幼児を初めて保育園に預ける前に。知っておきたい準備と親子の心構え
保育園に通い始めるとありがちなトラブル
子どもの体調不良が続く
子どもが保育園に通い始めてから「やたらと風邪を引くようになった」「週に何回も熱を出している」という先輩ママの話を聞くことがありますよね。本当にそのとおりという感じで、ずっと家で生活しているのと保育園での生活は環境がまったく違うので油断はできません。
園児の1人が風邪を引いていたらうつることもよくありますし、慣れない環境で疲れが溜まりやすいのかすぐに熱を出します。保育園に通い始めてしばらくは、子どもの体調が安定しない日が続くかもしれないと覚悟しておく必要がありそうです。
子どもが行きたがらない
「今日は保育園に行くよ」と言うと、家を出る前から泣き出したり、園に着いてママと離れることが分かったら嫌がったりする場合もあります。子どもが行くのを嫌がってバタバタすると準備に時間がかかるため、イライラしたママが子どもに怒ってしまいがちです。
子どもが保育園に行きたがらない理由は色々ありますが、すぐに叱ったところで解決するものではありません。ママ自身がイライラしないためにも、時間に余裕を持って起きて準備を始めることが大切です。
想像以上にママが疲れる
新しい会社に再就職したばかり、育休中の職場に復帰したなど、ママも休み辛い環境の中、子どものお迎えで早退が続くのは精神的にストレスを感じることでしょう。また、子どもが風邪やインフルエンザなどの感染症にかかると、家族にうつる可能性も高くなります。
ほかにも、想像以上に疲れることといえば保育園の送迎です。朝は子どもと自分の身支度でバタバタしますし、夕方のお迎えの時間に間に合うように仕事を終わらせる必要がありますよね。こんな生活が苦痛に感じるママも多いようです。
保育園に預ける前には心の準備も大切
保育園と同じスケジュールで生活してみよう
そこで、保育園が始まる前に、保育園に通っているときのリズムで生活をして慣れておくことをおすすめします。例えば、以下のようなスケジュールです。
6:00 ママ起床、身支度、リビングの掃除、朝食作り
7:00 パパと子ども起床、身支度、朝食
7:30 保育園へ出発
17:30 保育園お迎え
18:30 買い物、帰宅、夕食作り
19:00 夕食
20:00 入浴
20:30 就寝
生活リズムに慣れることには少し時間がかかりますので、早めに取り組めるとよいですね。
保育園が楽しみになる言い聞かせをしよう
しかし、パパやママがお仕事などをする間だけ、子どもが楽しく安全に過ごす場所が保育園です。先生も子どもたちのためを第一に考えてくれるプロです。「保育園は楽しそうだね」「たくさんのおもちゃで遊ぶんだね」などと、子どもと一緒に保育園の楽しい生活を想像してお話しするとよいでしょう。
子どもにも保育園のよいイメージができるとともに、パパやママが自分の気持ちも納得させることができます。事前に保育園の体験入園や、保育園のイベントに参加してみるなど、楽しい経験ができるとさらによいですね。
幼児期はママの不安を敏感に感じ取る
子どもはママやパパの不安を敏感に感じ取って、さらに不安になってしまいます。そう感じさせないためにも、分からないことはどんどん聞いたり、調べたりして不安を解消しましょう。
保育園の様子や分からないことは、保育園に聞いてみるとよいですね。また、自治体の子育て支援センターで相談に乗ってもらうこともできます。会社や友達などの先輩ママに経験談を聞くことも参考になりますし、不安を解消できることが多いですよ。
まとめ
また、不安なことや分からないことは、どんどん保育園や自治体の窓口に直接問い合わせをして解消しましょう。小さい子と一緒に生活をしながら保育園の準備をすることは大変ですので、早めに少しずつ準備をしましょう。
子どもたちが楽しい保育園生活を送り、パパやママも安心できるとよいですね。