ママ美容師が開業するメリットとは？経営スタイルや成功する秘訣

2019,11,11 更新

売りになるライバル店との違いを見つける

全国の美容院数はコンビニよりも多いために、競争が激しいという現実があります。そのような中で成功するには、近隣のライバル店との違いを打ち出すのも秘訣の一つですよ。

たとえば医療施設が多い地域のあるサロンでは、忙しい看護師さんたちが手入れしやすいショートカットを「売り」にしました。するとそれが評判になり夜勤があるお客様からの要望で早朝のカットを始めると、さらにお客様が増えて繁盛店になったそうです。

予約制をなくし、完全にマンツーマンの接客をしたことで成功したサロンもありますよ。そのサロンは満足度の高い接客が受けられると人気になりましたが、よい接客だけにとどまらず、技術の勉強を熱心にすることにより高い技術力に対する評判も得ていますよ。

ママならではの気遣いができることが大切

ママ美容師は育児中のお客様に施術しながら育児の悩みなどを聞いて共感ができます。ときには自分の体験も話すと、お客様は安心したり喜んだりしてくれますよね。

さらに内装やインテリアでリラックスできる空間を作れば、忙しい育児中のお客様の満足感は高まります。また、キッズスペースを作るなどしてママ向けのサロンを目指すこともできます。

美容師は技術とともにお客様への気遣いも大切ですが、ママ美容師ならではの細やかな気遣いから思いつくアイデアは多いです。そのアイデアでほかのサロンとの差別化ができるかもしれませんよね。

美容師を雇う場合、ママ美容師に依頼するのも一つの方法です。育児中の大変さを共有し助け合いながら働くことができるメリットがありますよ。

まとめ

ママ美容師が開業するメリットは育児と仕事を両立しやすいことや、軌道に乗れば効率よく収入を得られることです。ただ、資金繰りに責任を負ったり簡単には休めなかったりするデメリットがありますよ。

開業には個人経営と共同経営、フランチャイズへの加盟の三つのスタイルがあります。ご自身の経営方針や性格に合った方法を選べるとよいですね。

ママ美容師が開業して成功するためには子どもを通じてできたつながりを大切にしたり、ママならではの気遣いを活かしてほかのサロンとの差別化をはかったりするとよいかもしれませんね。