乳児の行事は何がある?お祝い行事のやり方や気をつけたいこと
赤ちゃんが生まれてから1年経つまでの間には、成長に合わせてお祝いする色々な行事があります。どのようなお祝い行事があるのか、どのタイミングで何をすればよいのか分からないことが多いのではないでしょうか。ここでは、生まれてから1年間にあるお祝い行事のやり方と、気をつけたいことについてまとめました。
お祝い日をチェック!生後にあるお祝い
生後7日目にある「お七夜 」
命名した赤ちゃんの名前を半紙に書いたものを飾って、お祝い膳としてお赤飯や尾頭つきの鯛をみんなで囲んで食べてお祝いします。最近では自宅でパパ、ママと2人の両親だけを呼んでお祝いする家庭も増えてきました。
今は誕生前から名前を決めている、あるいは候補を考えている方が多いかと思いますが、昔はこのお七夜に赤ちゃんの命名を行う風習があったようです。
生後1カ月目にある「お宮参り」
また、天気や季節選びも重要で、雨風の強い日や寒い日などのお宮参りは赤ちゃんにとって負担になります。なるべく天候の穏やかな日を選んで、ゆったり行いたいですね。
お宮参りでは記念写真を撮ることも多いので、パパとママ、両親とも当日の服装は事前に相談して雰囲気を合わせておくとよいでしょう。
生後100日目にある「お食い初め 」
歯が丈夫になるようにと願いを込めて、硬い石も添えておきます。添える石は河原や神社で拾うこともありますが、お宮参りで行った神社で祝い箸などと一緒にもらえるときもあるので終わったら返しにいくとよいでしょう。
箸を持つ役割は、おじいちゃんやおばあちゃんなど、一番年上の人とされていますが、パパやママがやる家庭も多いです。外食でもお食い初めのプランをやっているところもありますので、準備に手間をかけたくない人は利用すると便利ではないでしょうか。
赤ちゃんの初めてを一緒に祝う行事
生後初めての節句のお祝い「初節句」
女の子の場合は、3月3日の「雛祭り」「桃の節句」です。雛人形を飾って両家の親族と一緒にひし餅を食べたり、ちらし寿司やはまぐりのお吸い物などの祝い膳を食べたりします。
男の子の場合は、5月5日の「端午の節句」です。こいのぼりを出したり、かぶとを飾って柏餅やちまきを食べたり、ぶりや鰹、たけのこなど縁起のよい食材を使った料理を食べましょう。
昔は親戚をたくさん集めてお祝いしていましたが、最近ではパパ、ママの両親だけを自宅に招いて食事会をする家庭が増えてきました。
生後半年のお祝い「ハーフバースデー 」
スマホで写真を撮ってSNSに投稿している人も多く見かけるようになりました。スマホだと画像の加工もオシャレにできるので人気があります。
ハーフバースデーに備えて、フェルトの王冠やガーランド、飾りなどを手作りするママも多いですよね。しかし、赤ちゃんのお世話をしながら作るのには時間がかかってしまうので、計画を立てて早めに準備をしていくことをおすすめします。離乳食ケーキなどを作る方もいますよ。
生後1年目のお祝い「初誕生 」
1歳の赤ちゃんにとってはかなり重たいので、思うように動けずに泣いてしまうこともあるでしょう。一升餅を背負って歩かせる地域もありますが、歩いたり立ち止まったり転ぶなど、何をしても縁起がよいとされています。
「しっかり地に足をつけて歩いていけるように」という願いを込めて、一升餅の上に立たせる地域もあるようですね。
お祝い行事で気をつけたいことは?
パパとママの地元の風習を調べておく
パパとママの地元が同じならばびっくりするほどの違いはありませんが、地元が違えば風習が違うこともありますので、夫の実家に嫁いだ場合は義理母に聞いてみれば分かりやすいです。どちらの地元も離れて住んでいる場合はどうするのか夫婦で話し合って決めてから、パパ側かママ側の両親や兄妹に聞いて調べておくと安心ですよ。
1人目の場合は分からないことも多いので、夫婦で決められない場合は両親に相談してみましょう。パパとママが「こうしたい」という要望があれば、両親に伝えることも大切です。