ワーキングマザーが働く理由とは?ママの悩みや先輩ママに学ぶこと
日本では働くママの割合が70%を超えたそうです。パートなどの非正規雇用も含まれた割合ですが、かなりのママが仕事をしながら子育てをしているようですね。それでは、ワーキングマザーの働く理由はいったいどんなものなのでしょうか。先輩ママの体験も交えてご紹介します。
ワーキングマザーを選択した理由と悩み
働く理由に悩むママは珍しくない
慌ただしい日々で子どもと過ごす時間が少ない、頑張って仕事をしているのに子どもの急病で休まなくてはいけないなど、ママとしての立場と労働者としての立場の間で揺れ動いてしまい「本当にこれでいいのか?」と悩むことも。
経済的な理由で仕事をしているママも、ママの収入からママが仕事をするために支払う子どもの保育料を引くとほとんど残らず、仕事をする意味について考えてしまうこともあります。
働くことを選んだ理由はママによって様々
経済的な理由もママが働く大きな理由です。パパとママに収入があることで経済的に余裕ができ、マイホームの購入や教育費のための貯蓄がしやすくなります。ほかにも、社会と繋がることで安心感が得られる、「ママ」以外の時間を持てることで自分を肯定できると感じるママも多いようです。
働くことを選んだ理由はママによって色々ですが、様々な感情や状況が重なって仕事への後押しになっていることも考えられます。「なんで働くの?」と自問自答するママの答えが一つではないことも、悩みを複雑にしてしまうのかもしれませんね。
ワーキングマザーのメリットとデメリット
反対に子どもと過ごす時間が少なくなったり家事に費やす時間が短くなったりすることで、ママとして不甲斐ないと感じることもありますね。家事、育児、仕事と三つの役割を完璧にこなそうとすることで疲れ切ってしまうこともあります。
ワーキングマザーといっても働き方も様々、置かれた状況も様々なのでみんなが同じ気持ちであるとは限りませんが、メリットとデメリットはそのままワーキングマザーと専業主婦で逆転するもののようです。
働く理由に悩んだときにやりたいこと
仕事で得られるものと失うものを考える
メリット、デメリットでも挙げたように、お金のために働いているママだけではないはずです。もし、仕事を辞めたとしたら何が手に入り、何を失うのか冷静に判断してみてください。その二つを天秤にかけて、やっぱり働こうとなるのか辞めた方がよいとなるかはママ次第です。
大切なものは人それぞれ違いますので、今一番大事にしていることを優先してみましょう。子どもはいつか大きくなり、育児の負担は小さくなっていきます。この間を子どもと楽しむか、仕事をして自分を磨くか、どちらも間違いではないはずです。
家事や育児への理想を見直す
こうした葛藤がママを追い詰めて、ストレスがたまる原因になってしまいがちです。仕事は与えられたタスクがあり、目標も仕事量も明確ですが、育児や家事にそれはありません。家事や育児に終わりはなく、やろうと思えばいくらでもできますが、それはママの裁量でいくらでもどうにでもなるものです。
家事や育児への理想を少し低く設定し直すだけでも、肩の力が抜けて気持ちが楽になりますよ。
自分が本当に叶えたい人生を考える
しかし、人生は一度きりなので迷っている暇はありません。子どもはどんどん大きくなり、そのうちに育児の必要性がなくなることを忘れてはいないでしょうか。今つらくてもこの状況は一生続くものではありません。
人生を長いスパンで考えて、自分の思い描いた将来にするためには今何をするべきか考えてみてくださいね。ママの人生に正解も間違いもありません。自信を持って未来に進んでいきましょう。
先輩ワーキングマザーから学びたいこと
モチベーションを維持する方法
目標があればそこに向かって努力をすることも難しくなくなります。先輩ワーキングママで多かったのは、やはり子どもに関するモチベーションアップの方法でした。ママが働くことで家計に余裕ができ、テーマパークに行ったり美味しいものを食べに行ったりすることができる、そこで子どもの笑顔を見るとまた頑張ろうと思えるそうです。
働いている分子どもと離れる時間が長くなりますが、保育園に迎えに行ったときに見られる子どもの嬉しそうな表情に癒され、働く原動力になったというママもたくさんいますよ。