子どもの甘え泣きは成長の過程!上手な対処法と甘えを受け入れる効果
子どもがいつまでたっても泣いてばかりで、お困りのママはいませんか?もしかしたらそれは、甘え泣きかもしれません。子どもは多くの感情を泣いて伝えますが、甘えたいときに泣くこともあるのです。甘え泣きでお悩みのママのために、こちらでは甘え泣きについてや、対処法をご紹介いたします。ぜひ参考にしてくださいね。
子どもの甘え泣きってどんなもの?
寂しいときや甘えたいときにする「嘘泣き」
さっきまでニコニコ笑顔だったのに…と、思い様子を見に行くと、ピタッと泣き止む、これが続くようでしたら、子どもが甘え泣きをしている可能性があります。
甘え泣きは言葉のとおり、子どもが寂しさを感じていたり、ママにそばにいて欲しい気持ちだったりと、甘えたいときにする「嘘泣き」のことです。「嘘泣き」ですので、声は泣き声ですが、涙が出ていません。
ほとんどの甘え泣きは、ママがそばに行ったり、ママの顔を見たりすることで泣き止みます。ときにはママがパパとお話ししているだけで、泣く場合があります。
甘え泣きのピークは生後10~18カ月
子どもが自分の欲求以外で泣くことが減ってきて、ママとしてはやっと落ち着ける日々がやってきたと思うのもつかの間に、今度は甘え泣きの時期がやってきます。
甘え泣きはおよそ生後6カ月くらいから始まり、ピークは生後10~18カ月となります。生後10カ月くらいの子どもは、体格もしっかりとし始め、子ども特有のおしゃべりが上手になるなど、目覚ましく成長していきます。
体の成長に合わせて、心も発達していきます。甘え泣きは、成長の表れともいえますね。
甘え泣きと本気泣きの見分け方
多くの場合が、「ぎゃーん」と大声を出して泣きわめき、自分の要求が終わるまで泣き続けます。涙を流す子どもも多く、ママとしては早く泣き止ませないと、という気持ちで焦ってしまいますよね。
甘え泣きのときは、ママに甘えたいという気持ちが、強く表れている泣き方です。弱々しい声で、「ふえーん」と泣き出し、ぐずったりする場合もあります。
甘え泣きは、ママを見ると泣き止むことが多いので、本気泣きとはまったく異なります。寂しさから泣くことも甘え泣きの一つですので、ママが声をかけることで、泣き止んだりします。
子どもが甘え泣きしたときの対処法
叱らずに甘えたい気持ちを受け入れよう
甘え泣きは、子どもが純粋にママを求めているときに、発生する行為です。ママに気づいて欲しい、ママが離れて寂しい…子どもはいつだって、ママのことが大好きなのです。甘え泣きは、今しかない、ママと子どものための時間ですから、子どもの気持ちを受け入れてくださいね。
甘え泣きを叱って注意することで、子どもはママに拒絶されたと思ってしまい、心が傷つきママとの信頼関係が崩れることがあるかもしれません。ストレスになる可能性もあるので、ママは気をつけてくださいね。
自分でできることでも一緒に手伝って
歯を磨くこと、くつを履くこと、おもちゃを片付けること、単純なことほど甘え泣きをして、ママを困らせてくるかもしれません。毎回注意することで、ママも疲れを感じてしまいますよね。
この甘え泣きは、頑張る毎日から息抜きをしたい、という子どもの気持ちの表れです。子どもは毎日が学びの日々です。ママから教わることや、保育園や幼稚園で学ぶこと、成長するためにいつだって勉強しています。
子どもにとって、ママは一番甘えることができる存在です。ときには子どもの甘え泣きを認めて、子どもができることでも、一緒に手伝ってあげましょう。
下の子へのやきもち対策にスキンシップを
下の子へのやきもち対策として、上の子とはできるだけ、たくさんスキンシップを取るとよいですよ。このときのスキンシップは、下の子をパパや家族に見てもらって、上の子とママだけで取りましょう。
ママがそばにいる、ママが自分を見てくれている、という安心感から、甘え泣きが治まる傾向があります。
子どもの気持ちを理解することで、甘え泣きを解消させ、子どもとの関係をより一層深いものにしたいですね。