共働き世帯の年間貯金額を知りたい!年代別の平均収入額や貯金法
お金の話は仲よしの友だち同士でもちょっと聞きにくいですよね。一般的な共働き世帯では、年間どのくらいの金額を貯金しているのかをご紹介します。さらに共働き世帯の平均的な収入金額や、共働きだからこその出費、さらに上手な貯金方法のコツをご紹介します。
年代別に見る共働きの収入と貯蓄額は?
共働き世帯の平均的な収入額
20~50代と幅広い年代の平均値なので、平均よりも自分の家庭の収入は低いと思ってしまうママもいるかもしれませんね。もう少し詳しく、年代別の平均的な世帯年収もご紹介します。
29歳以下:月収360,256円(年収4,324,272円)
30~39歳:月収466,502円(年収5,598,024円)
40~49歳:月収539,920円(年収6,479,040円)
50~59歳:月収594,786円(年収7,137,432円)
年齢が上がるにつれ収入は増えています。
共働き世帯の平均的な貯蓄額
29歳以下:3,070,869円
30~39歳:3,970,031円
40~49歳:4,360,505円
50~59歳:4,660,459円
こちらも年齢が上がるにつれ貯蓄額が増えています。
別の調査の貯蓄額の平均もご紹介します。総務省「平成26年全国消費実態調査」から、生計をともにする家族の人数別共働き世帯の預貯金額平均です。
2人家族:3,140,567円
3人家族:3,430,898円
4人家族:3,390,046円
5人家族:3,880,987円
家族が多いほど貯蓄額は多くなっています。
必要な収支バランスを考えて貯金をしよう
年収で5,000,000円前後の収入を得ている子どもがいる共働き世帯の場合、毎月60,000円ほどの貯金ができていて、中には月100,000円ほどの貯金ができている世帯もあります。年間では720,000~1,200,000円の貯金ができているということになります。
ただ、毎月100,000円の貯金は、よほど節約をして、貯金が趣味といった方々でなければ難しくなります。家庭に合った収支のバランスを考えて、無理のない範囲での貯金をしましょう。
ママも気になる共働きのあるあるな出費とは
自分に使うお金が多くなる場合も
仕事に行くためのスーツやバッグ、靴などを購入したり、仕事関係の方とのお付き合いで使うお金も必要だったりします。パパだけが働いているママに比べると、「自分で働いて稼いだ自分のお金」という意識が働くため、自分のために使うことに罪悪感が少なくなり、気が付いたら出費が増えていることもあります。
働いていないママなら、子どものお昼ごはんの支度といっしょに、自分のお昼ごはんも家にあるもので作って済ませる方は多いですよね。ですが働くママはランチを食べに出かけたり、仕事の合間でついコーヒーを購入して飲んだり、おやつを購入していたり、細かな出費が増えます。
子どもにかかる教育費が増える
認可保育園に預けられず認可外保育園に預けるとなれば、もっと保育料は高額になっていきます。
子どもが小学校に上がった後も、低学年の間は1人でのお留守番は心配なので、学童保育に預けたり、習いごとを増やしたりして、できるだけ家で子どもだけで過ごす時間を減らしたいと考えるママも多くいます。
保育料は子どもの年齢が上がれば少し安くなることがありますが、教育費は子どもの年齢とともに右肩上がりになることが多くなります。
時間のゆとりがなく食費や外食費が増える
あらかじめ食材を食べやすくカットし、後はフライパンで焼いたり炒めたりするだけで済んでしまう、食材宅配サービスなどを利用する働くママも多くいるようです。今日は疲れたから、という理由で外食がつい増えてしまう傾向もあります。
タイムセールを狙い安く食材を購入してきたり、あらかじめレシピを決めて必要なものだけ購入したりするママにくらべると、働くママの場合、食費が1.2~1.5倍程度高く、中には2倍以上かかっていることもあります。さらに外食費も多く、食べものにかかる費用が増えやすくなるといえるでしょう。
共働き世帯での上手な貯金法のコツを知ろう
子どもが小さいうちに貯金しよう
さらに遊びに行ったときの入園料や交通費など、子どもが小さいうちならかからない費用が小学生になるとかかってきます。子どもが小さいうちの方が、貯金はしやすいといえるでしょう。
子どもが小さいうちにあらかじめ貯金をする習慣をつけておくことで、子どもが成長して出費が増えた場合でも、貯金をするという意識が持ち続けやすいという面もあります。貯金癖をつけるためにも、子どもが小さいうちにできるだけ貯金をしていきましょう。