帰宅時間の遅い共働きの家庭。負担を減らす工夫や実践方法をご紹介
どうしても帰宅時間が遅くなる共働き家庭において、家事・育児・仕事の負担をいかに軽くするかは永遠のテーマですよね。毎日の忙しさに追われて行き詰まってしまう前に、少しでも家事や育児の負担を減らすことはできないものでしょうか。その解決方法を考え、ご紹介していきます。
帰宅時間の遅い共働きママの悩みごと
毎日忙しく追われている
そこに加えて仕事をしているママは、朝は保育園へ持っていくものの準備や送迎、帰宅後は食事の世話や寝かしつけなど、さらに効率よくこなしていかなければなりません。パパが多忙で協力が得られない、両実家が遠くて頼れる人が身近にいない、というワンオペ育児のママであればなおさら、ストレスのたまる毎日ですよね。
ママ自身が趣味を楽しんだりゆっくり本や映画をみたりする余裕もないほど、常に時間に追われているという共働きママは少なくないのです。
仕事も家事も子育ても手がまわらない
帰宅後に晩ごはんをつくる余裕がないからと朝はやく起きて夕食の下ごしらえをしたり、子どもの寝かしつけを終えてから持ち帰った仕事をこなしたりするなど、自分の時間を犠牲にしてやりくりしているママは少なくありません。
しかしそれだけの努力をして仕事を続けていても、保育園のお迎えや子どもの体調不良のために仕事を中途半端に切り上げなければならないことも多く、集中して仕事に打ち込めないこともあるでしょう。共働き家庭において、すべての物事をママ一人でこなすことは無理があるのです。
家事や育児にパパのサポートが欲しい
しかし多くの共働き家庭において、家事や育児の負担割合はママに集中しているというケースが少なくありません。「ママの方が帰宅時間が早い」「パパが出張などで不在がち」といった理由から、ママ1人でこなしていることが多いのです。
「イクメンパパ」という言葉があるように、比較的家事や育児に協力的な男性が増えてきたとはいえ、「やってほしいことを手伝ってくれない」「家事や育児に加えて、仕事までやっていることへのいたわりや感謝の気持ちが感じられない」と、パパのサポート不足を嘆いているママは多くいるのです。
共働きで帰宅時間が遅いなら意識してみよう
帰宅時間の遅い共働き家庭の子どもへの影響
どうしても帰宅時間が遅くなる共働き家庭において、寝かしつけまでの限られた時間の中で、さまざまな家事をこなさなければならないママは心の余裕がなくなりがち。「子どもの心に悪影響を及ぼすのではないだろうか」と不安になることもありますよね。
子どもと過ごせる時間は少なくても、毎日5分間は子どもの話に耳をかたむけ、「ママはあなたが大好きよ」と言葉や態度で愛情を伝えていけば大丈夫ですよ。
夫婦の間の報告、連絡、相談をしっかりと!
ママ自身が笑顔で楽しく子育てをするためにも、不満を抱えたままでいるのはよくありません。「家族みんなが笑顔で毎日を過ごせるようにする」ためには、夫婦で互いに意見を出し合い、小さな問題も一つ一つ解決して乗り越えていくことが大切です。
保育園に預けているお子さんが熱を出したときなどでも、決してママ1人で解決しようとせず、「熱が出たみたい」「しばらくお休みさせないと」「いつなら会社休める?」と夫婦で報告、連絡、相談をしながら乗り切っていくことが大切ですよ。
時間管理を意識してみよう
1.優先順位を決める
限られた時間の中で、すべてのことをこなすことは難しいですよね。やるべきことを緊急性の高い順に予定に組み込みましょう。
2.予定を立てる
その日やるべきことをTo Do Listに箇条書きで書きだし、その後に時間軸に沿って優先順位をつけながら順序を決めていきます。毎日の予定と同様に、一週間単位や1カ月単位の予定も立てておくと先の見通しが持ちやすいですよ。
3.予定をシンプルにする
一度予定表を見返してみて、不必要な予定があれば減らしましょう。