赤ちゃんに起こるトラブルを知ろう!トラブルの種類と対策について
旅行の際に気をつけたいトラブル
飛行機に乗る際は万全の準備を
もっとも大変なのは飛行機移動です。離陸してしまうと途中で降りるということができませんのであらゆる事態にそなえて万全の準備をしておきましょう。
飛行機での赤ちゃんトラブルといえば、離着陸時にうまく耳抜きができず泣いてしまうことです。大人は唾を飲むことで耳抜きを行いますが、赤ちゃんはそう簡単にはできません。
赤ちゃんの耳抜き法としては、授乳をする、飲み物を飲ませる、食べものが食べられる月齢であればラムネなどおやつを食べさせるのもおすすめですよ。
赤ちゃんと一緒に新幹線に乗るときのコツ
新幹線は当日に乗車券を購入すれば乗ることはできます。ただ、赤ちゃん連れの場合には事前に席の確保をしておくことをおすすめします。
予約がない場合、混雑状況によっては目的地まで立ちっぱなしで乗らなくてはいけないこともあります。また、席を選ぶときチェックしておきたいのがベビーベッドつきのトイレが近くにあるかどうかです。
何度かはおむつ替えをすることになると思いますので、ベビーベッドがないとその都度不安定な車両内を移動することになります。発券時に、赤ちゃん連れということを相談するとおすすめの席を案内してくれることもありますので一度相談してみるのもよいですね。
宿泊先で気をつけたいこと
和室の場合には、大きな机があることが多いですよね。つかまり立ちやハイハイをする際に机の角で頭や顔をぶつけてケガをする可能性がありますので目を離さないようにしましょう。
また、お湯の入ったポットも低い位置に置かれていることがあります。お湯が体にかかって大やけどをしてしまう危険もあるため、手の届かない位置に移動させましょう。
そして、2階以上の階では、窓の鍵が完全にかかっているかチェックしましょう。景色を楽しむために大きな窓があることが多いので、赤ちゃんが身を乗り出してしまうと転落の恐れがあり大変危険です。
災害時のトラブルにも備えておこう
赤ちゃん用の防災セットを用意しておく
赤ちゃんの頭を守るための防災頭巾もしくは帽子、抱っこ紐や着替えを用意しておきましょう。普段使っている抱っこ紐を避難時に使うのもよいですが、急いで避難するときに忘れずに手に取れる場所へ置いておきたいですね。
防災セットに入れた着替えは、定期的にチェックしてサイズアウトしていないか確認しましょう。おむつも同様に、定期的にチェックしないとサイズが合わなくなっている可能性もあります。お尻ふきは体をふくのにも利用できるので、防災セットに入れておくとマルチに活躍します。
あると便利な赤ちゃん向けのグッズ
母乳育児の場合、ミルクは不要かもしれませんが、災害のショックでママの母乳の量が減ったり、止まったりする可能性も考えられます。赤ちゃんが困らないよう、やはりミルクと哺乳瓶のセットは常備しておくようにしましょう。
避難所にいると赤ちゃんがいつもとは違う雰囲気にびっくりしてぐずることもあります。赤ちゃんをあやすためのおもちゃがあるとよいですね。ほかにもどこかに閉じ込められたときなど、ママが救助を呼べるよう、ホイッスルがあると便利です。防災セットの片隅に入れておいてくださいね。
避難場所と経路を確認しておく
住んでいる建物はどれぐらいの災害に耐えられるのか、地盤はしっかりしているのかについても調べて知っておくとよいですね。
避難場所へ行く場合は、どの経路なら赤ちゃんを抱っこしまま移動しやすいのか散歩がてらチェックしておきましょう。パパと一緒に避難経路をみておけば、万が一はぐれたときにもお互い探しやすくなります。
自宅周辺にいくつか避難場所がある場合は、万が一の場合はどこに行くのかパパと相談しておくと、はぐれたときも再会できるはずです。
日常生活にまつわるいろいろなトラブル
家の中の危険を取り除こう
家での赤ちゃんトラブルで多いのが誤飲です。小さな部品やたばこ、ボタン電池など、これらの危険なものを赤ちゃんが口にする事故が頻繁にあります。
まだ寝返りやハイハイしかできないからといってローテーブルなどの床から低い位置に置いてある場合には、すぐに手の届かない高い位置に移動させてください。赤ちゃんは予想外の動きをします。
ある日突然つかまり立ちをしたり、椅子に登ったりします。すると、手の届かなかった位置にも手が伸びる可能性があります。
ものによっては誤飲によって生死に関わる場合もありますので細心の注意を払いましょう。
犬や猫と一緒に生活する場合の注意点
ただ、新生児の間には少し注意が必要です。同じ部屋で過ごすことがNGということではありませんが、ベビーベッド内に犬や猫を入れることは避けた方がよいです。
犬や猫の排せつ物が何らかの形で体についた状態で、赤ちゃんに触れると感染症を引き起こす可能性もあり、衛生面でも気になりますよね。また、ジャンプした際に赤ちゃんの体の上に乗ってしまうこともあります。
新生児期の赤ちゃんは特に体がデリケートで少しの衝撃でもケガをする可能性もあります。十分に注意しましょう。
近隣トラブルを防ぐ泣き声対策
人によっては赤ちゃんの泣き声が苦手でなんとかしてと苦情を言われることもあるかもしれません。ひどい場合には近隣トラブルに発展することもありますので事前の対策が必要です。
自宅内での対策として、窓を閉める、防音カーテンをつける方法があります。窓が開いていると泣き声がダイレクトに外に聞こえてしまいます。窓と防音カーテンを閉めれば多少は緩和できますよ。
また、出産を終えた時点でご近所さんに挨拶をしておきましょう。ご迷惑をおかけするかもしれないと伝えておきましょう。
まとめ
どんなことに対してもトラブルを未然に防ぐには事前のリサーチや対策法を考えておくことが大切です。なんとなくでも情報が頭に入っていれば、緊急時にパニックになってしまうことも避けられますよ。
大切な赤ちゃんだからこそ、パパとママで力を合わせてしっかりと守ってあげてくださいね。