赤ちゃんの髪の毛に潤いを与えたい!トリートメントの必要性と注意点
赤ちゃんの髪の毛がパサついているのが気になる、もしくは髪の毛が絡みやすいので解決策を探しているというママもいることでしょう。そこで今回は、赤ちゃんの髪の毛にトリートメントは必要なのか、トリートメントを使う際の注意点、ベビーシャンプーに含まれるトリートメント効果などについてお話しします。
赤ちゃんの髪の毛にトリートメントは必要?
赤ちゃんにトリートメントは基本的に不要
しかし、トリートメントは大人の髪の毛のように、ドライヤーやカラーリング、パーマなどでダメージ受け、キューティクルが剥がれて傷んでいる髪の毛に対して使うものです。基本的に髪の毛が傷みにくい赤ちゃんの髪の毛にはトリートメントは不要ですよ。
赤ちゃんの頭皮には皮膚を守るための皮脂が少なく、とてもデリケートです。トリートメントのように余計なものをつけないように心掛けたいですね。トリートメントの成分によっては肌トラブルを起こしてしまう可能性もあります。
毛が絡むときに少量のトリートメントはOK
しかしながら、赤ちゃん向けのトリートメントはあまりないので、幼児向けのトリートメントがあるようならそちらを使うようにしましょう。もしくは大人向けのものでも、無添加無香料といった、添加物が少ないタイプのものなら赤ちゃんにも安心して使うことができます。
赤ちゃんにつけるときはできるだけデリケートな頭皮にはつけないようにし、毛先に少しだけ馴染ませるようにしたいですね。頭皮や首にトリートメントが残らないよう、しっかりと洗い流すように心掛けましょう。
ベビー用の保湿剤で代用する方法も
赤ちゃんのボディ用保湿オイルを少量手に取り、髪の毛につけてみましょう。きれいに寝ぐせを直すことができますよ。髪の毛が鳥の巣のようになってしまい、絡んでどうしようもないときは、保湿オイルをつけてから蒸したタオルで髪の毛を包み込み、5~10分程度そのままにしましょう。
オイルが髪の毛に浸透し、ブラシでとかしやすくなるはずです。まずは毛先の絡みをとかすようにブラッシングし、次は中間というように、徐々にブラシを根元に向かって移動させるようにしましょう。
赤ちゃんにトリートメントを使う際の注意点
1日に何度も使用するのは避ける
この皮脂を取り除いてしまうと、赤ちゃんの頭皮は刺激に対し無防備な状態になってしまうので、洗いすぎないように注意したいですね。
また、生まれてから生後6カ月ぐらいまでの赤ちゃんの毛は細くて柔らかい産毛なのですが、とてもデリケートなので過剰に洗うと髪の毛がさらに痛む可能性がありますよ。トリートメントを使ってケアするよりも、洗う回数を減らす方が赤ちゃんの髪の毛には負担が少なく、健康な状態を保つことができます。
すすぎ洗いをしっかりとする
臭いの原因は、毛穴に残ったシャンプーやトリートメントということもあるので、毛穴に残らないようしっかりと洗い流すように心掛けたいですね。
また、毛穴にシャンプーやトリートメントが残っていると毛根を傷めてしまい、髪の毛に影響を与えてしまうこともあります。洗い残しがないよう、すすぎ洗いをしっかりとしましょう。
ママの指の腹で頭皮を優しく撫でながら、すすぎ洗いをしてみてくださいね。爪で傷つけないように注意しましょう。
湿疹や発疹が出るときは病院へ
赤ちゃんが頭をしきりにかいていたり、髪を引っ張っていたりする場合、何か頭皮に異常がある可能性があります。この場合、しっかりと頭皮の様子をチェックしてみましょう。
乾燥している、フケが多い、湿疹や発疹があるといった場合は、速やかに病院へ連れて行くようにしたいですね。小児科、もしくは皮膚科へ行くことをおすすめします。
そのまま放置してトリートメントを使い続けていると、抜け毛の原因になることもあるので要注意ですよ。