幼児期のパズル遊びの効果。楽しむための注意点と年齢ごとのパズル
おもちゃ屋に行くと、必ず売っているパズル。そろそろわが子にもパズルをさせてみようかなと思っているママもいることでしょう。そこで今回は、幼児期のパズル遊びの効果と、楽しむために気をつけたいこと、年齢別のおすすめパズルについてお話しします。ぜひ参考にしてみてくださいね。
パズル遊びの効果と楽しむための注意点
楽しいだけじゃない!五つの効果
【指先が器用になる】
ピースをはめたりはずしたりなど、指先を使って遊ぶパズルは、手先を使うよい訓練にもなりますよ。
【想像力を育てる】
「このピースにあるピンク色はなにかな?」というように、子どもの想像力を育てます。
【観察力を育てる】
ピースの絵をしっかりと眺めるので、観察力も育ちます。
【記憶力がよくなる】
何度も遊ぶうちに絵の配置を自然と覚えていきます。
【集中力を養う】
最後まで絵を完成させようと集中するので、集中力が身につきます。
年齢や興味にあったものを選ぼう
アンパンマンやディズニーのキャラクターものなど、子どもの好きなアニメキャラクターのものもたくさん出ているのでおすすめです。自分の好きなキャラクターものなら、喜んでパズル遊びをしてくれることでしょう。
パズルには対象年齢が書かれているので、それを参考にして選んでみましょう。まだパズルに慣れていない場合は、簡単にできるピース数の少ないものからチャレンジすると、子どもが飽きる前に達成感を感じることができ、モチベーションアップにもつながりますよ。
楽しく遊べるよう親は見守ろう
しかし、子どもがパズルに熱中している間は基本的には見守るようにしてくださいね。手を出してしまうと、子どもの集中力も途切れてしまいますし、失敗の中から自分で学ぶことができなくなります。
子どもが悩んでいる様子なら、「ひっくり返してみたら?」というように、さりげなくアドバイスをしましょう。どうしてもできなくて子どもがイライラしてしまったら、「難しいよね。ママもお手伝いしようか?」とまずは声掛けしてみてくださいね。
知育効果あり!年齢別おすすめパズル
0〜2歳 まずは大きく、少ないピースから
初めての場合は大きめの2ピースぐらいからはじめ、慣れてきたら3ピース、4ピースと少しずつ増やしていくようにしましょう。赤ちゃん用のつまみのついた木製パズルなどもおすすめですが、自宅でママが描いた絵をハサミで切って絵合わせするようにするのもよいですよ。チラシなどの絵を利用しても作れます。
平面のパズルだけでなく、四角や丸など形をしたブロックを箱の穴にはめて落とす、型落としパズルもこの年齢にはぴったりです。ブロックをどう回したら穴にはまるのか、どの穴がどの形にあうのか、子どもの考える力を育てるのにもよいですね。
3〜4歳 脳を使う、図形感覚を養うもの
色々なメーカーから出ているので、お店で見比べて選んでみてくださいね。ちなみに対象年齢は3歳からのものがほとんどです。
ほかにもパズルの定番、ジグゾーパズルもおすすめです。3~4歳なら、10ピース以上から始めて見るようにしましょう。パズルの得意な子どもの場合、4歳で80ピースをこなしてしまうことも。色々な絵柄があるので、お店で子どもと一緒に選んでみてもよいですね。
5〜6歳 勉強にもつながる地図パズル
好きなキャラクターものもよいですが、小学校入学に備え、地理の勉強を兼ねた地図パズルがおすすめです。日本列島や世界地図など、パズル遊びを楽しみながら、自然に地名とその位置を覚えることができるので一石二鳥ですよ。
平面パズルに慣れてきたら、最近はやりの3Dパズルも試してみましょう。地球儀タイプなら、パズルを楽しんだ後は、地球儀として使うことができます。
3D パズルにはほかにも、東京タワーや自由の女神像など、有名な建築物をモデルにしたものもあるので、子どもの好きなモニュメントを選んでみましょう。