子どもがチャイルドシートに乗らない!嫌がる理由や対策のご紹介
車に子どもを乗せるときにチャイルドシートは必須ですよね。ですが、いざ乗せてみるとぐずりだすことが結構ありませんか?せっかく高いものを買ったのに…となげくママのために、子どもがチャイルドシートを嫌がる理由や、嫌がらないようにするための対策についてご紹介します。
チャイルドシートに乗るのを嫌がる理由は?
泣くたびにシートから降ろしている
実はこの対応を続けていると、「泣いたら降ろしてもらえる」と子どもが覚えてしまい、チャイルドシートを嫌がってしまいます。これではチャイルドシートを用意した意味がありませんよね。
チャイルドシートは万が一のときの安全性高めるために、子どもにとっては必要です。チャイルドシートから降ろす行為は、子どもを危険にさらしてしまう可能性があります。
子どもがたとえ泣いてしまっても、車の走行中は安全を守るために、チャイルドシートから降ろさないことが大切です。泣きやまないときでも降ろすのではなく、たくさん話しかけて気分を紛らわせる工夫をしましょう。
車内の温度を不快に感じている
暑がりの子どもからしたら、閉めきった車内は熱がこもりやすく、不快に感じやすいのかもしれません。子どもがチャイルドシートに乗るのを嫌がる場合は、一度車内の温度を子ども目線で考え直してみるのも大切です。
夏はチャイルドシート自体に熱がこもりやすく、子どもが座ることでさらに熱くなるので、保冷剤を頭や背中の部分などにつけて暑さ対策をしましょう。
また、窓からの日差しも車内が暑くなる原因の一つですので、子どもが座る側の窓に日よけのカーテンやサンシェードを設置するのもよいですよ。
車内の臭いがこもっていることも
シートに染みついた汗やエアコンの臭いなど、車内はあまり換気をすることがないので臭いがこもりがちです。
子どもが車に乗る前に、車の窓やドアを開けて車内の換気をするとよいですよ。シートには消臭スプレーを使うこともおすすめです。
これだけで車内の嫌な臭いを軽減できますが、それでも臭いが気になるときは車内用の芳香剤を使うのもよいかもしれません。子どもと一緒に好きな香りの芳香剤を選ぶのも楽しいですよ。
スムーズにチャイルドシートに乗せるコツ
乗る時間に備えて寝かしつける
子どもはぐっすりと眠ってしまえば、抱っこしてもなかなか目を覚まさないので、その隙にチャイルドシートに乗せて車移動するとよいでしょう。反対に、子どもの生活リズムが大体パターン化されているなら、子どもがいつも寝ている時間に合わせて車でお出かけするスケジュールにするのもよいですね。
ただ、目が覚めたときに、知らない場所にいるとびっくりして泣いてしまうこともあるので、目的地に着く前に眠りが浅くなっている場合は、早めに起こしておくことをおすすめします。
ママも一緒に隣に座って乗せる
しかし、この状態だとママと子どもだけで車に乗ったときに、子どもからママの顔が見えなくて不安な気持ちになるかもしれません。また、チャイルドシートに子どもを乗せた後、ママが離れてしまうことに寂しさを覚えて泣くこともあります。
子どもが安心してチャイルドシートに座れるように、まずはママも一緒に隣に座って子どもをチャイルドシートに乗せるとよいでしょう。すぐに離れてしまうと不安になりますが、ママが近くにいることで気持ちが落ちついて安心してくれることが多いですよ。
子どもに好きなおやつを持ってもらう
おやつを渡すときに、一つずつ小分けにして子どもに渡すのもよいですが、自分で持てるようなら袋や箱ごと渡すのもおすすめです。一つずつだと、すぐになくなってしまうと思っているのか、自分でたくさん持つと満足して機嫌がよくなる子もいますよ。
ただ、力加減をうまくコントロールできずに、ひっくり返したり落としてしまったりすることもあるかもしれません。細かく砕けるようなスナック菓子やクッキーが車内に散らばると掃除が面倒なので、散らばっても回収しやすいおやつを選びましょう。
チャイルドシートを嫌がらないための対策
事前にチャイルドシートに座ることを慣らす
子どもは初めて見る物に好奇心を覚えますが、不安を感じる場合もあります。子どもがチャイルドシートに不安を感じて座るのを嫌がる…ということにならないために、チャイルドシートを入手したら、まずは自宅に置いて座ってもらいましょう。
そして「今度車に乗るときはこのチャイルドシートに座ってみようね」「あなただけの特別なイスを用意したよ」と、チャイルドシートは子どもだけのものという言葉をかけてみてください。
「自分だけのものなんだ!」ということに子どもは嬉しくなって、チャイルドシートに座りたがるようになるかもしれませんよ。