トイレ掃除はやり方次第で簡単に!基本アイテムときれいに保つコツ
見落としがちなトイレの壁も忘れずに
見た目に分かりにくい汚れがたくさん
床と同じように、壁の低い位置にはおしっこや手を洗った後の水滴などが飛び散っています。また、白く見える壁にも、掃除しないままでいると薄っすらとほこりが張りついてくるものです。壁紙の種類によってはデコボコしているので汚れが溜まりやすく、サッと拭くだけではきれいにできない場合もあります。
壁は床に比べて面積が広いので、汚れを放置するとトイレ全体が汚い印象になってしまいますよ。床と同じぐらい汚れているのだということを意識して掃除をしましょう。
消えない臭いの元はトイレの壁かも?
床や便器の掃除を念入りにしていても、壁の掃除ができていないと嫌な臭いは残り続けます。臭いだけでなく目に見える汚れも目立ってくるでしょう。床と同じようにしっかりと掃除を行ってみてください。気になる臭いがなくなりすっきりしますよ。
また、壁と同じで掃除する意識が薄れがちなのがトイレのドアです。ドアの位置によっては、パパや男の子が立ったままおしっこをすると飛び散ることが想像できます。ドアの汚れもチェックしてみてくださいね。
掃除するときは上の方から
高い場所につく主な汚れはほこりです。まずは、トイレ掃除用のシートやハンディモップなどを使ってきれいにしていきます。天井に近い部分は手が届きにくいので持ち手の長いハンディモップを使うと楽ですよ。
床に近くなると、おしっこや水滴などで汚れていますので、シートを使ってしっかりと拭き取っていきましょう。床と壁の境い目は特に汚れが溜まりやすい部分なので丁寧に拭いてくださいね。
おしっこ汚れによるアンモニア臭の消臭にはクエン酸水が効果的です。自然由来の成分なので小さな子どものいる家庭でも安心して使うことができますよ。
子どもがいてもトイレをきれいに保つコツ
トイレのマット類は使用しない
トイレマットや便座カバーを使用していると汚れが目立ちにくいです。しかし、ほこりがついたり跳ねたおしっこがついたりして、実はとても汚れています。トイレ専用のスリッパを用意していても、子どもは履かずに裸足でトイレマットの上を歩いているかもしれません。
毎日洗濯することを考えると、トイレマットや便座カバーは使用せずに、こまめに拭き掃除をしたほうが衛生的に安心で楽ですよ。
トイレマットや便座カバー以外にも普段必要のないものは、棚に収納したり置かないようにしたりすることでトイレをきれいに保ちやすくなります。
男性も便座に座って排尿する
「今さらパパに座っておしっこしてほしいなんて言いにくいな」という話を聞くこともありますが、家事の負担を減らすためには協力してもらうことが大切です。
子どもは立ってすると便器に向かってうまくおしっこをできない場合もあり、どこに向かって飛ばすか分かりません。パンツやズボンなどを濡らしてしまうこともあるので、座ってしたほうが安心です。
最低でも週に一度の掃除を心がけよう
できることなら毎日掃除したほうがよいですが、家事や育児、仕事など、ほかにもたくさんやることがあると負担になりますよね。
トイレは普通に使っていればキッチンのように汚れが目立つということもないので、忙しくてやる時間がないなら週に一度、5日に一度でも、掃除をする時間を決めて行いましょう。
また、一度に全部掃除しなくても「土曜日はトイレの壁と床、日曜日は便器の掃除をしよう」と、分けて掃除するのもよいでしょう。
まとめ
「トイレ掃除は面倒臭い」という意識を持っているママは特に、こまめな掃除を心がけましょう。そうすれば一度の掃除が楽になりますよ。大切なことは、汚れたまま何日も何カ月も放置しないということです。
赤ちゃんが寝ている間やトイレに行ったついでなどのちょっとした短い時間を利用して、サッと掃除するようにするとよいですよ。