞かせやお話でしのぎましょう。子どものねんねトレーニングですが、ママにとっても試練になりますね。
寝る前に毎日同じ入眠儀式の習慣をつける
〈代表的な入眠儀式〉
・絵本の読み聞かせ
・子守唄
・お話
・人形遊び
・背中トントン
・足のマッサージ
・リラックスできる音楽を聴く
このように特別な何かをしなくても、「歯を磨いて、おむつを替えて、電気を消して、横になっておやすみと言う」など、単純で簡単なことでも十分ですよ。大切なのは「毎日同じことを同じ時間にする」という点です。
赤ちゃんは単調な習慣を身につけることによって、無意識のうちに眠りへと誘われていきます。
1歳でねんねトレーニングをする注意点
日中は外で体をよく動かして遊ぶ
ねんねトレーニングでは、夜スムーズに眠りに就けるように、日中の外遊びが重要になります。走り回るなどの激しい運動をしなくても、太陽の光を浴びるだけで体は十分に疲れます。歩けるようになったら、1日1回はお散歩に出かけてみてください。
まだ歩けなくても公園で遊ぶことはできますね。滑り台やシーソーや砂場遊びなど、ママと一緒に楽しみましょう。雨の日も室内で体を動かすことは可能です。インターネットで、自宅でできる親子体操を検索して実践してみると楽しいですよ。