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楽しく歩いて元気な子どもを育てよう!楽しく歩くコツや歩育効果

楽しく歩いて元気な子どもを育てよう!楽しく歩くコツや歩育効果

子どもと歩いてどこかに行くのは時間通りにはいかないので、どうしても車や自転車移動が多くなりますよね。けれども歩くことが少ないと子どもの成長が気になったりもします。そこで、子どもが歩くことのメリットや歩かないことで心配されること、そして子どもが楽しいと思えるような散歩の工夫をご紹介します。

子どもが歩くことで得られる効果は?

歩くことは学習意欲をアップさせる

脳は部分的に動くだけでなく密に連携しながら機能していて、全体の血流がよくなることでそれぞれの部分が活性化します。足を動かすのは頭頂部付近の脳が担っているので、歩けば体はもちろん脳の下から上まで全体的に血流がいきわたり、やる気のようなメンタルな部分も活発になるのです。

小学校での調査ですが、登校距離と1.2時間目の授業の集中力の関係を調べたところ、1km未満の子より2.3kmの子の集中力の方が高かったそうです。歩くことは簡単にできる学習意欲向上の方法といえます。

長い目で見て子どもが意欲的な心をもつには、自己肯定感を育むような内面の充実も必要です。親子で楽しくお話しながら歩くけば、心と体両面からやる気をアップすることができるのです。

五感を通して脳によい刺激を与える

脳には「古い脳」と「新しい脳」の2種類があります。健全な成長には、まず本能、快と不快を司る「古い脳」の発達が必要です。その土台の上で思考や推理、倫理などの「新しい脳」が発達すると、社会で生きるために必要な感情のコントロールなど、心のバランスが取れるようになります。

風の冷たさや葉っぱの緑、花のよい香りなど、散歩して五感を刺激することは子どもの「古い脳」を育てます。「古い脳」の発達には体を動かすことも効果的といわれます。

外を歩くことは、体を動かすと同時に五感に刺激を与え、楽しく脳を育てる方法といえるでしょう。そしてママと歩けば親子がじっくり向き合い、たくさんの話ができます。心が触れ合うような会話は、子どもの「新しい脳」によい刺激を与えるのです。

歩くことで子どもの心が安定する

歩くことで「セロトニン」という幸せを感じるホルモンが分泌されます。親子で歩けば、お互いに幸せな気持ちになり楽しい会話ができるでしょう。

「セロトニン」は怒りや興奮を司る「ノルアドレナリン」と意欲を司る「ドーパミン」という二つのホルモンをコントロールして心を安定させます。極端な例ですが、うつ病などは慢性的な「セロトニン不足」が原因の一つであるといわれています。

「セロトニン」は夜に「メラトニン」という寝つきをよくするホルモンを分泌する材料になるので、日中に歩くと、夜ぐっすり眠れ、朝すっきり起きることができます。すると朝食がしっかり食べられ日中の活動が活発になりますよね。

太陽の動きに合わせた規則正しい生活もまた、子どもの心の安定につながるのです。

歩くことが少ない子どもへの影響は?

体力低下から肥満や生活習慣病になりやすい

歩くことはそれほど運動にはならないようなイメージもありますが、実は手軽にできる全身運動です。そして有酸素運動でもあるので全身の血液に酸素を満たし、脂肪燃焼効果もあります。

今の時代、DVDやゲームなど室内で遊ぶものが豊富にありますし、外で安全に遊べる場所も少なくなっています。意識的に運動しないと子どもでも運動不足になってしまうのです。

運動不足は体力低下や肥満を招き、肥満は糖尿病や高血圧などの生活習慣病の原因になります。最近では、普通は柔らかいはずの子どもの血管でも、内臓脂肪がたまれば動脈硬化になることも分かってきています。

運動が苦手な子でも歩くことならハードルが低いですよね。親子で一緒に歩いて体力をつけ運動不足を解消しましょう。

学力低下やストレスに弱くなりやすい

体力低下は学力の低下につながりやすく、アメリカの小学生250人の調査では、心肺機能・筋力・敏捷性が高い子ほど算数と読解力のテストが高得点で、肥満気味の子ほど低い得点の傾向だったという結果があります。脳の海馬という部分は、新しいことを記憶しそれを保存するかどうかを判断するという、勉強にも大事な役割を果たしますが、運動によって発達するのです。

歩くことはストレスホルモンを抑え、快さなどを感じるホルモンを分泌し、ストレス解消になります。毎日の歩数が少ない子は、よく歩く子よりもストレスホルモンの濃度が高いという結果もあります。

運動の一つである歩くことは、学力を上げるだけでなくストレスに負けず勉強を続けられるメンタル作りにも効果的といえるでしょう。

体幹が弱く姿勢が悪くなりやすい

体幹とはお腹や背中、腰など胴体全体の骨や筋肉のことを指しますが、最近では子どもがテレビやゲームの画面を前のめりになって見続けたり、体を使って遊ぶことが減り筋肉を使わなくなったりして、体幹が弱くなり姿勢を保ちづらくなっています。それにより腰や肩に負担がかかり腰痛や肩こりを訴えることもあるといわれます。

体の筋肉の約7割は脚にあるのです。歩いて体の土台である下半身を鍛えましょう。歩くことが少ないと足裏の筋肉が未発達になり、歩行中の蹴り上げる力も弱くふくらはぎへの刺激も少ないので、ふらふらしたり、歩く姿勢が悪くなったりして体幹を支えることができません。

ママと一緒に喜んで取り組める小さいうちから歩いて、しっかり体を動かす習慣がつけられたらよいですね。

子どもが楽しく歩くようになるコツは?

パパやママと手をつないで歩こう

子どもはパパやママと手をつなぐことで安心感をもちリラックスできます。ママの手を振り払い興味の方向に突進する活発な子もいますが、慎重な子は特にしっかりとママの手を握って歩きますよね。

子どもと歩くと、止まったり、走ったかと思えば戻ったりしてなかなか前に進まないこともあります。けれどその行動一つ一つに子どもの考えがあり成長に必要なことが多いので、じっくりつきあう時間がもてるとよいですね。

歩道の色が違うところを渡り歩いたり、段差を上がり下がりしたり、しゃがみ込んでアリを観察し始めたりするときの子どもは楽しそうだったり集中していたりしますよね。いろいろなものに出会い楽しい体験をすると、子どもは歩くことが好きになります。

歩きながら動物や植物に触れてみよう

まだ歩き始めて間もない赤ちゃんは、ベビーカーに乗ってお散歩することもありますが、少しずつ自分で歩くと、道端のいろいろなものに興味をもち始めます。まだ道路を歩くのが難しければ、公園の中を回り散歩するのもよいですね。

抱っこやベビーカーからママに触らせてもらうのではなく、自ら歩いて近寄り触れるという体験に、赤ちゃんの好奇心は刺激されます。子どもの五感を刺激するのは、心身の成長に大切なことなので、早いうちから歩く楽しさを感じられると、成長に合わせてたくさんの体験ができます。

ママが「白いちょうちょが飛んでるね。もんしろちょうっていうんだよ」などと話しかけたり、タンポポの綿毛を飛ばしたりして一緒に遊ぶと、楽しみながら興味を引き出すことができますよ。

散歩が楽しくなるような歌を歌おう

散歩するときのテーマソングを決めると、子どもがぐずっていても、歌につられて歩きだすかもしれません。歩くことに関連する歌は、よく知られているアニメ『となりのトトロ』の『さんぽ』のほかにも『ゆかいに歩けば』『お馬の親子』などがあります。

どの曲も、行進曲風で歌いながら歩きやすいですね。散歩中の情景や出会ったものを歌にしてもよいですね。チューリップが咲いていたら『チューリップ』トンボを見つけたら『とんぼのめがね』雨が降ってきたら『あめふり』など、有名な童謡だけでもいろいろな場面に対応できますね。

童謡の歌詞には、素朴でやさしい言葉があふれています。ママが折々に歌ってあげると、子どもの心が落ち着いて、散歩の時間が楽しくなるかもしれません。

まとめ

私たちのことを考えてみても、中学生くらいになればママと手をつないで歩くなどということは、ほとんどなくなります。子どもと手をつないで歌を歌ったり、楽しいお喋りをしたりしながら歩いたことは、あとで振り返ってみると懐かしく感じられるのだと思います。

五感を刺激して脳や心によい影響があり、体力がついて体のためにもよい散歩ですが、それ以上に親子がじっくり触れ合える時間でもあります。忙しい毎日の中ですが、できる範囲で一緒に散歩に行き、ゆっくり子どもと向かい合う時間がもてたらよいですね。

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