赤ちゃんがしゃべるための練習方法!発達プロセスと遅れの原因対策も
赤ちゃんのしゃべるのが遅い原因と対策
喉や口の異常や奇形がある
ただ、まれに、脳や体、心の発達に異常があり、言葉の発達が遅れているケースがあります。その一つに、喉や口の異常や奇形がある場合です。
言葉を話すのに重要な役割を果たす喉や口に異常や奇形があった場合は、言葉の発達が遅れる傾向にあります。先天的な原因以外に、水頭症や小頭症などといった病気が原因で異常や奇形が現れることもあります。
喉や口内などは、パパやママからは見えにくく、異常の発見は難しいですが、定期健診はできるだけ受診し、おかしいな?と思ったら相談するようにしましょう。
気づかないこともある聴力障害
重度の聴力障害の場合、パパやママの話しかけや大きな音にも反応があまりないため、比較的診断がつきやすいです。一方で、軽度の場合は見分けにくいですが、不明瞭な発音や二語文を作れないなどといった症状から診断することになります。
生まれたときから難聴であった場合は、パパやママが違和感を持たないことがほとんどで、気づくのが遅れる場合が多いようです。聴力障害かもしれない…と思ったら、小児科や耳鼻科を受診して、聴力検査をしてもらいましょう。
知的障害などの発達障害のケースも
発達障害の可能性のある行動で、人の声、話に興味を示さないというものがあります。赤ちゃんの体や聴力に異常はないが、パパやママの声かけに反応しないといった場合です。
一方で、音に敏感であることも発達障害の可能性がある判断基準に含まれています。パパやママの声かけに耳をふさいでしまったり、特定の音を過剰に嫌がってしてしまったりする場合です。
判断基準が難しいので、心配な場合は専門医を受診しましょう。
まとめ
その時期に大切なことは、パパやママの声かけや関わりですね。赤ちゃんに話しかけるときは、ゆっくり、理解できるレベルで、繰り返し話すことが大切です。
歌や手遊び歌を使って、頭に残るようにするのもよいでしょう。話すのが苦手なパパやママには絵本の読み聞かせをおすすめしますよ。
言葉の発達が遅い場合で、1歳半健診で指摘されたときは専門医や専門機関を受診しましょう。